パナソニック、ノイズキャンセリング機能「騒音キラー」搭載のD-snapとD-dock新モデルを発売

松下電器産業（株）は、“D-snap”と“ D-dock”の新モデルとアクセサリーを9月8日に発売する。今回発売する製品の詳細は以下のとおり。

■デジタルオーディオプレーヤー“D-snap”
・SV-SD800N　￥OPEN（予想実売価格20,000円前後）
カラー：ブルー／シルバー／ピンク

・SV-SD400V　￥OPEN（予想実売価格16,000円前後）
カラー：ホワイト／ブルー／ピンク／イエロー

SD800Nはノイズキャンセリング機能のついた密閉型インサイドホンを付属。マイクが集めた周囲の騒音の波形を分析、逆位相の波形の音を送ることでノイズを低減する、世界初の「騒音キラー」機能を搭載している。本機能はON/OFFの選択が可能。さらに、周囲の音をインサイドホンから聴けるモニターモードも搭載している。

SD400Vは密閉型のカナル型イヤホンを付属しており、耳孔にフィットし音漏れしづらい設計になっているという。

両製品とも対応するオーディオフォーマットはAAC、WMA、MP3。記録媒体にはSDメモリーカードを使用しており、SDHCに対応している。ミニコンポ「D-dock」とドッキングすることで、急速充電やD-snapで聴いていた曲の続きを再生することも可能だ。

音声回路は「D.SOUNDエンジン」を搭載。デジタルアンプと、圧縮音声の高域部を補完する「リ.マスター」、4つのイコライザーと4つの音質効果をクロスミックスし、好みに合わせたサウンドが楽しめる「パーソナルサラウンド」などの機能をスーパー1チップLSIに搭載している。

また、サビ部分を約20秒ずつメドレー再生する「ザッピング再生」機能を搭載。「ミュージックサーチ」ボタンを押すだけで、SDカードの曲の更新内容を簡単にチェックすることができる。さらに曲を聴きながら一押しでお気に入り登録し、一覧表にして確認できる「MARK」ボタンも採用。さらに、PC音楽録音ソフト「SD-Jukebox Ver.6.0LE」が付属しており、PCとの連動性を高めるほか、海外対応のFMステレオチューナーも搭載している。


■SDステレオシステム“D-dock”
・SC-SX450　￥OPEN（予想実売価格65,000円前後）
カラー：シルバー／ホワイト

・SC-SX850　￥OPEN（予想実売価格80,000円前後）
カラー：シルバー

内蔵HDDはSC-SX450が80GB、SC-SX850が160GB。再生可能ディスクはCD、CD-R/RW、対応オーディオフォーマットはCD-DA/WMA/MP3。リニアPCM録音にも対応する。

CDからHDDへの最大12倍速の録音、HDDからCDへの最大16倍速の転送が可能。また、Gracenoteデータベースから抜粋した約35万アルバムのタイトル情報がHDDに内蔵されており、自動的に楽曲のタイトル情報を取得することができる。さらに、MDやカセットテープ、レコードなどからHDDへアナログ録音した楽曲の波形を読み込み、データベース内の情報と照合することによってタイトルを自動入力できる新機能「曲タイトル取得」機能も搭載している。

また、SDカードにあらかじめ「アーティスト」「新曲」などのテーマを設定しておくと、テーマに沿った曲目をワンタッチで転送することができる。曲順をランダムにしたり、転送するプレイリストの再生時間指定も可能だ。

SX450は高効率のデジタルアンプを採用。SX850は低域と高域を別々のアンプで駆動させる「ハイブリッド・デジタル・バイアンプ」を採用している。それぞれウーファーにはPPマイカグラファイト振動板を使用しており、大音量でもノイズの少ないクリアな低域を実現するという。また、ユニットのエッジ部分には凸型と凹型を組み合わせる構造の「プッシュプルエッジ」を採用することで、空気の動きを均等にして音の歪みを低減させたという。

圧縮音源の高音域を補完する「コンプレッション デジタル リ.マスター」、AACフォーマット時に失われた高音域を補完する「AAC リ.マスター」を搭載している。また「H.BASS」回路により低域部分を仮想再生することで低音域が強化されている。

その他、曲の印象を7種類に自動分類し、気分に合わせて楽しめる「印象再生」機能やサビをメドレー再生する「ザッピング」機能、留守録タイマーやお目覚めタイマーなどの機能も搭載している。


●D-snap　別売アクセサリー

■アクティブスピーカー RP-SP350　￥OPEN（予想実売価格10,000円前後）

6.5cmPPマイカ振動板を採用したフルレンジスピーカー。左右独立構造のキャビネットと、屈曲型のエアロストリームバスレフポートを採用している。D-snapとドッキングすることで、急速充電や続きからの再生が楽しめる。後述する「SH-FX550」を外部入力端子に接続することで、携帯電話やPCなどの音楽をワイヤレスで楽しむこともできる。

■ストラップキット RP-WA5　￥OPEN（予想実売価格1,000円前後）

「アジャスター付きロングストラップ」で、好みの長さに調整したり、「スナップ付き本革ショートストラップ」でバッグやベルトに付けたり、「バックル式取り付け紐」でプレーヤーに結んだままで簡単にストラップの取り替えができる。

■ホルダーキット RP-SB400　￥OPEN（予想実売価格3,000円前後）

その日のスタイルに合わせて変えられる、ストラップとクリップの2WAY仕様。プレーヤーを簡単にスライド装着でき、カード交換やボタン操作も可能だ。

■ワイヤレス・オーディオキット SH-FX550　￥OPEN（予想実売価格20,000円前後）　10月10日発売

Bluetoothオーディオプロファイルに対応。Bluetooth内蔵の携帯電話やパソコンに録音された音楽を再生してD-dockにつないで受信したり、D-dockで録音・再生したりすることができる。

【問い合わせ先】
パナソニック
お客様ご相談センター
TEL/0120-878-365

（Phile-web編集部）