ソリッドアコースティックス、12面体スピーカーのフラグシップ「#1019」を発売
本システムは真空管とデジタルのハイブリッド・プリメインアンプと2本の12面体スピーカー、同社独自開発のサブウーファーからなる。2003年に発売した「#1019」の12面体スピーカーのクオリティはそのままに、システム構成やアンプ部への新機能追加により、ラインナップの最上位機種として新たに登場するモデルだ。
スピーカーは正12面体の各面に1個のフルレンジユニットを搭載。クリアなサウンドを360度に放射し、リスニングルームのすみずみに豊かなサウンドを広げる。筐体にはステンレスを使用しているほか、ユニットには高性能磁性体ネオジウムをダブルで使用する。防磁型としており、薄型テレビとの近接設置にも対応する。
専用プリメインアンプは、プリ段に真空管「12AU7」を採用、パワー段にデジタルアンプを採用するハイブリッド構造をとる。12面体スピーカーとの組み合わせにより、個性あるサウンドを楽しむことができる。
多様なシステムにも対応できるようインプットセレクターを搭載し、好みのシステムに合わせたリスニングスタイルの構築も可能だ。イコライザーのON/OFFスイッチも増設され、使用するスピーカーに合わせた切り替えが行える。
専用サブウーファーは同社独自開発の“AKIM”「SA-SW100」(関連ニュース)をパッケージする。アンプ部にはサブウーファー端子を新しく増設し、2.1ch再生に対応している。全帯域に豊かな再生能力を実現した。サブウーファーはキャビネットの内部に20cmユニットを搭載したケルトン方式を採用。キャビネットの底にあるバスレフポートと、キャビネットの内容積で作られる音響的なバンドバスフィルターが低音帯域のみを再生するように働き、コーンの分割振動などで発生する高調波歪をカットし、歪みの少ない低音再生を実現している。
【問い合わせ先】
(株)ソリッドアコースティックス
TEL/03-5427-6038
(Phile-web編集部)