ソニー、電池回収やPS3値下げで2006年度業績予想を下方修正
ソニーは、今年7月に発表した2006年度の連結業績見通しを下方修正した。
売上高の見通しは8兆2,300億円で、前回予想と変わらないが、営業利益は1,300億円から500億円へ、約800億円の大幅な下方修正を行った。
今回の下方修正は、デルやアップル、レノボなどのノートPCに搭載された同社製リチウムイオン電池の回収費用や、自主交換プラグラムに、約510億円の引き当てを行うことが主な理由。
また、「プレイステーション3」の販売価格を当初予定より大幅に引き下げたことや、PSPの売り上げや利益が当初計画を下回ることも見通し修正の理由に挙げている。
なお同社では、「エレクトロニクス事業全般としては、今後の成長を牽引する液晶テレビ、デジタルカメラなどのデジタルイメージング機器でヒット商品も続き、業績は順調に回復している」と説明。
またPS3についても、「2006年度は損失計上を見込んでいるが、11月の日本および北米、2007年3月の欧州への導入を着実に行うことで、全世界的なプラットフォームとしての展開・拡大が期待でき、2007年度は大幅な利益改善を実現できる」としている。
(Phile-web編集部)
売上高の見通しは8兆2,300億円で、前回予想と変わらないが、営業利益は1,300億円から500億円へ、約800億円の大幅な下方修正を行った。
今回の下方修正は、デルやアップル、レノボなどのノートPCに搭載された同社製リチウムイオン電池の回収費用や、自主交換プラグラムに、約510億円の引き当てを行うことが主な理由。
また、「プレイステーション3」の販売価格を当初予定より大幅に引き下げたことや、PSPの売り上げや利益が当初計画を下回ることも見通し修正の理由に挙げている。
なお同社では、「エレクトロニクス事業全般としては、今後の成長を牽引する液晶テレビ、デジタルカメラなどのデジタルイメージング機器でヒット商品も続き、業績は順調に回復している」と説明。
またPS3についても、「2006年度は損失計上を見込んでいるが、11月の日本および北米、2007年3月の欧州への導入を着実に行うことで、全世界的なプラットフォームとしての展開・拡大が期待でき、2007年度は大幅な利益改善を実現できる」としている。
(Phile-web編集部)