シャープ、BDプレーヤー内蔵サラウンドアンプ採用のシアターシステムなど“AQUOSオーディオ”を発売
シャープ(株)は、「AQUOSファミリンク」に対応したサラウンドシステムとして、BDプレーヤーとサラウンドアンプを一体化し、7.1chのスピーカーをパッケージにした「BD-MPC70」と、2.1chスピーカーを内蔵したAVラック「AN-ACR1」ならびに「AN-ACS1」を発売する。
■BD-MPC70 1,050,000円(税込) 6月25日発売(受注生産)
Blu-ray Discプレーヤーを内蔵した7.1chサラウンドアンプ、スピーカー7本、サブウーファー1本をセットにした受注生産のホームシアターシステム。AQUOSファミリンクに対応しており、液晶テレビ“AQUOS”とHDMI接続することで、テレビとの連動動作が可能だ。
BDプレーヤー部は、BDビデオ(BD-ROM)、BD-RE/-Rのほか、各種DVD、CDの再生に対応。BD-RE/-Rはともに1層のみに対応する。「1080p対応画像エンジン」を搭載しており、HDMI端子より1080pの映像出力が可能だ。HDMIのバージョンは1.3になる予定だという(同社説明員)。
次世代オーディオフォーマットに関しては、ドルビーデジタルプラス、ドルビーTrueHD、DTS-HDのデコードに対応するが、先日発表されたBDプレーヤー「BD-HP1」と同様、ドルビーTrueHDは2ch出力、DTS-HDは5.1chのコアストリーム部分のみの再生となる場合がある。
アンプ部は、同社ステレオアンプ「SM-SX300-H」(製品データベース)と同様の11.2MHz“1ビット・デジタルアンプ”を採用。CDの256倍となる11.2MHz超高速スイッチングで1ビット信号を増幅することにより、音の立ち上がりスピードや滑らかさをより高品位に再現することが可能だという。電源回路は安定した電力増幅を実現するため、大型EIコアトランス2個と大容量15,000μFのブロックコンデンサーを4本使用。システム用電源と完全に独立したオーディオ専用電源を持つことで、各回路間の干渉の影響を抑制している。
フロント、サラウンドのスピーカー4本には、タイムドメイン理論を採用した筒型スピーカーを新開発。10cmフルレンジスピーカーユニットを上向きに取り付け、音を同心円状に放射する技術を採用することで、スピーカー同士の相互干渉やネットワーク回路による再生音の位相ずれの抑制を実現するとともに、試聴エリアの拡大を実現している。また、スピーカーユニットの背面に鉄芯を固定し、ユニットフレームをゲル状のリングで支えるフローティング構造を採用することでキャビネットの不要な共振を排除している。
センタースピーカーとサラウンドバックスピーカーは、上記スピーカーと同じく新開発の10cmユニットを採用。筐体はコンパクトな球形キャビネットを採用している。
サブウーファーは、KEF社製を採用。250Wのデジタルアンプを内蔵し、250mm径のウーハーとパッシブコーンにより、量感ある重低音を再生可能だという。
音声回路にはバーブラウン社製DAコンバーターを採用。またDSPには、32bitフローティングピントタイプ/266MHzの高精度演算DSPを採用している。
部屋の特性に合わせたイコライジングを行うルームイコライザー機能には、Audyssey「Multi EQ XT」技術を採用。付属のマイクで部屋とスピーカーの特性や距離などをマルチポイントで測定し、演算処理を行うことで、周波数特性を補正しリスニングルーム全体を最適な音響環境に調整することが可能だ。
「ダイレクトサウンド」機能も搭載。音質調整回路をスルーさせることで、原音信号をそのまま再生することが可能となっている。
またAQUOSファミリンクに対応することで、AQUOSリモコンでの電源・音量・消音・音声切換・オフタイマーのコントロールを行うことができる。さらに本機には「新ファミリモコン」を付属しており、同リモコンでAQUOSの操作を行うこともできる。
■AN-ACR1 ¥OPEN(予想実売価格250,000円前後) 3月10日発売
■AN-ACS1 ¥OPEN(予想実売価格200,000円前後) 3月25日発売
AQUOS最上位のRシリーズにデザインマッチングを図り、ピアノブラック調のデザインを採用した2.1chスピーカー一体型AVラック。ACR1は52~65V型、ACS1は42~52V型との組み合わせを推奨している。
アンプ部には「BD-MPC70」と同様、11.2MHz“1ビット・デジタルアンプ”を採用し、高音質再生を実現している。
入力端子はHDMI1系統、光デジタル2系統、アナログ音声1系統を装備。HDMIケーブルでAQUOSと接続することで、AQUOSリモコンでの電源・音量・消音・音声切換・オフタイマーのコントロールを行うことができる。また、地上デジタル放送やBSデジタル放送などの番組のジャンル情報にあわせて自動的にサウンドモードを切り換える機能を搭載。ニュースや映画、音楽など、それぞれに最適な8種類のサウンドモードを用意している。
サラウンドデコーダーは、ドルビーデジタル、ドルビープロロジックII、DTS、AACなどを搭載している。
また本機は、フロントサラウンド再生が可能な「ドルビーバーチャルスピーカー」と「Audistry」の2つの機能を搭載。ドルビーバーチャルスピーカーにより5.1chや2chで入力された音声信号を演算し、2本のスピーカーとサブウーファーでサラウンド感のある音場再生を行うことができるほか、Audistryにより様々なサラウンド効果を楽しむことが可能だ。
2chのスピーカーは、10cmワイドレンジファーと2.5cmソフトドームトゥイーターによる2ウェイシステム。広いリスニングエリアを実現しており、音楽再生時のボーカルやニュース番組のアナウンスなども、センタースピーカー無しで、中抜け感の無い再生が楽しめるという。キャビネットには、高密度なMDF材を全周に採用している。
サブウーファーは、右の脚部に外向きに装備。約24リットルの大容量ボックスにより、16cmドライバーユニットの特性を活かした重低音再生が可能だという。
【問い合わせ先】
シャープ(株)
お客様相談センター
TEL/0120-001-251
(Phile-web編集部)
■BD-MPC70 1,050,000円(税込) 6月25日発売(受注生産)
Blu-ray Discプレーヤーを内蔵した7.1chサラウンドアンプ、スピーカー7本、サブウーファー1本をセットにした受注生産のホームシアターシステム。AQUOSファミリンクに対応しており、液晶テレビ“AQUOS”とHDMI接続することで、テレビとの連動動作が可能だ。
BDプレーヤー部は、BDビデオ(BD-ROM)、BD-RE/-Rのほか、各種DVD、CDの再生に対応。BD-RE/-Rはともに1層のみに対応する。「1080p対応画像エンジン」を搭載しており、HDMI端子より1080pの映像出力が可能だ。HDMIのバージョンは1.3になる予定だという(同社説明員)。
次世代オーディオフォーマットに関しては、ドルビーデジタルプラス、ドルビーTrueHD、DTS-HDのデコードに対応するが、先日発表されたBDプレーヤー「BD-HP1」と同様、ドルビーTrueHDは2ch出力、DTS-HDは5.1chのコアストリーム部分のみの再生となる場合がある。
アンプ部は、同社ステレオアンプ「SM-SX300-H」(製品データベース)と同様の11.2MHz“1ビット・デジタルアンプ”を採用。CDの256倍となる11.2MHz超高速スイッチングで1ビット信号を増幅することにより、音の立ち上がりスピードや滑らかさをより高品位に再現することが可能だという。電源回路は安定した電力増幅を実現するため、大型EIコアトランス2個と大容量15,000μFのブロックコンデンサーを4本使用。システム用電源と完全に独立したオーディオ専用電源を持つことで、各回路間の干渉の影響を抑制している。
フロント、サラウンドのスピーカー4本には、タイムドメイン理論を採用した筒型スピーカーを新開発。10cmフルレンジスピーカーユニットを上向きに取り付け、音を同心円状に放射する技術を採用することで、スピーカー同士の相互干渉やネットワーク回路による再生音の位相ずれの抑制を実現するとともに、試聴エリアの拡大を実現している。また、スピーカーユニットの背面に鉄芯を固定し、ユニットフレームをゲル状のリングで支えるフローティング構造を採用することでキャビネットの不要な共振を排除している。
センタースピーカーとサラウンドバックスピーカーは、上記スピーカーと同じく新開発の10cmユニットを採用。筐体はコンパクトな球形キャビネットを採用している。
サブウーファーは、KEF社製を採用。250Wのデジタルアンプを内蔵し、250mm径のウーハーとパッシブコーンにより、量感ある重低音を再生可能だという。
音声回路にはバーブラウン社製DAコンバーターを採用。またDSPには、32bitフローティングピントタイプ/266MHzの高精度演算DSPを採用している。
部屋の特性に合わせたイコライジングを行うルームイコライザー機能には、Audyssey「Multi EQ XT」技術を採用。付属のマイクで部屋とスピーカーの特性や距離などをマルチポイントで測定し、演算処理を行うことで、周波数特性を補正しリスニングルーム全体を最適な音響環境に調整することが可能だ。
「ダイレクトサウンド」機能も搭載。音質調整回路をスルーさせることで、原音信号をそのまま再生することが可能となっている。
またAQUOSファミリンクに対応することで、AQUOSリモコンでの電源・音量・消音・音声切換・オフタイマーのコントロールを行うことができる。さらに本機には「新ファミリモコン」を付属しており、同リモコンでAQUOSの操作を行うこともできる。
■AN-ACR1 ¥OPEN(予想実売価格250,000円前後) 3月10日発売
■AN-ACS1 ¥OPEN(予想実売価格200,000円前後) 3月25日発売
AQUOS最上位のRシリーズにデザインマッチングを図り、ピアノブラック調のデザインを採用した2.1chスピーカー一体型AVラック。ACR1は52~65V型、ACS1は42~52V型との組み合わせを推奨している。
アンプ部には「BD-MPC70」と同様、11.2MHz“1ビット・デジタルアンプ”を採用し、高音質再生を実現している。
入力端子はHDMI1系統、光デジタル2系統、アナログ音声1系統を装備。HDMIケーブルでAQUOSと接続することで、AQUOSリモコンでの電源・音量・消音・音声切換・オフタイマーのコントロールを行うことができる。また、地上デジタル放送やBSデジタル放送などの番組のジャンル情報にあわせて自動的にサウンドモードを切り換える機能を搭載。ニュースや映画、音楽など、それぞれに最適な8種類のサウンドモードを用意している。
サラウンドデコーダーは、ドルビーデジタル、ドルビープロロジックII、DTS、AACなどを搭載している。
また本機は、フロントサラウンド再生が可能な「ドルビーバーチャルスピーカー」と「Audistry」の2つの機能を搭載。ドルビーバーチャルスピーカーにより5.1chや2chで入力された音声信号を演算し、2本のスピーカーとサブウーファーでサラウンド感のある音場再生を行うことができるほか、Audistryにより様々なサラウンド効果を楽しむことが可能だ。
2chのスピーカーは、10cmワイドレンジファーと2.5cmソフトドームトゥイーターによる2ウェイシステム。広いリスニングエリアを実現しており、音楽再生時のボーカルやニュース番組のアナウンスなども、センタースピーカー無しで、中抜け感の無い再生が楽しめるという。キャビネットには、高密度なMDF材を全周に採用している。
サブウーファーは、右の脚部に外向きに装備。約24リットルの大容量ボックスにより、16cmドライバーユニットの特性を活かした重低音再生が可能だという。
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シャープ(株)
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TEL/0120-001-251
(Phile-web編集部)