パイオニア、ナビ・地デジ性能を強化した“カロッツェリア サイバーナビ”など16製品を発売
パイオニア(株)は、地デジチューナーを搭載した最上位モデルをはじめ、“スマートループ”によりナビ性能を高めた“カロッツェリア”新製品を5月下旬より順次発売する。
今回発売するのは、カーナビ“サイバーナビ”8機種と“HDD楽ナビ”2機種、テレビチューナー3機種、カーDVD 3機種。メーカーとユーザー、ユーザー同士が情報を共有できる“スマートループ”の性能を向上したのが大きな特徴だ。また、地デジ対応製品に関しては、受信性能を高める新技術が盛り込まれている。
■カロッツェリア サイバーナビ
<地デジモデル>
AVIC-VH099MDG 409,500円(税込) 5月下旬発売
AVIC-VH099G 388,500円(税込) 5月下旬発売
AVIC-ZH099G 346,500円(税込) 5月下旬発売
<1D+1Dメインユニットタイプ>
AVIC-VH099MD 336,000円(税込) 5月下旬発売
AVIC-VH099 315,000円(税込) 5月下旬発売
<2Dメインユニットタイプ>
AVIC-ZH099 273,000円(税込) 5月下旬発売
<オンダッシュTV付1Dソースユニットタイプ
AVIC-XH099 283,500円(税込) 6月上旬発売
<1Dソースユニットタイプ>
AVIC-H099 210,000円(税込) 5月下旬発売
カロッツェリア サイバーナビは、“スマートループ”の採用により携帯電話やインターネットから交通情報を取得することが可能。複数のユーザーが蓄積した情報を共有することで、より正確なナビゲーションを実現する。
「スマートループ渋滞情報」は、携帯電話の通信機能を利用し、VICS情報が配信されていない道路の渋滞情報を配信する機能。全国の登録ユーザーから携帯電話を使って走行履歴を収集する「リアルタイムプローブ」と、2006年モデルで導入した「蓄積型プローブ」の両方から寄せられた情報をもとに渋滞情報を生成し配信する。
「スマートループ ドットログ」は、スマートループ参加者がブログを使って地点情報などを配信可能な新機能。他のユーザーは、サイバーナビのHDD部をPCに接続することでブログ上の情報をダウンロードし、カーナビに新たな情報を追加していくことが可能だ。
音楽再生機能としては、HDDに収録した大量の楽曲を手軽に楽しむことができるランダム再生機能に、ユーザーの意思を反映させることが可能な「リンクゲートプレイ」を搭載。好みの曲の属性を選択することで、同じ属性の曲を自動でリストアップして再生することができる。
地デジチューナー搭載モデルは、受信性能を向上した。最上位モデルでは4チューナー×4アンテナの高性能チューナーを採用し、1つの放送局塔から発信される放送波の受信エリアを従来比約1.5倍まで拡大している。また、中継局のエリアが変わっても、そのまま番組の継続視聴が可能な新機能「オート中継局サーチ」を搭載。独自のアルゴリズムにより、自車位置が1つの放送エリアから外れても隣接する中継局から適切なチャンネルを自動的に選択し、見ていた番組をそのまま視聴し続けることが可能となっている。さらにワンセグ放送については、フレームレートを倍にすることでスムーズな動画再生を実現。15コマ/秒の動画の各コマ間に中間画像を生成して挿入する事により、30コマ/秒の滑らかな動画表示を可能にしている。
■カロッツェリア HDD楽ナビ
<地デジモデル>
AVIC-HRZ99GII 283,500円(税込) 5月下旬発売
AVIC-HRZ88GII 262,500円(税込) 5月下旬発売
2006年10月に発売した「AVIC-HRZ99G」「AVIC-HRZ88G」に同梱されていた地上デジタルTVチューナーを、性能・機能がさらに向上した「GEX-P07DTV」の同等品へ置き換えたモデル。サイバーナビのスマートループ機能は省略されている。
チューナー部は、2チューナー×2アンテナ技術を活かす2チューナーキャリア合成方式を採用し、受信エリアを従来比約1.3倍まで拡大。サイバーナビと同様に「オート中継局サーチ」やワンセグの30コマ/秒表示などに対応し、テレビ視聴性能を高めたのが特徴だ。
■カロッツェリア 車載専用TVチューナー
地上デジタルTVチューナー(4チューナー) GEX-P09DTV 84,000円(税込) 5月下旬発売
地上デジタルTVチューナー(2チューナー) GEX-P07DTV 63,000円(税込) 5月下旬発売
アナログTVチューナー GEX-P03TV 29,400円(税込) 5月下旬発売
サイバーナビなどのテレビチューナー非搭載モデルに追加で接続可能な専用チューナー。地デジチューナーは上記で紹介した各種機能を装備しており、高い受信性能と高画質を実現している。
■カロッツェリア カーAV
モニター搭載メインユニット AVH-P900DVA 231,000円(税込) 5月下旬発売
メインユニット DVH-P520 44,100円(税込) 5月下旬発売
7.0型ワイドモニター TVM-W70 44,100円(税込) 5月下旬発売
AVH-P900DVAは、7.0型ワイドモニターを搭載し、DVD、CDの再生に対応したカーAVユニット。6.1chサラウンドと2chステレオの2つのモードを独立して調整が可能だ。また、車室内を最適な音場空間に自動設定する「オートタイムアライメント&オートイコライザー」を搭載している。サイバーナビの単体モデルAVIC-H099と接続することで、ナビ情報を本機の画面に表示して使用することも可能だ。
本日同社は、新製品発表会を都内で開催した。出席した常務取締役 モーバイルエンタテインメントビジネスグループ 本部長の波江野章氏は、市場の状況や同社の新たな展開について説明を行った。
まず同氏はカーナビ、カーオーディオの需要について「今後もワールドワイドで伸びていくと予想している」とし、「現在の生産拠点であるタイ、中国の生産能力を増強し、トップポジションを堅持していく」と語った。国内の市場に関しては、「2006年は、地デジチューナーが話題となったこともあり5%増の142万台の売り上げを達成。本年度は145万台を見込んでいる」とした。また「カーナビは低価格化が進んでおり、さらなる高付加価値が必要となっている」と語り、“カーナビ第3世代”となるサイバーナビの特徴をアピールした。
前モデルから採用した、ユーザーからの情報を蓄積するシステムでは、予想を上回る約500万kmの走行情報を蓄積することができたという。今回の新モデルでは、ユーザー同士の情報の交換がポイントとなっており、これまで以上に大量かつ詳細な交通情報のやりとりが可能になる。最後に波江野氏は「トップメーカーとして今後もカー製品市場の拡大を積極的に図っていきたい」と意気込みを述べた。
【問い合わせ先】
パイオニア(株)
カーエレクトロニクス商品 お問い合わせ先
TEL/0070-800-8181-11
(Phile-web編集部)
今回発売するのは、カーナビ“サイバーナビ”8機種と“HDD楽ナビ”2機種、テレビチューナー3機種、カーDVD 3機種。メーカーとユーザー、ユーザー同士が情報を共有できる“スマートループ”の性能を向上したのが大きな特徴だ。また、地デジ対応製品に関しては、受信性能を高める新技術が盛り込まれている。
■カロッツェリア サイバーナビ
<地デジモデル>
AVIC-VH099MDG 409,500円(税込) 5月下旬発売
AVIC-VH099G 388,500円(税込) 5月下旬発売
AVIC-ZH099G 346,500円(税込) 5月下旬発売
<1D+1Dメインユニットタイプ>
AVIC-VH099MD 336,000円(税込) 5月下旬発売
AVIC-VH099 315,000円(税込) 5月下旬発売
<2Dメインユニットタイプ>
AVIC-ZH099 273,000円(税込) 5月下旬発売
<オンダッシュTV付1Dソースユニットタイプ
AVIC-XH099 283,500円(税込) 6月上旬発売
<1Dソースユニットタイプ>
AVIC-H099 210,000円(税込) 5月下旬発売
カロッツェリア サイバーナビは、“スマートループ”の採用により携帯電話やインターネットから交通情報を取得することが可能。複数のユーザーが蓄積した情報を共有することで、より正確なナビゲーションを実現する。
「スマートループ渋滞情報」は、携帯電話の通信機能を利用し、VICS情報が配信されていない道路の渋滞情報を配信する機能。全国の登録ユーザーから携帯電話を使って走行履歴を収集する「リアルタイムプローブ」と、2006年モデルで導入した「蓄積型プローブ」の両方から寄せられた情報をもとに渋滞情報を生成し配信する。
「スマートループ ドットログ」は、スマートループ参加者がブログを使って地点情報などを配信可能な新機能。他のユーザーは、サイバーナビのHDD部をPCに接続することでブログ上の情報をダウンロードし、カーナビに新たな情報を追加していくことが可能だ。
音楽再生機能としては、HDDに収録した大量の楽曲を手軽に楽しむことができるランダム再生機能に、ユーザーの意思を反映させることが可能な「リンクゲートプレイ」を搭載。好みの曲の属性を選択することで、同じ属性の曲を自動でリストアップして再生することができる。
地デジチューナー搭載モデルは、受信性能を向上した。最上位モデルでは4チューナー×4アンテナの高性能チューナーを採用し、1つの放送局塔から発信される放送波の受信エリアを従来比約1.5倍まで拡大している。また、中継局のエリアが変わっても、そのまま番組の継続視聴が可能な新機能「オート中継局サーチ」を搭載。独自のアルゴリズムにより、自車位置が1つの放送エリアから外れても隣接する中継局から適切なチャンネルを自動的に選択し、見ていた番組をそのまま視聴し続けることが可能となっている。さらにワンセグ放送については、フレームレートを倍にすることでスムーズな動画再生を実現。15コマ/秒の動画の各コマ間に中間画像を生成して挿入する事により、30コマ/秒の滑らかな動画表示を可能にしている。
■カロッツェリア HDD楽ナビ
<地デジモデル>
AVIC-HRZ99GII 283,500円(税込) 5月下旬発売
AVIC-HRZ88GII 262,500円(税込) 5月下旬発売
2006年10月に発売した「AVIC-HRZ99G」「AVIC-HRZ88G」に同梱されていた地上デジタルTVチューナーを、性能・機能がさらに向上した「GEX-P07DTV」の同等品へ置き換えたモデル。サイバーナビのスマートループ機能は省略されている。
チューナー部は、2チューナー×2アンテナ技術を活かす2チューナーキャリア合成方式を採用し、受信エリアを従来比約1.3倍まで拡大。サイバーナビと同様に「オート中継局サーチ」やワンセグの30コマ/秒表示などに対応し、テレビ視聴性能を高めたのが特徴だ。
■カロッツェリア 車載専用TVチューナー
地上デジタルTVチューナー(4チューナー) GEX-P09DTV 84,000円(税込) 5月下旬発売
地上デジタルTVチューナー(2チューナー) GEX-P07DTV 63,000円(税込) 5月下旬発売
アナログTVチューナー GEX-P03TV 29,400円(税込) 5月下旬発売
サイバーナビなどのテレビチューナー非搭載モデルに追加で接続可能な専用チューナー。地デジチューナーは上記で紹介した各種機能を装備しており、高い受信性能と高画質を実現している。
■カロッツェリア カーAV
モニター搭載メインユニット AVH-P900DVA 231,000円(税込) 5月下旬発売
メインユニット DVH-P520 44,100円(税込) 5月下旬発売
7.0型ワイドモニター TVM-W70 44,100円(税込) 5月下旬発売
AVH-P900DVAは、7.0型ワイドモニターを搭載し、DVD、CDの再生に対応したカーAVユニット。6.1chサラウンドと2chステレオの2つのモードを独立して調整が可能だ。また、車室内を最適な音場空間に自動設定する「オートタイムアライメント&オートイコライザー」を搭載している。サイバーナビの単体モデルAVIC-H099と接続することで、ナビ情報を本機の画面に表示して使用することも可能だ。
まず同氏はカーナビ、カーオーディオの需要について「今後もワールドワイドで伸びていくと予想している」とし、「現在の生産拠点であるタイ、中国の生産能力を増強し、トップポジションを堅持していく」と語った。国内の市場に関しては、「2006年は、地デジチューナーが話題となったこともあり5%増の142万台の売り上げを達成。本年度は145万台を見込んでいる」とした。また「カーナビは低価格化が進んでおり、さらなる高付加価値が必要となっている」と語り、“カーナビ第3世代”となるサイバーナビの特徴をアピールした。
前モデルから採用した、ユーザーからの情報を蓄積するシステムでは、予想を上回る約500万kmの走行情報を蓄積することができたという。今回の新モデルでは、ユーザー同士の情報の交換がポイントとなっており、これまで以上に大量かつ詳細な交通情報のやりとりが可能になる。最後に波江野氏は「トップメーカーとして今後もカー製品市場の拡大を積極的に図っていきたい」と意気込みを述べた。
【問い合わせ先】
パイオニア(株)
カーエレクトロニクス商品 お問い合わせ先
TEL/0070-800-8181-11
(Phile-web編集部)
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