パイオニア、“位相ズレ補正機能”を搭載したHDオーディオ対応AVアンプを発売
パイオニア(株)は、ドルビーTrueHDとDTS-HDマスターオーディオのデコーダーを搭載したAVアンプ「VSA-LX70」を10月上旬より発売する。価格は235,000円(税込)。
外観は先日発表された「VSA-AX1AH」(製品データベース)から大きく変化し、グロッシーブラックパネルを採用。同社プラズマディスプレイやBDプレーヤーとのデザインのマッチングを図ったデザインとなっている。
バージョン1.3a対応のHDMIは入力を4系統、出力を1系統を用意。ドルビーTrueHD/ドルビーデジタルプラス/DTS-HDマスターオーディオ/DTS-HD ハイレゾリューションオーディオのデコードに対応している。新たにディープカラーとリップシンクに対応したほか、CECにも対応し、同社プラズマテレビなどとの機能連動が可能となった。
実用最大出力は220W/ch(6Ω時)、定格出力は140W(8Ω時)。音声DACにはバーブラウン製のDSD1791を採用し高音質化を図ったほか「THX SELECT 2」認定も取得している。
本機は補正機能を強化しており、新たにスピーカーの位相特性を自動で補正する「フルバンド・フェイズコントロール」機能を搭載。スピーカー内で生じるズレをアンプ内で測定・補正するほか、各スピーカー間の群遅延特性差も同時に補正することにより、低域だけでなく全帯域の遅延特性を補正することが可能だという。また、3次元自動音場補正システム「Advanced MCACC」も搭載。精度を向上させ、スピーカー距離測定の最小単位を従来の5cmから1cm間隔へとブラッシュアップした。
また、アナログビデオ信号を最大1080pまでアップスケーリングする「ビデオスケーラー」機能も新たに搭載。ビデオ回路にはファロージャ製のDCDiを採用し、I/P変換を可能とした。
DLNA規格に対応したネットワーク機能「Home Media Gallery」も新たに採用。USBメモリからの音楽再生が可能なほか、本機をLANネットワークと接続することで、DLNA対応PCに保存した音楽ファイルを再生することができる。再生可能ファイルはMP3/LPCM/WAV/WMA/AAC/FLACだ。
その他、左右2本のフロントスピーカーのみでサラウンド音場を生み出す「フロントサラウンド・アドバンス」機能を搭載するほか、圧縮の際に失われたデータを補正する「サウンドレトリバー」、部屋の大きさによって、変化する高域聴感特性を補正する「Xカーブ」などの高音質化技術を搭載している。
パワーアンプ部には「ダイレクト エナジー パワーエンジン」を搭載。ローインピーダンス化とモジュールの最小化により、音質に有害な不要輻射を低減させることが可能だ。さらに、全てのパーツがフレームに固定される独自の「3次元スペースフレーム」構造を採用し高い制振性を実現し、各回路間の干渉を抑えている。
【問い合わせ先】
パイオニア(株)
カスタマーサポートセンター
TEL/0070-800-8181-22
(Phile-web編集部)
外観は先日発表された「VSA-AX1AH」(製品データベース)から大きく変化し、グロッシーブラックパネルを採用。同社プラズマディスプレイやBDプレーヤーとのデザインのマッチングを図ったデザインとなっている。
バージョン1.3a対応のHDMIは入力を4系統、出力を1系統を用意。ドルビーTrueHD/ドルビーデジタルプラス/DTS-HDマスターオーディオ/DTS-HD ハイレゾリューションオーディオのデコードに対応している。新たにディープカラーとリップシンクに対応したほか、CECにも対応し、同社プラズマテレビなどとの機能連動が可能となった。
実用最大出力は220W/ch(6Ω時)、定格出力は140W(8Ω時)。音声DACにはバーブラウン製のDSD1791を採用し高音質化を図ったほか「THX SELECT 2」認定も取得している。
本機は補正機能を強化しており、新たにスピーカーの位相特性を自動で補正する「フルバンド・フェイズコントロール」機能を搭載。スピーカー内で生じるズレをアンプ内で測定・補正するほか、各スピーカー間の群遅延特性差も同時に補正することにより、低域だけでなく全帯域の遅延特性を補正することが可能だという。また、3次元自動音場補正システム「Advanced MCACC」も搭載。精度を向上させ、スピーカー距離測定の最小単位を従来の5cmから1cm間隔へとブラッシュアップした。
また、アナログビデオ信号を最大1080pまでアップスケーリングする「ビデオスケーラー」機能も新たに搭載。ビデオ回路にはファロージャ製のDCDiを採用し、I/P変換を可能とした。
DLNA規格に対応したネットワーク機能「Home Media Gallery」も新たに採用。USBメモリからの音楽再生が可能なほか、本機をLANネットワークと接続することで、DLNA対応PCに保存した音楽ファイルを再生することができる。再生可能ファイルはMP3/LPCM/WAV/WMA/AAC/FLACだ。
その他、左右2本のフロントスピーカーのみでサラウンド音場を生み出す「フロントサラウンド・アドバンス」機能を搭載するほか、圧縮の際に失われたデータを補正する「サウンドレトリバー」、部屋の大きさによって、変化する高域聴感特性を補正する「Xカーブ」などの高音質化技術を搭載している。
パワーアンプ部には「ダイレクト エナジー パワーエンジン」を搭載。ローインピーダンス化とモジュールの最小化により、音質に有害な不要輻射を低減させることが可能だ。さらに、全てのパーツがフレームに固定される独自の「3次元スペースフレーム」構造を採用し高い制振性を実現し、各回路間の干渉を抑えている。
【問い合わせ先】
パイオニア(株)
カスタマーサポートセンター
TEL/0070-800-8181-22
(Phile-web編集部)