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ソニー、倍速フルHDパネルを搭載した液晶“BRAVIA”X/Wシリーズを発売 - 「ブラビアリンク」を新搭載

公開日 2007/08/29 18:23
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Xシリーズ

KDL-46W5000
ソニーは、液晶テレビ“BRAVIA”の新モデルとして、6シリーズ全15モデルを9月20日より発売する。ラインナップは以下の通り。

シリーズ サイズ 型番 解像度 120Hz駆動/
Motionflow
お気楽
リモコン
予想実売価格 発売日
X7000 70V型 KDL-70X7000 1920×
1080
400万円 11月20日
X5050
(ピアノブラック)
52V型 KDL-52X5050 60万円 9月20日
46V型 KDL-46X5050 50万円 9月20日
40V型 KDL-40X5050 38万円 9月20日
X5000
(基本:シルバー/ブラック)
(受注:ホワイト/レッド/ブラウン/ブルー)
52V型 KDL-52X5000 58万円 9月20日
46V型 KDL-46X5000 48万円 9月20日
40V型 KDL-40X5000 36万円 9月20日
W5000 52V型 KDL-52W5000 55万円 11月10日
46V型 KDL-46W5000 45万円 11月10日
40V型 KDL-40W5000 33万円 11月10日
V5000 52V型 KDL-52V5000
×
51万円 9月20日
46V型 KDL-46V5000 41万円 9月20日
40V型 KDL-40V5000 29万円 9月20日
V3000 46V型 KDL-46V3000
×
40万円 9月20日
40V型 KDL-40V3000 27万円 9月20日


新ラインナップは、全モデルに1920×1080のフルHDパネルを採用。Vシリーズ以外のモデルは120Hz駆動パネルを搭載し、「モーションフロー」機能により動画再生性能を高めている。また、2.4GHz無線通信による“おき楽リモコン”や、HDMI連動機能「ブラビアリンク」を採用し、使い勝手を高めている。チューナーは、地上・BS・CS110度デジタル、地上アナログを1基ずつ搭載。また、HDMI入力3系統、D5入力2系統を装備する。

KDL-70X7000(手前)

KDL-52X5050

Xシリーズのカラーバリエーション


X5000シリーズ

W5000シリーズ
本項では、Xシリーズ/Wシリーズについて紹介する。


「モーションフロー」の概要
液晶パネルは同社フルHDモデルとして初めて120Hz駆動に対応。2007年5月に発売したJ5000シリーズ(関連ニュース)が搭載した、独自技術「モーションフロー」を搭載することで、通常60コマ/秒の映像の各コマ間に新たに生成したコマを挟み込み、120コマ/秒の映像再生が可能となっている。またモーションフローには、新たに「IBリダクション」機能を追加。各コマにもともと存在していた画像のぼやけを検知し補正することで、精細感の高い映像表現を可能にしている。

さらにモーションフローでは、2-3プルダウンされた映画素材を自動的に検知し、各コマ間に新たに4コマ分の画像を挿入する機能も搭載。効果の強弱を3段階から選択し、滑らかな映像を楽しむことが可能だ。

また、BDプレーヤーなどから入力した24p映像をそのままのコマ間隔で表示する「24p True Cinema」機能も新たに搭載。元素材の各コマを5回続けて表示し120Hz駆動することで、忠実な映像表示を実現している。

液晶パネルには、新たに“10bit フルHDパネル”を搭載。“x.v.Color”表示に対応し、色再現性を高めている。なお70V型モデルにのみ、LEDバックライトシステム「トリルミナス」を採用しており、大画面ながら高輝度な映像表示を実現している。

映像処理回路“ブラビアエンジン”もブラッシュアップされ、“ブラビアエンジンプロ”となった。本回路は、高画質創成技術「DRC-MFv2.5」を中心とし、全プロセスをフルデジタルで高精度に処理することが可能。様々な映像信号が混在するデジタル放送に合わせ、おのおのに最適な高画質化処理を行うことが可能となっている。




標準リモコン(左)と「おき楽リモコン」

「ブラビアリンク」の各種機能を操作可能
操作系での大きな特徴は、業界で初めて2.4GHz無線通信を採用した「おき楽リモコン」と、HDMIコントロール機能「ブラビアリンク」の搭載だ。

おき楽リモコンは、リモコンの方向を気にせずテーブルに置いたまま使用が可能なリモコンで、通常の赤外線リモコンとあわせて同梱される。右端には「ブラビアリンク」用のボタンを配置し、同機能に対応したシアター機器やレコーダーの操作を行うことができる。

ブラビアリンク対応機器として本日同時に発表されたのは、シアターシステム5機種とシンプルなHDDレコーダー1機種、各種ビデオオンデマンド(VOD)サービスを受信できるネットワークTVボックス1機種。各製品の詳細は、別項にて紹介する。


「ソニールームリンク」でBDレコーダーとPCに接続しているところ
また、家庭内LANを介してDLNA対応機器内のコンテンツを再生できる「ソニールームリンク」機能も継承している。「アクトビラ」は、「アクトビラ ビデオ」に対応。「アクトビラ ビデオ・フル」には非対応だが、前述のネットワークTVボックスを使用することですることで視聴が可能となる。

静止画を高画質に楽しむための「ブラビア プレミアム・フォト」機能も新たに搭載された。デジタルカメラをUSBもしくはHDMIで接続した際に、動画用の画質モードから、静止画用の画質モードに自動的に切り替わる仕様となっている。


【問い合わせ先】
ソニーマーケティング(株)
お客様ご相談センター
TEL/0570-00-3311(ナビダイヤル

(Phile-web編集部)

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