日立、BD+HDDハイブリッドビデオカメラ「DZ-BD9H」を発売 − HDD単体モデルもラインナップ
(株)日立製作所は、フルHD記録に対応したビデオカメラ“ハイブリッドブルーレイカムWooo”“ハードディスクカムWooo”の新機種2モデルを2月12日より順次発売する。
・BD+HDDタイプ DZ-BD9H ¥OPEN(予想実売価格180,000円前後) 2月12日発売
・HDDタイプ DZ-HD90 ¥OPEN(予想実売価格140,000円前後) 3月3日発売
ともに1920×1080画素のフルHD画質で撮影が可能なビデオカメラで、60GBの内蔵HDDにフルHD画質で約9時間の記録が可能。DZ-BD9HはBD/DVDドライブを搭載しており、8cmのBD-RE/-R、DVD-RAM/-RW/-Rに記録することができる。
撮像素子は新型の1/2.8型CMOSを採用。総画素数は約530万画素で、任意の領域を切り出して読み出せるため、1920×1080画素のフルHD動画の高速読み出しと、2400×1800画素の静止画に対応している。また、動画有効画素の外側に余裕画素エリアを確保することで、画質劣化のほとんどない電子式手ブレ補正が可能だという。
画像処理回路は、ハイビジョンカメラ信号処理LSIとH.264 LSIにより構成された「Picture Master Full HD」を搭載。ハイビジョンカメラ信号処理LSIは、撮影中の映像を分析し、高解像度を維持しながらノイズを低減するAdaptive DNR技術と、輝度変化の激しい部分で“色の偽信号”現象を抑制するAdvanced CCM回路を搭載している。また、フルHD用のH.264 LSIは、被写体の動きに応じてマクロブロック(16×16画素)単位でフィールド/フレーム処理を切り換える適応型動き予測制御技術などを搭載し、高品位な映像撮影を実現している。
レンズは、非球面レンズ採用の光学10倍ズームレンズを搭載。マルチコート処理により、フレアやゴーストを低減するほか、グラデーションNDを採用することでアイリス小絞り時に発生する解像度低下を抑えている。
60GBの内蔵HDDは、1920×1080画素のHXモードで約9時間、1440×1080画素のHSモードで約18時間の記録が可能。HDDを衝撃から保護するための「耐衝撃ダンパー」を搭載するほか、非動作時にヘッドをディスクから退避させる「ヘッド・ロード・アンロード」を採用している。
BD9Hのディスクドライブは、BD用、DVD用の2つの光学系部品と、BD用小型収差補正機能を持つピックアップを採用。ディスクへの高速記録とメモリバッファを組み合わせた間欠記録技術により低消費電力駆動を実現している。
またBD9Hは、HDDに記録した映像をBD/DVDにダビングすることが可能。ダビングしていないシーンだけを自動的にダビングする「はじめて」ダビングや、指定日のシーンを自動的にダビングする「ひにちで」ダビングなど、手軽にダビングを行えるメニューを搭載している。また、「自動ファイナライズ」や「自動分割ダビング」などの機能を搭載するほか、サムネイル付きのBDメニュー作成にも対応している。
ディスクドライブ非搭載のHD90は、対応するBDドライブ(eSATA)を使用することで、BDにダビングすることが可能。ディスクは、12cm BD-RE/-R、12cm DVD-Rの3つから選択することができる。
モニターは、LEDバックライトの発光効率を改善し、明るさを向上した2.7型ワイド液晶を採用。HD90は加えて、水平/垂直135度の広視野角液晶を採用している。またBD9Hのみ、0.2型のファインダーを搭載している。
静止画撮影にはSDカードを使用。撮影したハイビジョン映像の中から任意の部分を切り出して、静止画としてSDカードに保存することも可能となっている。
また両機は、約1秒で起動が可能な「秒撮」機能を搭載。電源を切る代わりに「秒撮」ボタンを押しておくことで、待機時の消費電力を抑えながら素早い起動を行うことができる。
【問い合わせ先】
日立製作所
お客様相談センター
TEL/0120-3121-11(フリーコール)
(Phile-web編集部)
・BD+HDDタイプ DZ-BD9H ¥OPEN(予想実売価格180,000円前後) 2月12日発売
・HDDタイプ DZ-HD90 ¥OPEN(予想実売価格140,000円前後) 3月3日発売
ともに1920×1080画素のフルHD画質で撮影が可能なビデオカメラで、60GBの内蔵HDDにフルHD画質で約9時間の記録が可能。DZ-BD9HはBD/DVDドライブを搭載しており、8cmのBD-RE/-R、DVD-RAM/-RW/-Rに記録することができる。
撮像素子は新型の1/2.8型CMOSを採用。総画素数は約530万画素で、任意の領域を切り出して読み出せるため、1920×1080画素のフルHD動画の高速読み出しと、2400×1800画素の静止画に対応している。また、動画有効画素の外側に余裕画素エリアを確保することで、画質劣化のほとんどない電子式手ブレ補正が可能だという。
画像処理回路は、ハイビジョンカメラ信号処理LSIとH.264 LSIにより構成された「Picture Master Full HD」を搭載。ハイビジョンカメラ信号処理LSIは、撮影中の映像を分析し、高解像度を維持しながらノイズを低減するAdaptive DNR技術と、輝度変化の激しい部分で“色の偽信号”現象を抑制するAdvanced CCM回路を搭載している。また、フルHD用のH.264 LSIは、被写体の動きに応じてマクロブロック(16×16画素)単位でフィールド/フレーム処理を切り換える適応型動き予測制御技術などを搭載し、高品位な映像撮影を実現している。
レンズは、非球面レンズ採用の光学10倍ズームレンズを搭載。マルチコート処理により、フレアやゴーストを低減するほか、グラデーションNDを採用することでアイリス小絞り時に発生する解像度低下を抑えている。
60GBの内蔵HDDは、1920×1080画素のHXモードで約9時間、1440×1080画素のHSモードで約18時間の記録が可能。HDDを衝撃から保護するための「耐衝撃ダンパー」を搭載するほか、非動作時にヘッドをディスクから退避させる「ヘッド・ロード・アンロード」を採用している。
BD9Hのディスクドライブは、BD用、DVD用の2つの光学系部品と、BD用小型収差補正機能を持つピックアップを採用。ディスクへの高速記録とメモリバッファを組み合わせた間欠記録技術により低消費電力駆動を実現している。
またBD9Hは、HDDに記録した映像をBD/DVDにダビングすることが可能。ダビングしていないシーンだけを自動的にダビングする「はじめて」ダビングや、指定日のシーンを自動的にダビングする「ひにちで」ダビングなど、手軽にダビングを行えるメニューを搭載している。また、「自動ファイナライズ」や「自動分割ダビング」などの機能を搭載するほか、サムネイル付きのBDメニュー作成にも対応している。
ディスクドライブ非搭載のHD90は、対応するBDドライブ(eSATA)を使用することで、BDにダビングすることが可能。ディスクは、12cm BD-RE/-R、12cm DVD-Rの3つから選択することができる。
モニターは、LEDバックライトの発光効率を改善し、明るさを向上した2.7型ワイド液晶を採用。HD90は加えて、水平/垂直135度の広視野角液晶を採用している。またBD9Hのみ、0.2型のファインダーを搭載している。
静止画撮影にはSDカードを使用。撮影したハイビジョン映像の中から任意の部分を切り出して、静止画としてSDカードに保存することも可能となっている。
また両機は、約1秒で起動が可能な「秒撮」機能を搭載。電源を切る代わりに「秒撮」ボタンを押しておくことで、待機時の消費電力を抑えながら素早い起動を行うことができる。
【問い合わせ先】
日立製作所
お客様相談センター
TEL/0120-3121-11(フリーコール)
(Phile-web編集部)
関連リンク
- ブランドHITACHI
- 型番DZ-BD9H
- 発売日2008年2月12日
- 価格¥OPEN(予想実売価格180,000円前後)
【SPEC】●撮像素子:1/2.8型CMOS、総画素約530万 ●レンズ:光学10倍ズーム、F1.8〜3.0 ●HDD容量:60GB ●映像記録方式:HDD/BD…MPEG4 AVC/H.264、DVD…MPEG2、SD…JPEG ●映像出力端子:8ピン特殊コネクター、特殊D端子、標準HDMI端子 ●その他端子:USB2.0端子 ●消費電力:約5.7W ●外形寸法:約80W×87H×165Dmm ●本体質量:約630g
- ブランドHITACHI
- 型番DZ-HD90
- 発売日2008年3月3日
- 価格¥OPEN(予想実売価格140,000円前後)
【SPEC】●撮像素子:1/2.8型CMOS、総画素約530万 ●レンズ:光学10倍ズーム、F1.8〜3.0 ●HDD容量:60GB ●映像記録方式:HDD…MPEG4 AVC/H.264、DVD…MPEG2、SD…JPEG ●映像出力端子:8ピン特殊コネクター、特殊D端子、標準HDMI端子 ●その他端子:USB2.0端子、BDドライブ接続eSATA端子 ●消費電力:約5.8W ●外形寸法:約75W×69H×126Dmm ●本体質量:約430g