フジフイルム、“シーンぴったりナビ”など撮影補助機能を強化した「FinePix F60fd」を発売

富士フイルム（株）は、コンパクトデジタルカメラ“FinePix”シリーズの新製品として、撮影シーンを自動認識し、最適な条件で撮影できる“シーンぴったりナビ”機能を搭載した「FinePix F60fd」を8月23日より発売する。

価格はオープンだが、37,000円前後での販売が予想されている。カラーバリエーションはシルバーとブラックの2色を揃える。

本機はコンパクトなボディに有効画素数1,200万画素の「スーパーCCDハニカムVII HR」撮像素子や、「リアルフォトエンジンII」など独自の画像処理エンジンを搭載。ノイズの徹底除去を実現し、ISO1600の高感度撮影時にも高画質な撮影を実現する。マニュアルモード、またはA/Sモードに設定すると、ISO3200/ISO6400の超高感度撮影も可能だ。CCDシフト式の手ブレ補正機能も採用している。搭載するレンズはフジノン光学式3倍ズームレンズ。

新開発の機能“シーンぴったりナビ”では、被写体にカメラを向けるだけで撮影シーンを「人物」「風景」「夜景」「マクロ」の4種類からカメラが自動判別。独自の「リアルフォトテクノロジー」により、撮影条件の設定から画像処理まで瞬時に最適化し、また「人物」撮影時には「顔キレイナビ」と合わせて高画質な写真撮影をサポートする。「顔キレイナビ」では、横顔や斜め顔も含み、最大10人までを一度に検出することができる。

本体背面には3.0型約23万画素の、視認性の高い液晶モニターを配置。高速赤外線通信機能や、カメラ内で写真をブログ用にリサイズする「ブログモード」など、豊富な機能も揃える。記録メディアにはxD-ピクチャーカード、およびSD/SDHCメモリーカードを採用している。

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（Phile-web編集部）