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ビクターとケンウッド、カーエレ事業の開発・生産機能などをJ&Kテクノロジーズに移管

公開日 2008/08/28 20:13
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日本ビクター(株)と(株)ケンウッドは、両社と両社子会社が持つカーエレクトロニクス事業の開発・設計・調達・生産機能を、会社分割によって両社出資の技術開発合弁会社であるJ&Kテクノロジーズ(株)に承継し、J&K社の業容拡大を図る考えで一致した。本日、10月1日を効力発生日とする契約書を締結した。

J&Kテクノロジーズは、昨年10月に両社の技術開発合弁会社として設立。ナビゲーションエンジンやカーオーディオ、ホームオーディオのプラットフォームやモジュールの共同開発をテーマに、両社から約130人の技術者を派遣している。

ケンウッドとビクターでは、J&Kテクノロジーの設立当初から、J&K社を両社と並ぶ事業会社にすることを視野に入れていた(関連ニュース)が、今回、最大のシナジー効果が見込めるカーエレクトロニクス事業について権利義務を承継することで、J&K社の業容を、技術開発だけでなく全面的な開発・設計・調達・生産へ拡大させる。商品企画や営業機能についても将来的に統合することを想定しているが、今回の会社分割時点ではそれぞれが個別に持つことになる。

今回の会社分割により、共同開発や部材の共同調達を本格的に開始。これによりコスト競争力を強化し、新興市場での事業強化についても連携して進めていく。

(Phile-web編集部)

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