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<IFA2008>ソニー・プレスカンファレンス − BDプレーヤー高級機「BDP-S5000ES」 や最新BRAVIAなど発表

公開日 2008/08/29 10:15
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ソニーは今年、6,000平方メートルという一社単独ではIFA史上最大規模となるブースを構える。本日のプレスカンファレンスでは、同社ブースの出展内容が紹介された。


ハワード・ストリンガー会長
プレスカンファレンスの幕開けとともに、同社会長のハワード・ストリンガー氏が姿を現した。同氏の登壇は会場に集まったジャーナリストにとっても予想外の出来事だったらしく、驚きの声とともに会場が沸きあがった。

ストリンガー氏からは同社の事業戦略が紹介されたが、主な内容については日本国内で6月に発表された同社の08年度からの中期経営方針に沿ったものであり(関連ニュース)、主な内容は「同社にとってのコアビジネスを徹底強化し、2010年までにネットワーク・ワイヤレス対応製品の比率を90%まで強化する」というものだった。

欧州での事業展開の特徴については「特に薄型テレビの成長が顕著であり、現在生産拠点の増強を続けている」とした。またロシア・中東欧地域でのビジネス強化を打ち立て、それぞれの地域における成功事例の幾つかを紹介した。

IFA2008出展ブースのハイライトについては、ソニー・ヨーロッパ社プレジデントの西田不二夫氏が紹介を担当した。

ソニー・ヨーロッパ社プレジデント 西田不二夫氏

はじめにテレビ関連の展示について、“3つの世界初”を実現した製品として“BRAVIA”シリーズの最新モデルを紹介。日本でも先日発表があったばかりの最薄部9.9mmのワイヤレスモデル「ZX1」シリーズ、200Hz駆動(PAL規格対応)により動画解像度を高めた「Z4500」シリーズ(国内「W1」シリーズに相当)、ワイヤレスモデルの「EX1」シリーズがその内容となる。また、いよいよ欧州でも発売される有機ELテレビ「XEL-1」が、IFA2008で初めて欧州のコンシューマーショーに出展されることとなる。

プレスカンファレンスに登場した“ZXシリーズ”

パネル最薄部9.9mmを実現した“ZXシリーズ”


200Hz駆動対応の“Z4500シリーズ”

ワイヤレスモデルの“EX1シリーズ”

有機ELテレビ「XEL-1」がヨーロッパにデビューを果たした

テレビ以外では、BDプレーヤー「BDP-S5000ES」がIFA会場で初めて発表された。本機は高画質・高音質設計を採用した高級機で、BD LIVEやAVCHDソースの再生に対応。7.1chのアナログオーディオ出力やHDリアリティ・エンハンス機能なども備える。同時にSACDプレーヤー「SCD-XA5400ES」や、AVアンプ「TA-DA5400ES」などが、同社の“5000”シリーズとして紹介された。

BDプレーヤー「BDP-S5000ES」

デジタルイメージング分野では、ポケットサイズのフルHDムービー「HDR-TG3」(国内「HDR-TG1」相当)や、720p動画が撮影できるデジタルカメラ“サイバーショット”のニューモデル「DSC-T500」などが展示される。他にも動画再生対応の“ウォークマン”の新フラグシップ「Sシリーズ」にも注目が集まりそうだ。

デジタルオーディオプレーヤー“ウォークマン Sシリーズ”

同社ブースの詳細は追ってご紹介する。

(Phile-web編集部・山本)

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