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<IFA2008:マランツ> BDプレーヤー「BD7003」やAVアンプなど発表

公開日 2008/08/30 11:09
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マランツブースの様子

映像系製品ではVP-12S2などDLPプロジェクターの展示もある
マランツブースではデノン同様、BDプレーヤー、AVアンプの新モデルが発表されている。

BDプレーヤーはフラグシップ機となるBD8002と、その弟機BD7003が展示されている。BD8002はHDオーディオのデコードに対応し、7.1chアナログ出力を備えたフラグシップモデル。音声DACにはアナログ・デバイセズのSHARCを2基搭載する。また、映像面では、HDMIによるHDオーディオのビットストリーム出力に対応、1080p/24フレーム出力を可能としているほか、アナログ映像回路に297M・/14bitの映像DAC、ビデオスケーラー部にシリコン・オプティクスのHQV、Realtaチップを搭載。再生可能ディスク、フォーマットはBDビデオ、DVDビデオ、MP3、WMA、DivX Ultra、Jpeg。本体前面にはSDカードスロットを搭載する。価格は1,999ユーロ。

国内でも先日発表されたBDプレーヤーフラグシップ機、BD8002

BD8002のトレイ周辺部とSDカードスロット


SR5003(下)とコストパフォーマンスに優れたBDプレーヤー、BD7003(上)
BD7003はBD8003の下位モデルという位置づけで日本国内では未発表のモデル。価格は899ユーロ。再生可能ディスクやフォーマットは上位機のBD8002に準ずるが、アナログ音声出力は2chのみの仕様。HDオーディオのアナログ出力は、2chにダウンミックスされる。

映像DACは150M・/12bit、HDMIによる映像のデジタル出力は1080/24p出力に対応する。また、映像回路にはBD8002がRealtaを採用していたのに対し、BD7003では、パナソニック製のBDレコーダーなどで定評あるUniPhierを搭載する。

AVアンプでは、SR6003、SR5003、SR4003の3モデルが登場。
いずれも国内未発表モデルである。

HDオーディオのデコードに対応するモデルはSR6003、SR5003の2モデル。SR4003はHDオーディオのデコードには対応しないものの、HDMIによるリニアPCM7.1ch入力に対応する。

今回初登場となった3モデルのAVアンプのうち、上位スペックのSR6003

新AVアンプ3機種のうち最もエントリー向けのモデルとなるAV4003、上はDVDプレーヤーの新入門機DV4003

出力は、SR6003が100W×7ch。SR5003は90W×7ch。SR4003は80W×7chとなる。

SR6003、SR5003の2モデルが自動音場補正AUDYSSEY MULTIEQを採用するのに対し、SR4003では、MRACによるセッティングを採用。HDMIの入出力は、SR6003が3入力2出力、SR5003が3入力1出力、SR4003が2入力1出力となっている。スペックの面からも3モデル間で明確な差別化が図られているのが分かる。価格はSR6003が999ユーロ、SR5003が649ユーロ、SR4003が499ユーロとなる。

ブースでは、この他にピュアオーディオ関連の展示にも力が注がれており、先日国内で発表された8003、7003、5003ナンバーのプリメインアンプ/プレーヤーが来場者の注目を浴びていた。

(AVレビュー編集部・立原)

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