日立、PDP用ガラスパネル生産から撤退 − 今後はパナソニックから調達
(株)日立製作所は、薄型テレビ事業の事業強化策として、プラズマテレビ用ガラスパネル部材の生産から撤退することを発表した。
これまで同社は、製造子会社である日立プラズマディスプレイ(株)にてガラスパネル部材からテレビセットまで一環して製造を行っていたが、今後はガラスパネル部材を松下電器産業(株)から調達。2009年度発売モデルより搭載し「Wooo」ブランドのプラズマテレビとして販売していく。
また、日立と松下は、テレビ用ディスプレイおよび薄型テレビ事業での協業拡充で基本合意し、10月末を目処に最終契約を締結する予定。2005年よりプラズマディスプレイ事業の開発・生産・マーケティングなどで協業を進めてきた両社は、今後プラズマだけでなく液晶テレビも含めた薄型テレビ事業で、より一層協力を強めていく構えだ。
具体的には上記のプラズマテレビ用ガラスパネル部材の供給のほか、薄型・省エネ対応といった高付加価値のプラズマディスプレイパネル開発などを行う。さらに液晶テレビに関しては、日立・松下両社が共同出資している(株)IPSアルファテクノロジを中心に、一層協業を強化していくという。
(Phile-web編集部)
これまで同社は、製造子会社である日立プラズマディスプレイ(株)にてガラスパネル部材からテレビセットまで一環して製造を行っていたが、今後はガラスパネル部材を松下電器産業(株)から調達。2009年度発売モデルより搭載し「Wooo」ブランドのプラズマテレビとして販売していく。
また、日立と松下は、テレビ用ディスプレイおよび薄型テレビ事業での協業拡充で基本合意し、10月末を目処に最終契約を締結する予定。2005年よりプラズマディスプレイ事業の開発・生産・マーケティングなどで協業を進めてきた両社は、今後プラズマだけでなく液晶テレビも含めた薄型テレビ事業で、より一層協力を強めていく構えだ。
具体的には上記のプラズマテレビ用ガラスパネル部材の供給のほか、薄型・省エネ対応といった高付加価値のプラズマディスプレイパネル開発などを行う。さらに液晶テレビに関しては、日立・松下両社が共同出資している(株)IPSアルファテクノロジを中心に、一層協業を強化していくという。
(Phile-web編集部)