ヤマハ、iPodドック/USBポート搭載コンポなど4機種を発売 － 最上位「MCS-1330」はセパレート型ハイコンポ

ヤマハ（株）は、iPodドック、USBポートを搭載するハイコンポ「MCS-1330」や、CDレシーバー単体モデルなど計4機種を11月中旬より順次発売する。

コンポーネントシステム
・「MCS-1330」　￥OPEN（予想実売価格130,000円前後）　12月上旬発売
・「MCR-330」　￥OPEN（予想実売価格40,000円前後）　11月中旬発売
・「MCR-230」　￥OPEN（予想実売価格37,000円前後）　11月中旬発売

CDレシーバー
・「CRX-430」　￥OPEN（予想実売価格35,000円前後）　11月中旬発売


■MCS-1330

今年8月に開催されたIFA2008で展示されていた（関連ニュース）、プレーヤー部とレシーバー部が別筐体のハイコンポシステム。iPodドック、USB端子を装備し、iPodドックに対応するiPodはiPod nano/iPod mini/iPod touch。再生可能フォーマットはWMA/MP3。

スピーカーキャビネットに同社製グランドピアノと同等の塗装、研磨工程の黒鏡面フィニッシュ仕上げを施した楽器メーカー・ヤマハならではのこだわりをもった外装も特徴。NS700シリーズ等で採用されたサランネットは着脱式で、ギターのボディラインのようなデザインを本機でも採用している。

アンプ部は、ディスクリート構成の高性能デジタルアンプを搭載。モジュレーターLSIには新たに独自開発した「YDA140」を採用している。定格出力は60W×2（6Ω）。プレーヤー部はバーブラウンD/Aコンバーターを採用。再生周波数帯域は2Hz～20kHz、SN比は105dB。

出入力端子はアナログRCA入力を2系統、フォノ入力、ヘッドホン出力、サブウーファー出力を各1系統装備している。

スピーカーは2.5cmのソフトドームトゥイーターと13cm純アルミ振動板採用のウーファーを採用。レスポンスの良い中低域再生を実現するという。キャビネット内部に特殊な複合構造体を設置し、不要な振動を抑える「VCCS（Vibration Control Cabinet Structure）テクノロジー」構造を採用。濁りのないクリアな再生を可能とした。

■MCR-330/MCR-230

レシーバー部にiPodドック、USBポートを搭載するコンポーネントシステム。対応iPodはiPod nano/iPod mini/iPod touch。「MCR-330」はスピーカーキャビネットはピアノブラック調の表面仕上げで、「MCR-230」は木目ブラック仕上げ。サランネットはバッフル面を美しくみせるギターのボディラインのようなデザインを採用する。

「MCR-230」はスピーカー背面のターミナル部をプッシュタイプとした「MCR-330」のバリエーションモデルで、スピーカー以外の仕様は同じ。

スピーカーキャビネット内部はハイコンポ「MCS-1330」でも採用されている「VCCSテクノロジー」構造を採用。不要な振動を抑えクリアな音を実現する。

■CDレシーバー　CRX-430

iPod nano/iPod mini/iPod touchに対応するiPodドックを搭載した単品のCDレシーバー。定格出力25W×2のアナログディスクリートアンプを搭載する。

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（Phile-web編集部）