第1弾はフジテレビドラマ「コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命」
共同テレビ、世界初・BD/DVDハイブリッドディスクを商品化
(株)共同テレビジョンは、インフィニティ・ストレージ・メディア(株)と提携し、1枚の片面ディスクにBDとDVD両方の信号を記録したハイブリッドディスク技術を開発。本技術を用いたソフト「コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命」をポニーキャニオンより2月18日より販売する。
■ハイブリッド版BD-BOX「コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命」
PCXF-600001 ¥36,540(税込)
4枚組/本編534分
映像:MPEG-4 AVC/H.264
音声:リニアPCMステレオ
BD片面1層+DVD片面2層相当
■DVD-BOX「コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命」
PCBC-61508 ¥23,940(税込)
7枚組/本編534分
音声:ドルビーデジタルステレオ
発売元:フジテレビ映像企画部
販売元:ポニーキャニオン
オーサリング/製造:共同テレビジョン
製造技術協力:インフィニティ・ストレージ・メディア
オーサリング技術協力:ビデオテック
BD/DVDハイブリッド仕様で発売されるソフトは本作が世界初。2004年にビクターから発表された技術とほぼ同様に、BD1層(25GB)とDVD2層(8.5GB)の片面3層構造を採用している。BD層に新開発の半透明膜を使用することによって、BD再生機では表面のBD層を読み取り、DVD再生機ではBD層を透過して内部のDVD層を読み取ることを可能とした。
本日行われた記者発表会にて技術解説を行ったインフィニティ・ストレージ・メディア 代表取締役の北村武彦氏は「本ディスクはBD/DVDどちらの規格にも準拠しており、BDAにも認証を受けている。光路にBD層があるDVD層はDVDフォーラムの認可を受けない海外製品などの一部で再生ができない場合もあるようだが、99%の再生互換性を確認している」と語る。
ハイブリッドディスクはBD層/DVD層を貼り合わせて製造。製造ラインは既存のDVDラインとBDラインを合わせて使用することができ、1ライン月産50万枚ほどの製造能力を有するという。製造コストは「BDとDVDの製造コストを合わせた金額よりやや安い」とのこと。また将来的にはBD2層(50GB)+DVD1層(4.7GB)を組合せたハイブリッドディスクの作成も考えているとのことだ。
共同テレビジョン 事業開発センターの小島洋之氏は「今後ハイブリッドディスク第2弾の発売も企画中。ユーザーの反響をみながら決定したい」と展望を語った。
なおBD/DVDハイブリッドディスク「コード・ブルー」は、レンタルは行わずセルのみでの扱いとなる予定。共同テレビジョン 取締役の花輪繁廣氏は「コンテンツメーカーにとってはBD移行期の起爆剤として、ユーザーにとっては幅広い視聴環境に対応する選択肢として、レンタルショップにとっては棚面積の削減方法として、非常に画期的なディスクだ」とアピールした。
映像のオーサリングは、(株)ビデオテックが担当。第2世代の「インテリジェントHDエンコーダー」を使用して作られた初めての作品となる。ビデオテック 取締役の小山康明氏は「24p映像と比較して59.9i映像を綺麗に圧縮するのは難しいが、『インテリジェントHDエンコーダー』により、HDCAMを使用して撮影された元映像と遜色ない出来に仕上がった」と自信を見せた。
なお関係者によれば、今後他のソフトメーカーにもBD/DVDハイブリッドディスクの発売を呼びかけていく考えだという。
「コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命」は、今年7月にフジテレビにて木曜10時に放映された連続ドラマ。救急医療センターを舞台に、事故現場に急行し患者を搬送しながら救急処置を行う「ドクターヘリ」に乗る若きフライトドクター候補生たちの奮闘や葛藤を描く。山下智久、新垣結衣、戸田恵梨香など今人気の俳優らと、柳葉敏郎、杉本哲太、勝村政信など実力派俳優たちの豪華なキャストでも話題となった。
■ハイブリッド版BD-BOX「コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命」
PCXF-600001 ¥36,540(税込)
4枚組/本編534分
映像:MPEG-4 AVC/H.264
音声:リニアPCMステレオ
BD片面1層+DVD片面2層相当
■DVD-BOX「コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命」
PCBC-61508 ¥23,940(税込)
7枚組/本編534分
音声:ドルビーデジタルステレオ
発売元:フジテレビ映像企画部
販売元:ポニーキャニオン
オーサリング/製造:共同テレビジョン
製造技術協力:インフィニティ・ストレージ・メディア
オーサリング技術協力:ビデオテック
BD/DVDハイブリッド仕様で発売されるソフトは本作が世界初。2004年にビクターから発表された技術とほぼ同様に、BD1層(25GB)とDVD2層(8.5GB)の片面3層構造を採用している。BD層に新開発の半透明膜を使用することによって、BD再生機では表面のBD層を読み取り、DVD再生機ではBD層を透過して内部のDVD層を読み取ることを可能とした。
本日行われた記者発表会にて技術解説を行ったインフィニティ・ストレージ・メディア 代表取締役の北村武彦氏は「本ディスクはBD/DVDどちらの規格にも準拠しており、BDAにも認証を受けている。光路にBD層があるDVD層はDVDフォーラムの認可を受けない海外製品などの一部で再生ができない場合もあるようだが、99%の再生互換性を確認している」と語る。
ハイブリッドディスクはBD層/DVD層を貼り合わせて製造。製造ラインは既存のDVDラインとBDラインを合わせて使用することができ、1ライン月産50万枚ほどの製造能力を有するという。製造コストは「BDとDVDの製造コストを合わせた金額よりやや安い」とのこと。また将来的にはBD2層(50GB)+DVD1層(4.7GB)を組合せたハイブリッドディスクの作成も考えているとのことだ。
共同テレビジョン 事業開発センターの小島洋之氏は「今後ハイブリッドディスク第2弾の発売も企画中。ユーザーの反響をみながら決定したい」と展望を語った。
なおBD/DVDハイブリッドディスク「コード・ブルー」は、レンタルは行わずセルのみでの扱いとなる予定。共同テレビジョン 取締役の花輪繁廣氏は「コンテンツメーカーにとってはBD移行期の起爆剤として、ユーザーにとっては幅広い視聴環境に対応する選択肢として、レンタルショップにとっては棚面積の削減方法として、非常に画期的なディスクだ」とアピールした。
映像のオーサリングは、(株)ビデオテックが担当。第2世代の「インテリジェントHDエンコーダー」を使用して作られた初めての作品となる。ビデオテック 取締役の小山康明氏は「24p映像と比較して59.9i映像を綺麗に圧縮するのは難しいが、『インテリジェントHDエンコーダー』により、HDCAMを使用して撮影された元映像と遜色ない出来に仕上がった」と自信を見せた。
なお関係者によれば、今後他のソフトメーカーにもBD/DVDハイブリッドディスクの発売を呼びかけていく考えだという。
「コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命」は、今年7月にフジテレビにて木曜10時に放映された連続ドラマ。救急医療センターを舞台に、事故現場に急行し患者を搬送しながら救急処置を行う「ドクターヘリ」に乗る若きフライトドクター候補生たちの奮闘や葛藤を描く。山下智久、新垣結衣、戸田恵梨香など今人気の俳優らと、柳葉敏郎、杉本哲太、勝村政信など実力派俳優たちの豪華なキャストでも話題となった。