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新パネル搭載で省エネ性能を向上

ソニー、省エネ性能を大幅向上させた“BRAVIA”2シリーズ6機種を発売

公開日 2009/01/19 11:19 Phile-web編集部
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ソニーは、独自開発のテレビ用細管HCFLバックライトを採用した「V5シリーズ」など“BRAVIA”の省エネモデル2シリーズ6機種を2月20日より順次発売する。詳細は下記の通り。

■V5シリーズ
・KDL-46V5(46V型) ¥OPEN(実売予想価格28万円前後) 2月20日発売
・KDL-40V5(40V型) ¥OPEN(実売予想価格21万円前後) 2月20日発売

■J5シリーズ
・KDL-32J5(32V型) ¥OPEN(実売予想価格13万円前後) 2月20日発売
・KDL-26J5(26V型) ¥OPEN(実売予想価格11万円前後) 2月20日発売
・KDL-22J5(22V型) ¥OPEN(実売予想価格9万円前後) 2月20日発売
・KDL-19J5(19V型) ¥OPEN(実売予想価格8万円前後) 3月5日発売

■発光効率の良い細管HCFLバックライト採用の「V5シリーズ」

V5シリーズ

テレビ用細管HCFLバックライトと人感センサー、そして省エネスイッチというエコに配慮した3機能を搭載したモデル。秒間120コマ再生のモーションフローとブラビアエンジン2も搭載している。

パネルには、従来のCCFLバックライト搭載のパネルモジュール比で消費電力を約50%削減した細管HCFLバックライトを独自に開発して採用。高輝度と低消費電力を両立した。

細管HCFLバックライトでは、フィラメントを2重螺旋構造にして横向きに配置。フィラメントが単独で縦に配置されている従来のHCFLで15~20mmほどだった外径を2~4mmへ縮小することに成功した。

蛍光管の比較

人感センサーは、人の動きを感知する機能。テレビの前に人がいない、もしくはユーザーが眠ってしまうなどで動きがなくなったと判断すると、自動的に映像を消して音声のみを出力する“消画モード”に入り消費電力を抑えるというものだ。消画モード時は、通常視聴時に比べて消費電力が50%ダウンするという。

画面中央下部に人感センサーを装備

センサーの感知範囲は半径約3m、左右約80度、上下約30度で、消画モードへの移行時間は5分、30分、60分、7秒(テスト用)から選択可能。初期状態では30分に設定されている。

人感センサーの設定画面

なお、センサーが動きを察知すると、消画モードから自動で復帰するが、そのまま30分以上動きがなければ音声もオフにするスタンバイ状態へと移行する。

省エネスイッチは、電源オフ時の消費電力をほぼ0Wにする機能。通常、テレビ本体で電源を切っても、ACプラグを挿した状態では0.06Wの電力が使用されているが、これをほぼ0Wに抑えることができる。

これらの機能により、年間消費電力は「KDL-46V5」で157kwh/y、「KDL-40V5」で138kwh/yを実現。「KDL-40V5」を、2000年発売のブラウン管テレビ「KD-36HD700」と比べると、年間の電気代を4,796円節約できるという。

省エネに関する各種設定項目

■上位2モデルに低消費電力CCFLパネルを搭載した「J5シリーズ」

J5シリーズ

背面部の様子

高発光効率のCCFLを使用し、従来よりも少ない蛍光管で同様の明るさを実現した「エコパネル」を搭載したモデル。なお、エコパネルは「KDL-32J5」と「KDL-26J5」の2モデルのみに搭載される。

4モデル全てにブラビアエンジン2を搭載するほか、宝石やカットグラスの切子面を意味する「FaceTデザイン」を採用。クリスタルブラック、アンバーブラウン、サファイアブルー、セラミックホワイトの4色をカラーバリエーションとして用意している。

エコパネルは、従来モデルと同等の高画質で大幅な省エネ性能を実現したというもの。蛍光管内部の圧力を下げ、発光に必要な供給電圧を下げることで低消費電力化を実現したのに加え、光学シートの改善により、従来モデルでは使われずに失われていた光を無駄なく使用することで省エネ性能を向上させている。

年間消費電力は「KDL-32J5」で76kwh/y。1997年発売の「KD-32HDF9」に比べて年間の電気代を5,764円節約できるという。

【問い合わせ先】
ソニー 買い物相談窓口
TEL/0120-777-886

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