A&Vフェスタ2009レポート
<クリプトン>新スピーカー「KX-1000P」や高音質音楽配信のデモに注目
会場4階・425号室にブースを構えるクリプトンは、同社のスピーカー新製品「KX-1000P」や高音質音楽配信サービスのデモを行い、注目を集めている。
■新スピーカー「KX-1000P」登場
同社のスピーカーシステム“KXシリーズ”のフラグシップにあたるモデル「KX-1000P」をA&Vフェスタ会場でお披露目した。ブックシェルフタイプの“Vigore”「KX-3」シリーズもヒットを続ける中、本機はKX-3の開発により培ったウーファーとトゥイーターを採用する、3ウェイ4スピーカー構成の密閉式フロア型新製品として、今年の6月にデビューを予定している。価格は未定。
スピーカーユニットは全て新たに設計され、高音質でトランジェントの良好なアルニコマグネット壷型磁気回路を採用する。高域再生用として、こちらも新開発の砲弾型イコライザー付ピュアシルク35mmリングダイアフラム・トゥイーターを搭載した。
中低域用には新開発の170mmクルトミューラーコーンのミッドウーファーとツインドライブ・スーパーウーファーを採用。低域の拡大とともに、トランジェントを高めて躍動する低域再生が実現されているという。
ネットワーク部は高品位なデバイディング設計。低域パッシブネットワークは低損失メタライズドマイラーコンデンサーと、低抵抗無酸素銅線コイルによる12dB/oct型の本格設計を採用。配線はすべてカシメ方式としている。
スーパーウーファー部と2ウェイ部とのエンクロージャーは2分割されており、バイワイヤリング方式でバイアンプやバイワイヤリングで駆動させ、より一層の高音質再生が可能になる。
出力音圧レベルは88dB/m、周波数帯域は35Hz〜40,000Hz。クロスオーバー周波数は135Hz、3,500Hz。インピーダンスは6Ω。外形寸法は280W×1005H×243Dmm。エンクロージャーは高級ピアノフィニッシュ。砲弾型スパイクを付属する。インシュレータ付オーディオボードベースの組合わせで、豊かな低音をS/N良く再生できるという。インテリア性に優れ、透過度も高い高級西陣織絹製サラングリルが付属する。
イベント期間中は本機を中心とした特別試聴の時間も設けられている。また来場者のリクエストにより、ブックシェルフタイプの「KX-3P」でのリスニングも受け付けているそうだ。
■高音質音楽配信のデモを実施
クリプトンから今年の6月にサービスインが予定されている高音質音楽配信サービスのデモも行われた。同社が予定しているサービスでは96kHz/24bitのリニアPCM音源のダウンロードが可能になる予定。
これまでにも高音質CDの販売でパートナーシップを組んできたカメラータ・東京の音源等をを用い、クリプトン独自の配信センターから、米Intel社によるPC向けのオーディオ規格「HD Audio規格」のデータを個別のリスナーにインターネット経由でダウンロード提供していくサービスモデルになるとのこと。なお、本規格では192kHz/32bitまでの音楽データに対応できる点が特徴だ。
今回のクリプトンが開催するデモでは、新スピーカー「KX-1000P」やLINNの“DSシリーズ”などを組み合わせたシステムで高音質再生のデモを行っている。また21日・22日にはコンテンツをプロデュースするカメラータ・トウキョウ会長の井坂紘氏による、「録音現場や技術の変遷」をテーマにした講演会も行われた。
ほかにも同社のアクセサリー製品による上手なクオリティアップを図るデモも実施。音響チューニングアクセサリー「APシリーズ」から、オーディオボード「ABシリーズ」、インシュレーター「ISシリーズ」など、アクセサリー製品の上手な使いこなしを紹介し、音の違いが比較できる展示内容となっている。こちらではオーディオボードの新製品「AB-500」も展示される。フリータイムでは来場者のリクエストを受けつけながら、いろいろな音質向上の実験も催されている。
■新スピーカー「KX-1000P」登場
同社のスピーカーシステム“KXシリーズ”のフラグシップにあたるモデル「KX-1000P」をA&Vフェスタ会場でお披露目した。ブックシェルフタイプの“Vigore”「KX-3」シリーズもヒットを続ける中、本機はKX-3の開発により培ったウーファーとトゥイーターを採用する、3ウェイ4スピーカー構成の密閉式フロア型新製品として、今年の6月にデビューを予定している。価格は未定。
スピーカーユニットは全て新たに設計され、高音質でトランジェントの良好なアルニコマグネット壷型磁気回路を採用する。高域再生用として、こちらも新開発の砲弾型イコライザー付ピュアシルク35mmリングダイアフラム・トゥイーターを搭載した。
中低域用には新開発の170mmクルトミューラーコーンのミッドウーファーとツインドライブ・スーパーウーファーを採用。低域の拡大とともに、トランジェントを高めて躍動する低域再生が実現されているという。
ネットワーク部は高品位なデバイディング設計。低域パッシブネットワークは低損失メタライズドマイラーコンデンサーと、低抵抗無酸素銅線コイルによる12dB/oct型の本格設計を採用。配線はすべてカシメ方式としている。
スーパーウーファー部と2ウェイ部とのエンクロージャーは2分割されており、バイワイヤリング方式でバイアンプやバイワイヤリングで駆動させ、より一層の高音質再生が可能になる。
出力音圧レベルは88dB/m、周波数帯域は35Hz〜40,000Hz。クロスオーバー周波数は135Hz、3,500Hz。インピーダンスは6Ω。外形寸法は280W×1005H×243Dmm。エンクロージャーは高級ピアノフィニッシュ。砲弾型スパイクを付属する。インシュレータ付オーディオボードベースの組合わせで、豊かな低音をS/N良く再生できるという。インテリア性に優れ、透過度も高い高級西陣織絹製サラングリルが付属する。
イベント期間中は本機を中心とした特別試聴の時間も設けられている。また来場者のリクエストにより、ブックシェルフタイプの「KX-3P」でのリスニングも受け付けているそうだ。
■高音質音楽配信のデモを実施
クリプトンから今年の6月にサービスインが予定されている高音質音楽配信サービスのデモも行われた。同社が予定しているサービスでは96kHz/24bitのリニアPCM音源のダウンロードが可能になる予定。
これまでにも高音質CDの販売でパートナーシップを組んできたカメラータ・東京の音源等をを用い、クリプトン独自の配信センターから、米Intel社によるPC向けのオーディオ規格「HD Audio規格」のデータを個別のリスナーにインターネット経由でダウンロード提供していくサービスモデルになるとのこと。なお、本規格では192kHz/32bitまでの音楽データに対応できる点が特徴だ。
今回のクリプトンが開催するデモでは、新スピーカー「KX-1000P」やLINNの“DSシリーズ”などを組み合わせたシステムで高音質再生のデモを行っている。また21日・22日にはコンテンツをプロデュースするカメラータ・トウキョウ会長の井坂紘氏による、「録音現場や技術の変遷」をテーマにした講演会も行われた。
ほかにも同社のアクセサリー製品による上手なクオリティアップを図るデモも実施。音響チューニングアクセサリー「APシリーズ」から、オーディオボード「ABシリーズ」、インシュレーター「ISシリーズ」など、アクセサリー製品の上手な使いこなしを紹介し、音の違いが比較できる展示内容となっている。こちらではオーディオボードの新製品「AB-500」も展示される。フリータイムでは来場者のリクエストを受けつけながら、いろいろな音質向上の実験も催されている。