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“高さ”の表現が可能に

Onkyo USA、世界初の「ドルビープロロジックIIz」対応AVアンプを発表

公開日 2009/03/16 15:01 Phile-web編集部
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オンキヨーの米国現地法人であるOnkyo USAは、世界初の「ドルビープロロジックIIz」対応モデルなど、AVアンプ3機種を発表した。同社では「バリューコンシャス」な消費者に向けたモデルと説明しており、コストパフォーマンスを高めた点も特徴。

新製品は「TX-SR307」「TX-SR507」「TX-SR607」の3機種。SR307/507は3月、SR607は4月に発売する。販売価格はSR307が299ドル程度、SR507が399ドル程度、SR607が599ドル程度を予定する。

今年1月のCESで、ドルビーブースに参考出展されていた「TX-SR607」

フロントパネル左下には「Dolby ProLogic IIz」のロゴが印字されていた

SR307/507は5チャンネル、SR607は7チャンネルのパワーアンプを搭載。3機種の出力は、SR307が65W/ch、SR507が80W/ch、SR607は90W/chとなる。

「TX-SR607」は、今年1月のInternational CESで参考出展されていた7ch AVアンプ(関連ニュース)。新技術の「ドルビープロロジックIIz」を世界で初めて採用した。

ドルビープロロジックIIzは、2chソースを5.1chに生成して出力するドルビープロロジックIIを進化させ、7.1chもしくは9.1chでの再生に対応する新しいマトリクスデコード技術。フロントのメインスピーカーの上にサブスピーカーを配置することで、高さ方向の音場表現が可能になる。

さらにSR607は、2系統のサブウーファープリアウト端子を搭載したほか、ファロージャのDCDiも搭載。Siriusの衛星ラジオにも対応している。

また、SR607/507の2機種は、ドルビーTrueHD、DTS-HD Master Audioといった、HDオーディオのデコードに対応。エントリー機のSR307は、HDオーディオデコード機能は搭載しないが、HDMI端子を3系統装備し、パススルー出力やスイッチングが行える。なお、全機種が1080p、DeepColor、x.v.Colorに対応している。

なおSR607/507の2機種は、背面端子部に同社の新たな周辺機器接続端子を搭載。この端子により、同社が晩春に発売するHD RadioチューナーやiPodドックとかんたんに接続が行えるという。

さらに3機種は、自動音場補正機能「Audyssey 2EQ」を搭載。また自動音量補正機能である「Audyssey Dynamic Volume Technology」も採用している。

3機種はゲームに対応した音場モードが充実しているのも特徴。ロック/スポーツ/アクション/ロールプレイングの中から、ゲームの種類に合ったモードを選択することができる。

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