「超解像技術」のデモも紹介
三菱電機、09年新商品内覧会を開催 − 最新フルHDプロジェクターを出展
三菱電機(株)は同社の2009年度新商品をマスコミ、およびディーラー向けに紹介する内覧会を東京ビッグサイトで開催し、最新のフルHDプロジェクターや液晶テレビ、BDレコーダーを一堂に紹介した。
内覧会では、リビング・デジタルメディア事業本部が展開している「AV・家事家電」製品のほか、「空調冷熱」「住宅設備」「太陽光発電システム」の各カテゴリー商品について、今年度の新商品を中心に紹介された。「AV・家事家電」の分野では「進化を続ける省エネAV、用途別提案も充実」をテーマに39アイテム76台の商品を展示した。同社役員理事 リビング・デジタルメディア事業部 副事業本部長の梅村博之氏は「今年は“エコ”と“ユニバーサル・デザイン”をテーマに、各商品ジャンルに変革を起こしていきたい。オーディオビジュアルでは、特にリモコンのユニバーサルデザイン化を徹底し、高齢者のユーザーも配慮した使いやすさを追求していくつもりだ」とし、意気込みを語った。
本日の内覧会場には、8月19日開催の発表会でお披露目された薄型テレビ“REAL”シリーズから超解像技術搭載の「MZWシリーズ」(関連ニュース)、HDD&BD一体型の「BHRシリーズ」(関連ニュース)、さらにはBDレコーダーの“REALブルーレイ”シリーズ(関連ニュース)にスポットがあてられ、それぞれの魅力が体験できるコーナーが各所に設けられた。
1,300ルーメンの高輝度を実現した液晶フルHDプロジェクターの新製品「LVP-HC6800」(関連ニュース)については、先行発売のフラグシップモデル「LVP-HC7000」とともに試写展示も行い、それぞれの用途別提案も行われていた。
なお、プロジェクターの展示スペースでは年内に国内で発売が予定されているフルHDタイプのホームシアター向けDLPプロジェクターも参考出展を行っていた。こちらは全世界で好評を博したホームシアタープロジェクター「LVP-HC3000」をはじめ、同社の720pモデルの“買い換え”ユーザーをターゲットに、フルHDシアターへの乗り換えを訴求することを狙いとしたハイCPモデル。国内での想定販売価格は20万円を切る設定になる見込みであるという。
0.65型のDMDチップを搭載した単板型モデルで、解像度は1,920×1,080画素に対応。カラーホイールには、「RGB」の3原色に加えCMYの補色を配し、4群13枚構成オールガラスタイプの1.5倍ズーム対応レンズが搭載される予定。本機の詳細については本日の内覧会では非公開とされていたため、ここでお伝えすることはできないが、9月4日に開幕する「IFA2009」に出展する同社のブースで、世界で初めてその映像が公開される予定であるという。詳報はIFAレポートにて改めてお伝えしたい。
日本未発表の製品としては、同社が北米地域を中心に海外で展開する3Dディスプレイも展示された。「WD-82837」は3D表示に対応する82V型のホームシアター向けDLPリアプロジェクションテレビ。1,920×1,080画素のフルHD表示に対応しており、右目用・左目用に出力される映像を赤外線で同期して左右を切り替えるアクティブシャッター方式の3Dメガネを用いて視聴する。120Hz駆動に対応しているほか、DeepColor、x.v.Color対応のHDMI端子を3系統搭載し、2表示時の高画質化も図られている。北米で展開するモデルは82/73/65/60インチを揃えている。三菱電機としての、今後の国内市場における3Dディスプレイの展開について、展示説明員は「コンシューマーの反応をみながら検討していきたい」と語っていた。
また同社独自の超解像技術を採用した画像処理LSI「ギガクリア・エンジン」を搭載する23.1型の液晶モニター「RDT321WM」をはじめとしたモニター製品群も展示。本機は1,920×1,080画素のフルHDパネルを搭載しており、HDMI端子、DVI-D端子、別途アダプターを使ってD5〜D1の入力信号を表示できるミニD-SUB端子からの映像入力を、超解像技術により高画質に表示することができる。本機のユーザーの使用事例について、同社の展示説明員によれば「発売以来、一般ユーザーの方々にも好評で、PCだけでなくゲームやブルーレイを見て楽しんでいるという声も多くいただいている」という。
同社では今後、超解像技術搭載の液晶モニターについて、さらなるラインナップの強化を図っていく考えだ。「RDT321WM」にはTN方式の液晶パネルが採用されているが、今後はIPS方式のパネルを採用したモデルや、同社の“VISEO”シリーズにラインナップとして加わるモデルも用意されるようだ。
本日の内覧会場には、8月19日開催の発表会でお披露目された薄型テレビ“REAL”シリーズから超解像技術搭載の「MZWシリーズ」(関連ニュース)、HDD&BD一体型の「BHRシリーズ」(関連ニュース)、さらにはBDレコーダーの“REALブルーレイ”シリーズ(関連ニュース)にスポットがあてられ、それぞれの魅力が体験できるコーナーが各所に設けられた。
1,300ルーメンの高輝度を実現した液晶フルHDプロジェクターの新製品「LVP-HC6800」(関連ニュース)については、先行発売のフラグシップモデル「LVP-HC7000」とともに試写展示も行い、それぞれの用途別提案も行われていた。
なお、プロジェクターの展示スペースでは年内に国内で発売が予定されているフルHDタイプのホームシアター向けDLPプロジェクターも参考出展を行っていた。こちらは全世界で好評を博したホームシアタープロジェクター「LVP-HC3000」をはじめ、同社の720pモデルの“買い換え”ユーザーをターゲットに、フルHDシアターへの乗り換えを訴求することを狙いとしたハイCPモデル。国内での想定販売価格は20万円を切る設定になる見込みであるという。
0.65型のDMDチップを搭載した単板型モデルで、解像度は1,920×1,080画素に対応。カラーホイールには、「RGB」の3原色に加えCMYの補色を配し、4群13枚構成オールガラスタイプの1.5倍ズーム対応レンズが搭載される予定。本機の詳細については本日の内覧会では非公開とされていたため、ここでお伝えすることはできないが、9月4日に開幕する「IFA2009」に出展する同社のブースで、世界で初めてその映像が公開される予定であるという。詳報はIFAレポートにて改めてお伝えしたい。
日本未発表の製品としては、同社が北米地域を中心に海外で展開する3Dディスプレイも展示された。「WD-82837」は3D表示に対応する82V型のホームシアター向けDLPリアプロジェクションテレビ。1,920×1,080画素のフルHD表示に対応しており、右目用・左目用に出力される映像を赤外線で同期して左右を切り替えるアクティブシャッター方式の3Dメガネを用いて視聴する。120Hz駆動に対応しているほか、DeepColor、x.v.Color対応のHDMI端子を3系統搭載し、2表示時の高画質化も図られている。北米で展開するモデルは82/73/65/60インチを揃えている。三菱電機としての、今後の国内市場における3Dディスプレイの展開について、展示説明員は「コンシューマーの反応をみながら検討していきたい」と語っていた。
また同社独自の超解像技術を採用した画像処理LSI「ギガクリア・エンジン」を搭載する23.1型の液晶モニター「RDT321WM」をはじめとしたモニター製品群も展示。本機は1,920×1,080画素のフルHDパネルを搭載しており、HDMI端子、DVI-D端子、別途アダプターを使ってD5〜D1の入力信号を表示できるミニD-SUB端子からの映像入力を、超解像技術により高画質に表示することができる。本機のユーザーの使用事例について、同社の展示説明員によれば「発売以来、一般ユーザーの方々にも好評で、PCだけでなくゲームやブルーレイを見て楽しんでいるという声も多くいただいている」という。
同社では今後、超解像技術搭載の液晶モニターについて、さらなるラインナップの強化を図っていく考えだ。「RDT321WM」にはTN方式の液晶パネルが採用されているが、今後はIPS方式のパネルを採用したモデルや、同社の“VISEO”シリーズにラインナップとして加わるモデルも用意されるようだ。