CEATEC JAPAN 2009レポート
フォステクスの32bit DAC搭載ヘッドホンアンプ/3Mのポケットプロジェクター/記録メディア最新技術展示
フォスター電機は同社のFOSTEXブランドの新製品となる32bit DAC搭載のヘッドホンアンプを出展した。その他、CEATEC会場で見つけた幾つかの注目製品をご紹介しよう。
FOSTEXが32bit DAC搭載ヘッドホンアンプ新製品2機種を展示
FOSTEXブランドから、32bit精度のDACを搭載した2つのヘッドホンアンプ新製品が出展された。いずれも年内の発売が予定されている製品で、上位の「HP-A7」、スタンダードモデルの「HP-A3」がラインナップする。両機種ともに32bit DACが搭載されている点が注目に値する。予価はA7が10万円程度、A3が5万程度になる見込みだ。
A7は標準サイズのヘッドホン出力が2系統のほか、音声出力に光デジタルを1系統、アナログ出力を1系統装備。音声入力用として同軸デジタルが1系統、光デジタルが2系統、アナログ音声が1系統が搭載されている。ヘッドホンアンプとしてだけでなく、単体の32bit対応オーディオDACとしても使用できる。またUSB入力も設けられている。A3は光デジタル音声、アナログ音声の出力端子を1系統ずつ搭載。ヘッドホン出力は1系統。給電にも対応するUSB端子も備えている。それぞれ質感の高いアルミ筐体を採用している。
ほかにもフォスター電機のブースには同社がOEMベースで展開する多彩なオーディオ製品群が一堂に揃っている。その中から幾つかをフォトレポート形式でご紹介しよう。
3Mのポケットプロジェクター「MPro120」
本機は住友スリーエム(株)が今年の8月から発売しているLCOS方式のポケットプロジェクター。価格はオープンだが、同社直販サイトでは58,590円(税込)で販売されている。
電源のリチウムイオン充電池を大容量化したことで、12ルーメンの明るさを実現した点が特徴。また独自開発のLCOS式光学エンジン「MM200」を搭載し、RGB3色のLEDを光源としたカラーシーケンシャル方式の採用と合わせて鮮明な画像を実現している。本体には0.5W×2のスピーカーも搭載する。展示説明員によれば、発売以来、商談のプレゼンテーション用途などビジネスユースで本機を購入するユーザーが多くいるという。
会場では携帯電話からコンテンツを出力して本機で投写するデモも行っている。専用モバイルスクリーン「MFS-20」の性能も確認することが可能だ。
またデジタルサイネージ用途を想定した背面投射スクリーンも展示。ユーザーが任意の形に本体を切り取って使える仕様としており、スクリーン自体の形を自由に工夫してアピール性の高いデジタルサイネージを実現できる点を特徴としている。
TDKの10層320GBの大容量記録ディスク/太陽誘電は省資源・省エネのディスクづくりをアピール
TDKは12cmの記録型ディスクで10層320GBの記録容量を実現した超多層ブルーレーザーディスクを出展した。今回展示された試作品は、独自の超高透過率記録膜材用を用いることで10層の記録再生を実現。現在市販されているブルーレーザーのパワーでも記録可能としている。ヒートモード記録メカニズムによる高耐久性・高信頼性を実現している。
太陽誘電は材料のリユース・リサイクルを含めた、省資源・省エネのディスク生産技術を紹介。エコの視点と同時に、同社ならではの高信頼と安定した記録・互換性能を掲げたディスク製品の特徴をアピールしている。
FOSTEXが32bit DAC搭載ヘッドホンアンプ新製品2機種を展示
FOSTEXブランドから、32bit精度のDACを搭載した2つのヘッドホンアンプ新製品が出展された。いずれも年内の発売が予定されている製品で、上位の「HP-A7」、スタンダードモデルの「HP-A3」がラインナップする。両機種ともに32bit DACが搭載されている点が注目に値する。予価はA7が10万円程度、A3が5万程度になる見込みだ。
A7は標準サイズのヘッドホン出力が2系統のほか、音声出力に光デジタルを1系統、アナログ出力を1系統装備。音声入力用として同軸デジタルが1系統、光デジタルが2系統、アナログ音声が1系統が搭載されている。ヘッドホンアンプとしてだけでなく、単体の32bit対応オーディオDACとしても使用できる。またUSB入力も設けられている。A3は光デジタル音声、アナログ音声の出力端子を1系統ずつ搭載。ヘッドホン出力は1系統。給電にも対応するUSB端子も備えている。それぞれ質感の高いアルミ筐体を採用している。
ほかにもフォスター電機のブースには同社がOEMベースで展開する多彩なオーディオ製品群が一堂に揃っている。その中から幾つかをフォトレポート形式でご紹介しよう。
3Mのポケットプロジェクター「MPro120」
本機は住友スリーエム(株)が今年の8月から発売しているLCOS方式のポケットプロジェクター。価格はオープンだが、同社直販サイトでは58,590円(税込)で販売されている。
電源のリチウムイオン充電池を大容量化したことで、12ルーメンの明るさを実現した点が特徴。また独自開発のLCOS式光学エンジン「MM200」を搭載し、RGB3色のLEDを光源としたカラーシーケンシャル方式の採用と合わせて鮮明な画像を実現している。本体には0.5W×2のスピーカーも搭載する。展示説明員によれば、発売以来、商談のプレゼンテーション用途などビジネスユースで本機を購入するユーザーが多くいるという。
会場では携帯電話からコンテンツを出力して本機で投写するデモも行っている。専用モバイルスクリーン「MFS-20」の性能も確認することが可能だ。
またデジタルサイネージ用途を想定した背面投射スクリーンも展示。ユーザーが任意の形に本体を切り取って使える仕様としており、スクリーン自体の形を自由に工夫してアピール性の高いデジタルサイネージを実現できる点を特徴としている。
TDKの10層320GBの大容量記録ディスク/太陽誘電は省資源・省エネのディスクづくりをアピール
TDKは12cmの記録型ディスクで10層320GBの記録容量を実現した超多層ブルーレーザーディスクを出展した。今回展示された試作品は、独自の超高透過率記録膜材用を用いることで10層の記録再生を実現。現在市販されているブルーレーザーのパワーでも記録可能としている。ヒートモード記録メカニズムによる高耐久性・高信頼性を実現している。
太陽誘電は材料のリユース・リサイクルを含めた、省資源・省エネのディスク生産技術を紹介。エコの視点と同時に、同社ならではの高信頼と安定した記録・互換性能を掲げたディスク製品の特徴をアピールしている。