HDMI 1.4のARCにも対応
パナソニック、コントラスト比500万対1「ブラックパネル」搭載の“VIERA”G2シリーズを発売
パナソニックは、新開発の「ブラックパネル」を搭載したプラズマテレビ“VIERA”G2シリーズを2月5日に発売する。
発売するのは50/46/42Vの3サイズ。すべて地上/BS/110度CSデジタルチューナーと地上アナログチューナーを各1基ずつ装備している。本体色は50/46V型がブルーブラックのみ、42V型はブルーブラックに加えてディープシルバーとディープブラウンも用意している。型番と価格は以下の通り。
・「TH-P50G2」¥OPEN(予想実売価格320,000円前後)
・「TH-P46G2」¥OPEN(予想実売価格260,000円前後)
・「TH-P42G2」¥OPEN(予想実売価格220,000円前後)
同社が今年1月のInternational CESや、尼崎でのプレス説明会で発表(関連ニュース)した新開発のプラズマパネルを搭載。発光効率を同社の2009年モデルのパネルに比べて約2倍に高めたほか、予備放電無しでの発光を可能にしたことで、ネイティブコントラスト比500万対1を実現した。動画解像度は1,080本。
新パネルでは、発光効率を高めるために様々な新技術が採り入れられている。
発光効率を高めるため、放電ガスに高キセノンガスを採用。また、新開発の誘電体材料を採用した新「ダイナミックブラックレイヤー」により、キセノンイオンの衝突による電子放出量を増やし、紫外線変換効率を高めた。

放電ガスのキセノン量を増やした

2段階の放電で省電力化を実現さらに、放電駆動を従来の1回から2回に変更。先に低電圧で1回放電した後、2回目を放電する新たな放電駆動法「ハイブリッド放電駆動」を開発し、採用したことも放電効率向上に寄与している。
また蛍光体についても粒径を小さくし、蛍光体密度を向上させたことで、高輝度化と省電力化が実現。さらに従来、前面パネルに配置していたブラックストライプを無くし、電極構造もストレートにすることで、従来は遮蔽されていた光の有効利用を行えるようになった。

蛍光体も新開発のものを採用
ブラックストライプを無くして光の利用効率を向上させた
なお、プラズマパネルの前面板を一体化させた、新開発の「低反射ブラックフィルター」を搭載。外光の映り込みを抑えるほか、前面ガラスでの内部反射をカットすることで、明るい環境でも鮮明な映像が楽しめる。
視聴環境をセンサーで検知し、明るさや黒レベルなどを自動制御する機能も搭載。さらに、周囲の明るさに応じて変化する人間の視覚の色温度特性をも加味した補正も自動で行うという。
そのほか高画質化機能として、色信号と輝度信号を高精度でデジタル制御する「デジタルカラー・リアリティ技術」、新開発となる最大18ビットのデジタル信号処理技術、コントラストやエッジの最適化技術、MPEGノイズ低減技術「HDオプティマイザー」などを装備している。
省エネ機能では、新機能「エコナビ」も搭載。本体に搭載したセンサーで部屋の明るさを検知し、自動で視聴環境に適した映像の明るさや画質に調整することで、消費電力を最大約10%低減できる。省電力化の度合いを画面に表示する機能も備えている。
またエコナビでは、無信号状態が10分以上続くとメッセージを表示し、自動で電源を切る機能も用意されている。そのほかHDMIを使ったリンク機能により、接続した対応DIGAやラックシアターの電源を自動で切る「こまめにオフ」機能、VIERAを観ていないときはDIGAの待機電力モードを最小に切り替える「ECOスタンバイ」機能、EPGの番組ジャンル情報をもとに、ラックシアターのモードを切り替えるだけでなく、ニュースなど最大音量が小さいジャンルの場合は省電力モードに切り替える「番組連動おまかせエコ」機能なども踏襲している。
HDMI入力端子はVer.1.4で、3系統を装備。1080/24p入力に対応しているほか、ARC(オーディオリターンチャンネル)にも対応。ARCではHDMI入力側であるテレビからシアター機器などのHDMI出力側にデジタル音声信号を送ることが可能で、接続をシンプルにすることができる。そのほか、DIGAやラックシアター、ドアホン、センサーカメラなどとのリンク機能も備えている。
使い勝手の面では、操作する機能をアイコンで選択できる「らくらくアイコン」を従来機種から踏襲。「ディーガ録画一覧」「ジャンル検索」「注目番組」「スライドショー」「ビデオ一覧」の5つの機能を選択できる。
EPGは番組ジャンル別(スポーツ、ドラマ、映画、音楽、アニメの全5ジャンル)に色分け表示することができ、視認性を高めている。表示チャンネル数も3・5・7・9・11・15・19chで切り替えが可能なほか、1つのチャンネルの番組表を時間帯別に8日分表示する「チャンネル別番組表示」機能、最大1ヶ月先までの番組情報から番組を検索できるGガイドのサービス「注目番組」機能なども装備している。
本体のデザイン面では、独自の新工法を採用。キャビネットのアクリルの背面を削ったことにより、クリスタルのような質感を表現しているという。
【問い合わせ先】
パナソニック お客様ご相談センター
TEL/0120-878-365
発売するのは50/46/42Vの3サイズ。すべて地上/BS/110度CSデジタルチューナーと地上アナログチューナーを各1基ずつ装備している。本体色は50/46V型がブルーブラックのみ、42V型はブルーブラックに加えてディープシルバーとディープブラウンも用意している。型番と価格は以下の通り。
・「TH-P50G2」¥OPEN(予想実売価格320,000円前後)
・「TH-P46G2」¥OPEN(予想実売価格260,000円前後)
・「TH-P42G2」¥OPEN(予想実売価格220,000円前後)
同社が今年1月のInternational CESや、尼崎でのプレス説明会で発表(関連ニュース)した新開発のプラズマパネルを搭載。発光効率を同社の2009年モデルのパネルに比べて約2倍に高めたほか、予備放電無しでの発光を可能にしたことで、ネイティブコントラスト比500万対1を実現した。動画解像度は1,080本。
新パネルでは、発光効率を高めるために様々な新技術が採り入れられている。
発光効率を高めるため、放電ガスに高キセノンガスを採用。また、新開発の誘電体材料を採用した新「ダイナミックブラックレイヤー」により、キセノンイオンの衝突による電子放出量を増やし、紫外線変換効率を高めた。

放電ガスのキセノン量を増やした

2段階の放電で省電力化を実現
また蛍光体についても粒径を小さくし、蛍光体密度を向上させたことで、高輝度化と省電力化が実現。さらに従来、前面パネルに配置していたブラックストライプを無くし、電極構造もストレートにすることで、従来は遮蔽されていた光の有効利用を行えるようになった。

蛍光体も新開発のものを採用

ブラックストライプを無くして光の利用効率を向上させた
なお、プラズマパネルの前面板を一体化させた、新開発の「低反射ブラックフィルター」を搭載。外光の映り込みを抑えるほか、前面ガラスでの内部反射をカットすることで、明るい環境でも鮮明な映像が楽しめる。
視聴環境をセンサーで検知し、明るさや黒レベルなどを自動制御する機能も搭載。さらに、周囲の明るさに応じて変化する人間の視覚の色温度特性をも加味した補正も自動で行うという。
そのほか高画質化機能として、色信号と輝度信号を高精度でデジタル制御する「デジタルカラー・リアリティ技術」、新開発となる最大18ビットのデジタル信号処理技術、コントラストやエッジの最適化技術、MPEGノイズ低減技術「HDオプティマイザー」などを装備している。
省エネ機能では、新機能「エコナビ」も搭載。本体に搭載したセンサーで部屋の明るさを検知し、自動で視聴環境に適した映像の明るさや画質に調整することで、消費電力を最大約10%低減できる。省電力化の度合いを画面に表示する機能も備えている。
またエコナビでは、無信号状態が10分以上続くとメッセージを表示し、自動で電源を切る機能も用意されている。そのほかHDMIを使ったリンク機能により、接続した対応DIGAやラックシアターの電源を自動で切る「こまめにオフ」機能、VIERAを観ていないときはDIGAの待機電力モードを最小に切り替える「ECOスタンバイ」機能、EPGの番組ジャンル情報をもとに、ラックシアターのモードを切り替えるだけでなく、ニュースなど最大音量が小さいジャンルの場合は省電力モードに切り替える「番組連動おまかせエコ」機能なども踏襲している。
HDMI入力端子はVer.1.4で、3系統を装備。1080/24p入力に対応しているほか、ARC(オーディオリターンチャンネル)にも対応。ARCではHDMI入力側であるテレビからシアター機器などのHDMI出力側にデジタル音声信号を送ることが可能で、接続をシンプルにすることができる。そのほか、DIGAやラックシアター、ドアホン、センサーカメラなどとのリンク機能も備えている。
使い勝手の面では、操作する機能をアイコンで選択できる「らくらくアイコン」を従来機種から踏襲。「ディーガ録画一覧」「ジャンル検索」「注目番組」「スライドショー」「ビデオ一覧」の5つの機能を選択できる。
EPGは番組ジャンル別(スポーツ、ドラマ、映画、音楽、アニメの全5ジャンル)に色分け表示することができ、視認性を高めている。表示チャンネル数も3・5・7・9・11・15・19chで切り替えが可能なほか、1つのチャンネルの番組表を時間帯別に8日分表示する「チャンネル別番組表示」機能、最大1ヶ月先までの番組情報から番組を検索できるGガイドのサービス「注目番組」機能なども装備している。
本体のデザイン面では、独自の新工法を採用。キャビネットのアクリルの背面を削ったことにより、クリスタルのような質感を表現しているという。
【問い合わせ先】
パナソニック お客様ご相談センター
TEL/0120-878-365