HOME > ニュース > パナソニック、“3D VIERA”VT2シリーズに46/42V型を追加 - リアルタイム2D/3D変換機能を搭載

オンエア視聴やBDソフト、デジカメ写真も「3D変換」が可能

パナソニック、“3D VIERA”VT2シリーズに46/42V型を追加 - リアルタイム2D/3D変換機能を搭載

公開日 2010/06/08 15:26 ファイル・ウェブ編集部
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パナソニック デジタルAVCマーケティング本部は、3D映像の表示に対応したプラズマテレビ“3D VIERA”「VT2シリーズ」に46V型/42V型モデルを追加し、7月30日に発売する。

TH-P46VT2(46V型) ¥OPEN(予想実売価格35万円前後)
TH-P42VT2(42V型) ¥OPEN(予想実売価格30万円前後)


TH-P46VT2

TH-P42VT2
「VT2シリーズ」は4月発売の54V型/50V型、5月に追加発売された65V型/58V型に今回の2機種を加え、全6サイズ展開となる。

基本的な機能、性能はすでに発売されているモデルと同様(関連ニュース)だが、2機種では新たに2D映像を3Dに変換して表示する機能が搭載されている。

新開発の3D対応「フル・ブラックパネル」を搭載し、解像度は1,920×1,080。3D映像の再生はフレームシーケンシャル方式を採用し、右目/左目用の映像を120分の1秒毎に交互に表示することで立体視を実現する。本体にはユニバーサルデザインの観点でかけやすさを追求したアクティブシャッター方式の3Dメガネを1台同梱する。


3Dメガネを1台同梱
なお「らくらくアイコン」から「3D方式切換」を選択すると、サイド・バイ・サイド方式やトップ・アンド・ボトム方式などの3D映像方式も視聴することができる。

新パネルでは予備放電レスでの発光が可能で、これにより1画面内で同時に表示できるネイティブコントラストは500万対1を実現。またパネル全面板と一体となった「低反射ディープブラックフィルター」を搭載したことで外光の映り込みを抑るほか、G2シリーズの同サイズモデルより明所コントラストを約2倍に高めたことで“黒”の表現力を向上させている。

そのほかパナソニックハリウッド研究所の技術を活かした「ハリウッドカラーリマスター」による色表現力、動画解像度1080本といった高画質機能を搭載する。さらに視聴環境をセンサーで検知して明るさや黒レベルなどを映像シーン毎に自動調整するAI機能するほか、表示コンテンツの解像度に応じて自動で高解像度化するアルゴリズムも搭載。高解像度コンテンツはそのまま表示し、放送や「アクトビラ ビデオ・フル」などのSD画質のコンテンツでは自動で高解像度化処理して表示されるようになっている。

新たに追加された「3D変換」機能は、「らくらくアイコン」から「3D変換」を選択するという簡単な操作で利用できる。画面全体の情報を1画素単位でピックアップして映像のシーンに適した奥行き感を設定した後、明るさや色などの映像情報をもとに細かい奥行き情報を生成して2D映像を擬似的に3D表示させるという技術で、デジタル放送のオンエア視聴や録画した番組、BD/DVDソフト、ビデオカメラで撮影したAVCHD/AVCHD Liteの動画、デジカメで撮影したJPEG静止画(DCFフォーマット準拠)などのコンテンツに対応している。立体感の強さは3段階から調整可能だ。

両機とも地上・BS・110度CSデジタルチューナーを2基搭載。1080/24p入力に対応したVer.1.4のHDMI端子を4系統装備。HDMIはARC(オーディオリターンチャンネル)やHDMI入力のコンテンツの種類を検知して最適な画質に自動調整する機能などにも対応する。そのほかLNAを活用した「お部屋ジャンプリンク」など、ビエラにリンク機能も充実させた。

省エネ機能では同社独自の「エコナビ」を搭載。本体に搭載したセンサーで部屋の明るさを感知して自動で視聴環境に適した映像の明るさや画質に調整したり、映像や音声信号のない状態が10分以上続くと自動で電源をオフにする機能や、接続した対応DIGAやラックシアターの電源を自動で切る「こまめにオフ」機能なども搭載する。なお消費電力および年間消費電力は未定で、確定次第サイト等で発表するという。

そのほか、別売りのビエラ コミュニケーション カメラ「TY-CC10W」の接続でSkypeを利用できるほか、YouTubeや「アクトビラ ビデオ・フル」もリモコン操作で利用できる。

【問い合わせ先】
パナソニック お客様ご相談センター
TEL/0120-878-365

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