HOME > ニュース > 【CEATEC】三菱、“REAL 3D”を大きく訴求 - シアタールームでは3Dプロジェクターの映像を披露

3Dプロジェクターは日本では発売未定

【CEATEC】三菱、“REAL 3D”を大きく訴求 - シアタールームでは3Dプロジェクターの映像を披露

公開日 2010/10/06 10:52 ファイル・ウェブ編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
三菱電機(株)は、“REAL 3D”をブース前面に大きく掲げ、視聴デモとともにアピールを行っている。

三菱電機のブース

10月21日から発売となる“REAL”MDR1シリーズは、ブースの最も目立つところに視聴デモを実施。3Dや、映像コンテンツの内容や視聴距離に合わせて「手前に」「標準」「奥に」「もっと奥に」の4つの調整が可能な「奥行きアジャスター機能」などを訴求している。

新製品となる“REAL”MDR1シリーズを大きくアピール

「奥行きアジャスター機能」などをアピールした

また75V型の3D表示対応レーザー光源DLPリアプロ“LASERVUE”「75-LT1」も3台用意され、視聴が可能だ。

“LASERVUE”「75-LT1」。正面から見ると、意外と薄く見える

シアタールームでは、今年のIFAで展示された3D対応プロジェクター(関連ニュース)の視聴を行える。ルーム内でのアナウンスによれば、「反射型デバイスを使用し、応答速度は2msec、残像感が少なく滑らかな映像を投射できる」のが特徴だという。これ以上の詳細な情報は聞くことができなかったが、同社説明員によれば「IFAに出展されたのと同じモデル」とのこと。そのことから、明るさ、コントラスト、インターフェースの種類などを推測することができるだろう。

なお、日本での発売は未定だという。

参考出展された3D対応プロジェクター(左)。LVP-HC6800と比べて筐体が大きいことが分かる

シアタールーム内で実際に駆動していた3D対応プロジェクター

また、次世代の高圧縮映像符号化技術の参考展示も行われていた。こちらはMPEG-2の約4倍、H.264の約2倍の圧縮性能を持つという。これまで等分割だったブロックサイズを、この技術では平坦な領域では大きなサイズ、複雑な領域では小さなサイズ…というように、画像信号に合わせてサイズ拡張・適応化を行う。これにより効率のよい圧縮が実現するとのこと。2012年7月の標準化を目指しており、「H.265」となる見込みとのこと。。「将来的には携帯電話でデータ量の大きな動画を見たり、スーパーハイビジョン放送の伝送時などに活用したいと考えている」(同社説明員)のことだ。

次世代の高圧縮映像符号化技術の詳細

新しい符号化技術では、ビットレートは半分なのに映像が綺麗なことがよく分かる

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー196号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.196
オーディオアクセサリー大全2025~2026
特別増刊
オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX

本ページからアフィリエイトプログラムによる収益を得ることがあります