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プリアンプ「P-3000R」のDAC部がベース

オンキヨー、192kHz/32ビット対応のUSB対応DAC「DAC-1000」を発売

公開日 2010/11/25 15:05 ファイル・ウェブ編集部
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オンキヨーは、192kHz/32ビットのデジタルオーディオ入力に対応した単体DAC「DAC-1000」を12月24日に発売する。価格はオープンだが70,000円前後での販売が予想される。

「DAC-1000」

本機は、先日発表されたプリアンプ「P-3000R」のDAC部をベースにしたモデル。バーブラウン製の「PCM1795」をL/R独立で搭載し、192kHz/32ビットに対応している。同社が公式に発表している動作環境は、OSがWindows 7/Vista/XP SP3以降となっている。

中央にあるチップがバーブラウンの「PCM1795」

入力端子はデジタル5(光2、同軸2、AES/EBU1)、USB1(Type B)。出力端子は光デジタル1、アナログ(RCA)1、バランス(XLR)1となる。なおRCA端子は金メッキの真鍮削り出しで、XLR端子は航空機などにも採用されているアンフェノール社の金メッキを施している。

入出力端子は豊富に用意されている

対応サンプリングレートとビット深度は、光デジタルが96kHz/24ビット、同軸とAES/EBUが192kHz/24ビット。USBは192kHz/32ビットまでの入力に対応している。

なおUSBではアシンクロナス転送を用い、本機のクロックで同期を図ることでジッターを抑えている。

先日発表されたセパレートコンポ/CDプレーヤーと同様。新開発の「DIDRC回路」を搭載した。DIDRCは「Dynamic Intermodulation Distortion Reduction Circuitry」の略称で、デジタル音源特有の混変調歪みを抑えるための回路。THDやIMなどの測定項目には表れないノイズを抑えるため、スルーレートや増幅性能に優れ、歪み率が少ない回路をモジュール化し、開発。搭載した。

内部構造は、デジタルとアナログ回路を分離してレイアウト。内部での干渉を抑えている。また電源トランスにはトロイダル型を搭載している。※記事初出時、メーカー資料に基づいて、トロイダルとEIの2種類のトランスが搭載されていると記載しましたが、トロイダル型のみであることが判明したため修正しました。

本機の内部レイアウト

高音質パーツがふんだんに用いられている

筐体のフロントパネルは5mm厚のアルミを採用。またシャーシには1.6mm厚のスチールを用い、フラットな形状にすることで筐体底面での共振を防いでいる。デザイン面もP-3000R/M-5000Rなどと共通のコンセプトを採用しており、シルバーをベースにしたシンプルなデザインとなっている。

5mm厚のアルミをフロントパネルに採用している

最大外形寸法は215W×93.3H×287.9Dmm、質量は3.7kg。

【問い合わせ先】
オンキヨー
コールセンター
TEL/050-3161-9555

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  • ジャンルその他
  • ブランドONKYO
  • 型番DAC-1000
  • 発売日2010年12月24日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格70,000円前後)