米サムスン、同社の薄型テレビユーザー向けに3D対応のコンテンツ配信サービスを提供

サムスン電子の米国法人であるSamsung Electronics America Inc.,は同製の3D対応液晶/プラズマテレビのユーザー向けに、無料の映画トレーラー映像などを含む3D対応コンテンツの配信サービスをスタートさせる。

同社が2010～2011年に発売する液晶テレビ/プラズマテレビのネット対応モデルには、テレビ専用アプリをベースに快適な操作性を提供するプラットフォーム「SMART HUB」が採用されている。今回発表のサービスでは、SMART HUB対応のRovi社製アプリ「Explore 3D」をダウンロードして、PCからアカウント登録を行った後に、ハイデフィニションのストリーミング映像が無料で楽しめるようになる。コンテンツにはドリームワークスやその他スタジオの制作による映画作品のトレーラー映像をはじめ、ミュージックビデオ、文教コンテンツ、テレビの経済番組の全釈版などが視聴できる。

さらに本年末までには「Explore 3D」により、3Dコンテンツの有料プログラム配信も予定されており、話題の映画作品や長短ドキュメンタリー作品の全釈版などが揃う予定であるという。

またSamsung Electronicsでは、3D対応の液晶/プラズマテレビの2011年モデルを同社のリテールショップにて購入したユーザーを対象に、アクティブシャッター方式の3Dグラスを2本、無料で提供するプロモーションキャンペーンを2011年6月25日まで実施することも発表している。