上位モデルはネットワーク機能に対応
JVC、MPEG-2とAVCHDが選択可能な光学23倍ズーム対応業務用カムコーダー2機種
(株)JVCケンウッドは、JVCブランドから光学23倍ズームと新開発の220万画素1/3型3CMOSを搭載する、業務用のHDメモリーカードカムコーダー2機種を10月下旬より順次発売する。
・「GY-HM650」¥OPEN(予想実売価格60万円前後)12月上旬発売
・「GY-HM600」¥OPEN(予想実売価格50万円前後)10月下旬発売
2機種とも新開発のフジノン製ワイドズームレンズを搭載しており、光学23倍ズームと焦点距離29mm〜667mm(35mm換算)のワイド広角を両立。さらに新開発の220万画素1/3型3CMOSセンサーを搭載しており、高感度のF11を実現する。フラッシュバンド補正機能や、2D DNR、ダイナミックレンジ補正等の高画像補整回路を搭載。そのほか、光学手ブレ補正機能も備えている。
外形寸法は178W×198H×416Dmm。質量は650が約2.45kgで、600が約2.4kg。女性カメラマンのニーズも組み込み、機動性を高めたエルゴノミクスデザインを採用し軽量性にも配慮した。対応記録メディアはSDHC/SDXCカードで、ダブルスロットを採用している。
内部には高画像処理エンジン「FALCONBRID」を搭載。映像フォーマットはMEPG-2とMPEG-4/AVC H.264のデュアルコーデックを採用している。なお、上位モデルGY-HM650の方は、MXFフォーマットやH.264 UHQモード(35Mbps)にも対応している。
■USBホスト機能を備えネットワーク接続に対応する上位モデルGY-HM650
上位モデルのGY-HM650は、3G/4GモデムやWi-Fiデバイスなどの外付けネットワークデバイスを接続できるUSBホスト端子を装備しており、ネットワーク接続に対応する。本体にはWi-Fiを内蔵しない。
ネットワーク機能としては、FTPクライアント機能に対応しており、収録データやメタデータをネットワーク経由でFTPサーバーへ転送することが可能。また、本体にはウェブサーバーを内蔵しており、外部のPCやタブレットからブラウザ経由でアクセスして、本体内の映像を編集することができる。なお、現時点でストリーミング配信機能への対応は未定とのことだが、ニーズに合わせてバージョンアップで対応することも視野に入れているという。
さらに、MPEG-4/AVC H.264フォーマットでは、同一シーンをHDファイルとProxyデータで同時記録することが可能。H.264 UHQモード(35Mbps)にも対応している。MPEG-2フォーマットでは、MOV/MP4のほかにMXFフォーマットもサポートしており、ファイル検索やアセットマネージメントの利便性を向上させている。そのほかにGPSも内蔵している。
■その他の特徴 − 2機種共通の仕様
上述のネットワーク機能のほか、Proxyデータ記録やH.264 UHQモード、MXFに対応する点以外は、2機種とも共通の基本仕様を備えている。
対応記録メディアはSDHC/SDXCカードで、ダブルスロットを搭載。リレー記録、デュアル記録、バックアップ記録に対応する。なお、デュアル記録とバックアップ記録はHD同一フォーマット、ビットレート、フレームレート時のみ対応。また、バックアップ記録はAVCHDは非対応となる。
音声記録フォーマットは、リニアPCM/48kHz/16bit(MPEG-2/H.264)、AC3(AVCHD)、μ-Law(Proxy)。外部マイク用のXLR入力端子は2系統を備えている。マイク/ライン切替、ファンタム電源にも対応する。オーディオイコライザー機能も備えている。ワイヤレスレシーバーの取付スペースも確保しており、各社のレシーバーを装着できる。
出力端子にはSDI/HDMI/3.5mmステレオミニを備えており、SDIとHDMIは同時出力が可能。2.5mmリモート端子も装備しており、既存の各種リモコンに対応する。TCリンク入出力切替に対応し、複数台のタイムコードをリンクさせることができる。
ディスプレイは3.5型の92万画素LCDで、0.45型の122万画素LCOSビューファインダーも装備。LCDとビューファインダーは同時表示できる。メニューのGUIは日本語/英語の両表示に対応し、視認性を向上させた。
【問い合わせ先】
JVCケンウッド カスタマーサポートセンター
TEL/0120-2727-87
・「GY-HM650」¥OPEN(予想実売価格60万円前後)12月上旬発売
・「GY-HM600」¥OPEN(予想実売価格50万円前後)10月下旬発売
2機種とも新開発のフジノン製ワイドズームレンズを搭載しており、光学23倍ズームと焦点距離29mm〜667mm(35mm換算)のワイド広角を両立。さらに新開発の220万画素1/3型3CMOSセンサーを搭載しており、高感度のF11を実現する。フラッシュバンド補正機能や、2D DNR、ダイナミックレンジ補正等の高画像補整回路を搭載。そのほか、光学手ブレ補正機能も備えている。
外形寸法は178W×198H×416Dmm。質量は650が約2.45kgで、600が約2.4kg。女性カメラマンのニーズも組み込み、機動性を高めたエルゴノミクスデザインを採用し軽量性にも配慮した。対応記録メディアはSDHC/SDXCカードで、ダブルスロットを採用している。
内部には高画像処理エンジン「FALCONBRID」を搭載。映像フォーマットはMEPG-2とMPEG-4/AVC H.264のデュアルコーデックを採用している。なお、上位モデルGY-HM650の方は、MXFフォーマットやH.264 UHQモード(35Mbps)にも対応している。
■USBホスト機能を備えネットワーク接続に対応する上位モデルGY-HM650
上位モデルのGY-HM650は、3G/4GモデムやWi-Fiデバイスなどの外付けネットワークデバイスを接続できるUSBホスト端子を装備しており、ネットワーク接続に対応する。本体にはWi-Fiを内蔵しない。
ネットワーク機能としては、FTPクライアント機能に対応しており、収録データやメタデータをネットワーク経由でFTPサーバーへ転送することが可能。また、本体にはウェブサーバーを内蔵しており、外部のPCやタブレットからブラウザ経由でアクセスして、本体内の映像を編集することができる。なお、現時点でストリーミング配信機能への対応は未定とのことだが、ニーズに合わせてバージョンアップで対応することも視野に入れているという。
さらに、MPEG-4/AVC H.264フォーマットでは、同一シーンをHDファイルとProxyデータで同時記録することが可能。H.264 UHQモード(35Mbps)にも対応している。MPEG-2フォーマットでは、MOV/MP4のほかにMXFフォーマットもサポートしており、ファイル検索やアセットマネージメントの利便性を向上させている。そのほかにGPSも内蔵している。
■その他の特徴 − 2機種共通の仕様
上述のネットワーク機能のほか、Proxyデータ記録やH.264 UHQモード、MXFに対応する点以外は、2機種とも共通の基本仕様を備えている。
対応記録メディアはSDHC/SDXCカードで、ダブルスロットを搭載。リレー記録、デュアル記録、バックアップ記録に対応する。なお、デュアル記録とバックアップ記録はHD同一フォーマット、ビットレート、フレームレート時のみ対応。また、バックアップ記録はAVCHDは非対応となる。
音声記録フォーマットは、リニアPCM/48kHz/16bit(MPEG-2/H.264)、AC3(AVCHD)、μ-Law(Proxy)。外部マイク用のXLR入力端子は2系統を備えている。マイク/ライン切替、ファンタム電源にも対応する。オーディオイコライザー機能も備えている。ワイヤレスレシーバーの取付スペースも確保しており、各社のレシーバーを装着できる。
出力端子にはSDI/HDMI/3.5mmステレオミニを備えており、SDIとHDMIは同時出力が可能。2.5mmリモート端子も装備しており、既存の各種リモコンに対応する。TCリンク入出力切替に対応し、複数台のタイムコードをリンクさせることができる。
ディスプレイは3.5型の92万画素LCDで、0.45型の122万画素LCOSビューファインダーも装備。LCDとビューファインダーは同時表示できる。メニューのGUIは日本語/英語の両表示に対応し、視認性を向上させた。
【問い合わせ先】
JVCケンウッド カスタマーサポートセンター
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