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世界初の商用サービス開始

デジオン、DTCP+準拠の「DiXiM リモートアクセスサービス」を開始

公開日 2013/01/23 16:45 ファイル・ウェブ編集部
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(株)デジオンは、2013年2月から、世界で初めてのDTCP+のリモートアクセス機能を利用した商用サービス「DiXiM リモートアクセスサービス」を提供開始する。

DTCP+は、DTLAが策定したDTCP-IP バージョン1.4で追加された複数の機能を示すもの。そのうちの一つにリモートアクセス機能があり、同機能を利用することで、外出先から宅内の機器に保存した、著作権保護コンテンツのストリーミング視聴やコンテンツムーブを行うことが可能となる。

このDTCP+をベースに、一般社団法人デジタルライフ推進協会(DLPA)が開発したのが「DLPAリモートアクセス ガイドライン」。デジオンは同ガイドラインの策定に中心的役割を果たしたとのことで、同ガイドラインに準拠したサービスとして「DiXiM リモートアクセスサービス」を提供する。

今回デジオンが開発したサービスは、リモートアクセスに対応したサーバーやプレイヤーソフトを複数プラットフォーム上で実装。さらにリモート接続を行うために必要となる各種サポート機能も含まれる。メーカーが提供するリモートアクセスのバックエンドを担当するもので、クラウドサービスとして稼働。デジオンのすべてのリモートアクセス対応アプリケーションで共通利用する。

今後同社は、リモートアクセスサービス対応のアプリケーションを、PCや組込機器、モバイル機器などの各種プラットフォーム向けに幅広く開発。順次、メーカーや小売り市場向けに提供を開始する予定としている。

同社社長の田浦寿敏氏は今回のサービスについて、「テレビ放送がデジタル化されはじめた2003年以降、なかなか実現することができなかった『デジタル放送録画番組をデジタルのまま宅外でリモート視聴すること』をついに現実のものとする記念碑的な製品およびサービス。デジタル放送番組のコンテンツ保護の観点においても一切の妥協やごまかしを廃し、現行のルール内で厳密に実装を行っている」とコメントしている。

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