カスタマイズできる「マイメニュー」も新搭載
パナソニック、「おまかせ録画」搭載の“DIGA”「DMR-BZT750」など3機種
パナソニックは、好みの番組を自動録画できる「おまかせ録画」機能や、ユーザーそれぞれにカスタマイズできる「マイメニュー」などを搭載したBDレコーダー“DIGA”3機種を4月30日に発売する。
価格はすべてオープン。型番とHDD容量、チューナー数、想定売価は以下の通り。
・「DMR-BZT750」2TB 3チューナー 108,000円前後
・「DMR-BWT650」1TB 2チューナー 75,000円前後
・「DMR-BWT550」500GB 2チューナー 65,000円前後
それぞれ、2012年秋モデルのDMR-BZT730/BWT630/BWT530の後継機種。チューナー構成やHDD容量は変わっていないが、筐体を小型化して新デザインを採用したほか、新たな機能も多数搭載した。なお上位モデルのBZT830とBT9300、また全録レコーダーのBXT3000はモデルチェンジされず、継続販売される。
ボディカラーはこれまでのブラックからシルバーへ変更し、大きくイメージを変えた。また本体サイズも、高さは前モデルの59mmから44mmへと15mm薄くした。奥行きもこれまでの199mmから189mmへ10mm短縮した。
BZT750は主にファミリーユース、BWT650/BWT550は主にパーソナルユースを意識した製品。全機種とも、秋モデルに搭載された高性能なシステムLSI「新ユニフィエ」を搭載し、高い処理速度やグラフィック性能を利用した機能や仕様を備えている。
使い勝手の面では、使うユーザーそれぞれのメニュー画面が作れる「マイメニュー」機能を新たに採用した。トップメニューからリモコンのカラーボタンを押すと、一押しでマイメニューに移動する。マイメニューではメニュー画面の背景やアイコンを自分好みに設定でき、1台に4つのマイメニューが登録できる。
またマイメニューでは、好みのキーワードやジャンル、人名を登録するだけで、関連番組を自動録画する「おまかせ録画」機能を新たに搭載。好みのおまかせ録画設定を3つまでマイメニューに登録できる。4つのマイメニューそれぞれに3つのおまかせ録画を設定すれば、掛け合わせて12通りの設定を利用できることになる。なお、おまかせ録画で録画した番組は、「おまかせ録画一覧」画面からかんたんに視聴できる。
録画機能では、USB-HDDへの録画に対応。USB-HDDは最大3TBまで対応、最大8台まで登録でき、最大で15倍モードの長時間録画が行える。またUSB 3.0対応のHDDであれば、複数番組を同時録画することも可能だ。
BZT750のみ、お部屋ジャンプリンクの2箇所同時配信に対応。同機能はBZT830やBZT9300で実現していたものだが、これが700番台モデルでも使用可能になった。
なおBZT750のお部屋ジャンプリンクでは、マルチタスク性能が昨年の秋モデルからさらに向上。3番組同時録画時に、2番組をレート変換しながら転送することなどが可能になった。
また新機能として、最新のニュースをチェックすることが可能な「ニューストピックス」機能も全機種に搭載した。地上デジタル放送から1チャンネルを選択すると、そのチャンネルのニュース/放送ジャンル番組を自動録画する。それだけでなく、番組内に登場する、ミモーラのサーバーから提供されるトピックス情報を表示し、トピックを選択すると、そのトピックに合致したシーンから再生を開始できる。
■古いDIGAから番組データを自動ダビングする「番組お引越し」
「番組お引越し」機能も新たに搭載された。古いDIGAと新しいDIGAを宅内LAN経由、もしくはLANケーブルを直接接続し、新しいDIGAへ番組を自動的にダビングする機能。DTCP-IPダビングを利用しており、ダビング10番組の場合はダビング回数が1回分減る。またコピーワンス番組はムーブ扱いとなる。なお、今回の新モデルへの番組お引越しに対応しているのはDIGAの2012年秋モデル以降で、DMR-BZT9300、830、750、730、BWT650、630、550、530、BRT250となる。このうちDMR-BZT9300、830、730、BWT630、530は4月下旬に放送波のダウンロードで対応する予定。
番組お引越しの操作は、ダビング先のDIGAから行える。本機能でダビングしている際の動作制限は一切無く、電源がオフの際や何も操作していない時などを利用してダビングする。環境にもよるが、地上デジタルのDRモードの番組の場合、3〜4倍のスピードでダビングできるという。なお外付けUSB-HDDからの番組お引越しは行えず、いったん内蔵HDDに移してから操作を行う必要がある。
番組お引越しに対応するのは、放送録画番組がTS(DR/AVC)で、持ち出し番組は引越しされない。スカパー!やCATV録画番組のTS(MPEG-2/AVC)も引越し可能で、チャプター情報も引き継がれる。なおアクトビラのコンテンツ、写真、音楽データは引越しが行えない。
■別売りアダプターで録画番組をリモート視聴可能
なお新モデルでは、別売りの動画転送アダプター「DY-RS10-W」(5月下旬発売予定)を利用することで、番組を宅外に配信し、外出先のiPhoneやiPad、iPod touchで視聴することができるようになった。DTCP+を利用して実現したもので、iPhoneなどにはあらかじめ視聴アプリをダウンロードしておく必要がある。なお、Android向けの視聴アプリも検討中という。
動画転送アダプターはUSBでDIGA本体と接続。USBから電源を常時供給される。SDメモリーカードスロットを備え、SDメモリーカード内の持ち出し番組(VGA画質)を外部へ配信することが可能。配信する動画は、DIGA側の録画設定時にあらかじめ持ち出し設定を行っておく必要がある。持ち出し番組は自動的に転送アダプターへ転送される。
なお、同アダプターを接続している際は、録画ボタンを2回押すことで持ち出し番組を作るかを選択できるなど、持ち出し番組が生成しやすくなるよう工夫したという。
■写真や動画の保存・再生機能を高めた
新機種は、デジカメやビデオカメラで撮影した写真や動画の保存や整理、表示機能を充実させたことも特徴だ。
BZT750/BWT650は、Wi-Fi対応ビデオカメラやWi-Fi対応デジタルカメラから、ワイヤレスでAVCHD動画やJPEG静止画を取り込む機能を搭載した。BWT550も別売りのアダプターを接続することで利用できる。同取り込み機能では、すでに取り込んだものは重複して取り込まない「差分取り込み」が行える。ただし対応しているのはパナソニック製のカメラのみで、デジカメはDMC-TZ40、SZ9、FT5、GH3が対応。ビデオカメラはHC-X920M、V720M、V620M、V520Mが対応している。また、取り込めるのは内蔵HDDに限られる。
取り込んだ写真は、リモコンに用意された「おもいで」ボタンを押すことでスライドショーが再生され、表示開始までの手間を抑えた。また再生時には、HDDに保存した写真の中から同シーズンのものを関連づけて自動再生する機能を装備。ボタンを押した日を基準に、前後2週間の日付に撮影された写真を再生する。たとえば「昨年の桜はこんな感じだったな」など、過去の記憶をかんたんにさかのぼれる。
なおBZT750は、取り込んだ写真をかんたんに編集する機能を搭載。「動くアルバムメーカー」は、写真や動画とテンプレートデザインを選ぶことでアルバムを作成できる機能。好みの曲をBGMにすることもできる。またテンプレートを選び、写真フォルダを選択するだけでショートムービーを生成する「おまかせクリップ」機能も利用可能だ。
■シンプルモデル「DMR-BRT250」も登場
シングルチューナーで500GB HDDを搭載したシンプルモデル「DMR-BRT250」も、同日の4月30日に発売する。価格はオープンだが55,000円前後での販売が予想される。
本機は、上記で紹介した機能のうち「番組お引越し」と「おもいでボタン」を搭載。プロセッサーは上位機と同じ新ユニフィエを搭載した。別売りアダプターでWi-Fiも利用可能で、お部屋ジャンプリンクは1番組同時配信までの対応となる。
リモコンはボタン数を抑え、大きなボタンを備えた「新かんたんフルリモコン」を採用した。「見る」と「録る」のダイレクトボタンを用意し、迷わず操作できるよう工夫した。
さらにユーザーインターフェイスも見やすさ、わかりやすさを重視。通常状態でも大きなフォントで視認性を高めているが、「でか文字」機能をオンにするとフォントが2倍程度に拡大され、さらに読みやすくなる。
【問い合わせ先】
お客様ご相談センター
フリーダイヤル 0120-878-365
価格はすべてオープン。型番とHDD容量、チューナー数、想定売価は以下の通り。
・「DMR-BZT750」2TB 3チューナー 108,000円前後
・「DMR-BWT650」1TB 2チューナー 75,000円前後
・「DMR-BWT550」500GB 2チューナー 65,000円前後
それぞれ、2012年秋モデルのDMR-BZT730/BWT630/BWT530の後継機種。チューナー構成やHDD容量は変わっていないが、筐体を小型化して新デザインを採用したほか、新たな機能も多数搭載した。なお上位モデルのBZT830とBT9300、また全録レコーダーのBXT3000はモデルチェンジされず、継続販売される。
ボディカラーはこれまでのブラックからシルバーへ変更し、大きくイメージを変えた。また本体サイズも、高さは前モデルの59mmから44mmへと15mm薄くした。奥行きもこれまでの199mmから189mmへ10mm短縮した。
BZT750は主にファミリーユース、BWT650/BWT550は主にパーソナルユースを意識した製品。全機種とも、秋モデルに搭載された高性能なシステムLSI「新ユニフィエ」を搭載し、高い処理速度やグラフィック性能を利用した機能や仕様を備えている。
使い勝手の面では、使うユーザーそれぞれのメニュー画面が作れる「マイメニュー」機能を新たに採用した。トップメニューからリモコンのカラーボタンを押すと、一押しでマイメニューに移動する。マイメニューではメニュー画面の背景やアイコンを自分好みに設定でき、1台に4つのマイメニューが登録できる。
またマイメニューでは、好みのキーワードやジャンル、人名を登録するだけで、関連番組を自動録画する「おまかせ録画」機能を新たに搭載。好みのおまかせ録画設定を3つまでマイメニューに登録できる。4つのマイメニューそれぞれに3つのおまかせ録画を設定すれば、掛け合わせて12通りの設定を利用できることになる。なお、おまかせ録画で録画した番組は、「おまかせ録画一覧」画面からかんたんに視聴できる。
録画機能では、USB-HDDへの録画に対応。USB-HDDは最大3TBまで対応、最大8台まで登録でき、最大で15倍モードの長時間録画が行える。またUSB 3.0対応のHDDであれば、複数番組を同時録画することも可能だ。
BZT750のみ、お部屋ジャンプリンクの2箇所同時配信に対応。同機能はBZT830やBZT9300で実現していたものだが、これが700番台モデルでも使用可能になった。
なおBZT750のお部屋ジャンプリンクでは、マルチタスク性能が昨年の秋モデルからさらに向上。3番組同時録画時に、2番組をレート変換しながら転送することなどが可能になった。
また新機能として、最新のニュースをチェックすることが可能な「ニューストピックス」機能も全機種に搭載した。地上デジタル放送から1チャンネルを選択すると、そのチャンネルのニュース/放送ジャンル番組を自動録画する。それだけでなく、番組内に登場する、ミモーラのサーバーから提供されるトピックス情報を表示し、トピックを選択すると、そのトピックに合致したシーンから再生を開始できる。
■古いDIGAから番組データを自動ダビングする「番組お引越し」
「番組お引越し」機能も新たに搭載された。古いDIGAと新しいDIGAを宅内LAN経由、もしくはLANケーブルを直接接続し、新しいDIGAへ番組を自動的にダビングする機能。DTCP-IPダビングを利用しており、ダビング10番組の場合はダビング回数が1回分減る。またコピーワンス番組はムーブ扱いとなる。なお、今回の新モデルへの番組お引越しに対応しているのはDIGAの2012年秋モデル以降で、DMR-BZT9300、830、750、730、BWT650、630、550、530、BRT250となる。このうちDMR-BZT9300、830、730、BWT630、530は4月下旬に放送波のダウンロードで対応する予定。
番組お引越しの操作は、ダビング先のDIGAから行える。本機能でダビングしている際の動作制限は一切無く、電源がオフの際や何も操作していない時などを利用してダビングする。環境にもよるが、地上デジタルのDRモードの番組の場合、3〜4倍のスピードでダビングできるという。なお外付けUSB-HDDからの番組お引越しは行えず、いったん内蔵HDDに移してから操作を行う必要がある。
番組お引越しに対応するのは、放送録画番組がTS(DR/AVC)で、持ち出し番組は引越しされない。スカパー!やCATV録画番組のTS(MPEG-2/AVC)も引越し可能で、チャプター情報も引き継がれる。なおアクトビラのコンテンツ、写真、音楽データは引越しが行えない。
■別売りアダプターで録画番組をリモート視聴可能
なお新モデルでは、別売りの動画転送アダプター「DY-RS10-W」(5月下旬発売予定)を利用することで、番組を宅外に配信し、外出先のiPhoneやiPad、iPod touchで視聴することができるようになった。DTCP+を利用して実現したもので、iPhoneなどにはあらかじめ視聴アプリをダウンロードしておく必要がある。なお、Android向けの視聴アプリも検討中という。
動画転送アダプターはUSBでDIGA本体と接続。USBから電源を常時供給される。SDメモリーカードスロットを備え、SDメモリーカード内の持ち出し番組(VGA画質)を外部へ配信することが可能。配信する動画は、DIGA側の録画設定時にあらかじめ持ち出し設定を行っておく必要がある。持ち出し番組は自動的に転送アダプターへ転送される。
なお、同アダプターを接続している際は、録画ボタンを2回押すことで持ち出し番組を作るかを選択できるなど、持ち出し番組が生成しやすくなるよう工夫したという。
■写真や動画の保存・再生機能を高めた
新機種は、デジカメやビデオカメラで撮影した写真や動画の保存や整理、表示機能を充実させたことも特徴だ。
BZT750/BWT650は、Wi-Fi対応ビデオカメラやWi-Fi対応デジタルカメラから、ワイヤレスでAVCHD動画やJPEG静止画を取り込む機能を搭載した。BWT550も別売りのアダプターを接続することで利用できる。同取り込み機能では、すでに取り込んだものは重複して取り込まない「差分取り込み」が行える。ただし対応しているのはパナソニック製のカメラのみで、デジカメはDMC-TZ40、SZ9、FT5、GH3が対応。ビデオカメラはHC-X920M、V720M、V620M、V520Mが対応している。また、取り込めるのは内蔵HDDに限られる。
取り込んだ写真は、リモコンに用意された「おもいで」ボタンを押すことでスライドショーが再生され、表示開始までの手間を抑えた。また再生時には、HDDに保存した写真の中から同シーズンのものを関連づけて自動再生する機能を装備。ボタンを押した日を基準に、前後2週間の日付に撮影された写真を再生する。たとえば「昨年の桜はこんな感じだったな」など、過去の記憶をかんたんにさかのぼれる。
なおBZT750は、取り込んだ写真をかんたんに編集する機能を搭載。「動くアルバムメーカー」は、写真や動画とテンプレートデザインを選ぶことでアルバムを作成できる機能。好みの曲をBGMにすることもできる。またテンプレートを選び、写真フォルダを選択するだけでショートムービーを生成する「おまかせクリップ」機能も利用可能だ。
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さらにユーザーインターフェイスも見やすさ、わかりやすさを重視。通常状態でも大きなフォントで視認性を高めているが、「でか文字」機能をオンにするとフォントが2倍程度に拡大され、さらに読みやすくなる。
【問い合わせ先】
お客様ご相談センター
フリーダイヤル 0120-878-365
関連リンク
- ジャンルBlu-rayディスクレコーダー
- ブランドPANASONIC
- 型番DMR-BZT750
- 発売日2013年4月30日
- 価格¥OPEN(予想実売価格108,000円前後)
【SPEC】●HDD容量:2TB ●録画可能ディスク:内蔵HDD、BD-RE/-R、DVD-RAM/-R/-R DL/-RW ●受信チャンネル:地上・BS・110度CSデジタル(CATVパススルー対応) ●端子:映像入力×1、2chアナログ音声入力×1、光デジタル音声出力×1、HDMI×1、I.LINK×1、SDメモリーカードスロット×1、USB×3、LAN×1 ●消費電力:約24W ●外形寸法:430W×44H×189Dmm(突起部含まず) ●質量:約2.6kg
- ジャンルBlu-rayディスクレコーダー
- ブランドPANASONIC
- 型番DMR-BWT650
- 発売日2013年4月30日
- 価格¥OPEN(予想実売価格75,000円前後)
【SPEC】●HDD容量:1TB ●録画可能ディスク:内蔵HDD、BD-RE/-R、DVD-RAM/-R/-R DL/-RW ●受信チャンネル:地上・BS・110度CSデジタル(CATVパススルー対応) ●端子:映像入力×1、2chアナログ音声入力×1、HDMI×1、I.LINK×1、SDメモリーカードスロット×1、USB×1、LAN×1 ●消費電力:約21W ●外形寸法:430W×44H×189Dmm(突起部含まず) ●質量:約2.4kg
- ジャンルBlu-rayディスクレコーダー
- ブランドPANASONIC
- 型番DMR-BWT550
- 発売日2013年4月30日
- 価格¥OPEN(予想実売価格65,000円前後)
【SPEC】●HDD容量:500GB ●録画可能ディスク:内蔵HDD、BD-RE/-R、DVD-RAM/-R/-R DL/-RW ●受信チャンネル:地上・BS・110度CSデジタル(CATVパススルー対応) ●端子:映像入力×1、2chアナログ音声入力×1、HDMI×1、I.LINK×1、SDメモリーカードスロット×1、USB×1、LAN×1 ●消費電力:約20W ●外形寸法:430W×41.5H×189Dmm(突起部含まず) ●質量:約2.1kg