時期や詳細な内容は未定
iriver“Astell&Kern”「AK120」、アップデートでUSB-DACとDSD再生対応へ
アユートは、先日発表したiriver“Astell&Kern”の192/24対応ポータブルオーディオプレーヤー「AK120」について、ファームウェアアップデートでUSB-DAC機能とDSD再生機能に対応予定であることを発表した。
■AK100もアップデートでギャップレス再生対応の可能性
5月11日に開催されたヘッドホンイベント「春のヘッドフォン祭2013」の製品発表会にて明らかにされた。「AK100」のアップデートについても「まだ未定だが」と断った上で、「USB-DACとDSD再生は難しいが、ギャップレス再生に対応するかもしれない」とした。
アップデート時期については「6月上旬の製品発売時点に間に合わせ、アップデート済みの状態で発売するのか、発売後のアップデートになるのか、現時点ではわからない」という。
また、内容の詳細についても、「DSD再生は本機単体で行えるようにするつもりだとは聞いているが未定」だとしたほか、「ネイティブ再生対応なのかPCM変換の上での再生なのかなども未定」だという。
■AK120/AK100それぞれの位置付けの違い − 人気アニソンプロデューサーの佐藤純之介氏らも登場
発表会では、AK120のコンセプトが「『スタジオクオリティサウンド』を忠実に再現するプロフェッショナルプレーヤー」であり、「プロ現場の持ち運べるモニタリング機」だったことなどを紹介。「ハイエンドなコンシューマー機」であるAK100との位置づけの違いを説明。参加者から両機の価格差について問われると「実はAK100と同じくらいの時期に開発へ着手した。開発期間も長く、開発に投資した額などもやはり違っている。我々も価格を聞いたときには驚いたが実際に体験していただくとなるほどと思わされるものに仕上がっていると思う」と回答した。
そしてプロの現場からの意見として、X JAPANなどを手がけるレコーディングエンジニアの杉山勇司氏、竹内まりやなどを担当するマスタリングエンジニアの原田光晴氏からのビデオメッセージを紹介。「(自分の録音した音源を聴いて)こんなに広く録音していたということを気付かされたことがショックだった」(杉山氏)、「AK100から格段に音質が向上した印象。特にレンジも広く、奥行きもあり各楽器の音色もちゃんと聴き分けられる」(原田氏)と、第一線で活躍するプロからも評価を集めていることを紹介した。
さらに、会場にはスペシャルゲストとしてオーディオライターの佐々木喜洋氏、ランティス作品を始め数々のヒットアニメソングを手がけている音楽プロデューサー、佐藤純之介氏も登場。
佐々木氏は「(最初に型番の数字を聞き)AK100からのマイナーチェンジだろうと思ったが、実際に体験すると全然違った。『AK200』と名乗ってもいいくらいの音質の違いだと思う」「ハイレゾ時代のiPodになれる」と評価。出力インピーダンスがAK100の22Ωから今回は3Ωになったことについても「聴覚に対する安全基準が厳しい国もあるためAK100では22Ωだったが、アメリカやアジアなどではユーザーによる改造も流行っていた。そこにオフィシャルに対応してくれたわけで、ユーザーの声に対応してくれる会社はなかなかない」と同ブランドの姿勢にも言及した。
佐藤氏は「スタジオで作ったものをチェックする環境が限定されていたが、スタジオでの音を持ち出せる初めての機器が登場した。オリジナル音源の作り方もかえていかなきゃいけないかもしれない。これまで以上にこだわっていかなきゃいけないかとも感じた」とした。
■AK100もアップデートでギャップレス再生対応の可能性
5月11日に開催されたヘッドホンイベント「春のヘッドフォン祭2013」の製品発表会にて明らかにされた。「AK100」のアップデートについても「まだ未定だが」と断った上で、「USB-DACとDSD再生は難しいが、ギャップレス再生に対応するかもしれない」とした。
アップデート時期については「6月上旬の製品発売時点に間に合わせ、アップデート済みの状態で発売するのか、発売後のアップデートになるのか、現時点ではわからない」という。
また、内容の詳細についても、「DSD再生は本機単体で行えるようにするつもりだとは聞いているが未定」だとしたほか、「ネイティブ再生対応なのかPCM変換の上での再生なのかなども未定」だという。
■AK120/AK100それぞれの位置付けの違い − 人気アニソンプロデューサーの佐藤純之介氏らも登場
発表会では、AK120のコンセプトが「『スタジオクオリティサウンド』を忠実に再現するプロフェッショナルプレーヤー」であり、「プロ現場の持ち運べるモニタリング機」だったことなどを紹介。「ハイエンドなコンシューマー機」であるAK100との位置づけの違いを説明。参加者から両機の価格差について問われると「実はAK100と同じくらいの時期に開発へ着手した。開発期間も長く、開発に投資した額などもやはり違っている。我々も価格を聞いたときには驚いたが実際に体験していただくとなるほどと思わされるものに仕上がっていると思う」と回答した。
そしてプロの現場からの意見として、X JAPANなどを手がけるレコーディングエンジニアの杉山勇司氏、竹内まりやなどを担当するマスタリングエンジニアの原田光晴氏からのビデオメッセージを紹介。「(自分の録音した音源を聴いて)こんなに広く録音していたということを気付かされたことがショックだった」(杉山氏)、「AK100から格段に音質が向上した印象。特にレンジも広く、奥行きもあり各楽器の音色もちゃんと聴き分けられる」(原田氏)と、第一線で活躍するプロからも評価を集めていることを紹介した。
さらに、会場にはスペシャルゲストとしてオーディオライターの佐々木喜洋氏、ランティス作品を始め数々のヒットアニメソングを手がけている音楽プロデューサー、佐藤純之介氏も登場。
佐々木氏は「(最初に型番の数字を聞き)AK100からのマイナーチェンジだろうと思ったが、実際に体験すると全然違った。『AK200』と名乗ってもいいくらいの音質の違いだと思う」「ハイレゾ時代のiPodになれる」と評価。出力インピーダンスがAK100の22Ωから今回は3Ωになったことについても「聴覚に対する安全基準が厳しい国もあるためAK100では22Ωだったが、アメリカやアジアなどではユーザーによる改造も流行っていた。そこにオフィシャルに対応してくれたわけで、ユーザーの声に対応してくれる会社はなかなかない」と同ブランドの姿勢にも言及した。
佐藤氏は「スタジオで作ったものをチェックする環境が限定されていたが、スタジオでの音を持ち出せる初めての機器が登場した。オリジナル音源の作り方もかえていかなきゃいけないかもしれない。これまで以上にこだわっていかなきゃいけないかとも感じた」とした。