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クラウドで楽曲同期

「iTunes Match」が日本でもスタート、年間3,980円

公開日 2014/05/02 08:05 ファイル・ウェブ編集部
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アップルは、クラウドで音楽データを同期する「iTunes Match」を日本でも開始した。年間登録料は3,980円。PC/MacやiPhone/iPadなどからiTunes Storeにアクセスすると、同サービスの紹介/登録ページが見られる。

利用するにはPC/MacのiTunesのほか、iOS 5以降を搭載したiPhone/iPad/iPod touchのいずれかが必要。

iTunes Matchは、PC/MacのiTunesライブラリの楽曲が同社の「iCloud」に保存され、同じiCloudアカウントでひもづけられたiOSデバイスやPC/Mac、Apple TVでダウンロードやストリーミングが行える有料サービス。iTunesに楽曲を入れておけば、手動で同期する手間なく、他のデバイスからいつでも聴きたい楽曲をダウンロードやストリーミング再生できる。

iTunesライブラリの手持ち楽曲がiTunes Storeで配信されている場合、iCloudへのアップロードは行われない。配信楽曲にマッチしなかった楽曲だけがアップロードされる仕組み。所有している楽曲の音質が、MP3や低ビットレートのAACなどの場合、iTunes Plusの音質(256kbps)でダウンロードできる。なお楽曲データはDRMフリー。

ライブラリ情報やマッチしなかった楽曲はアップルのサーバへアップロードされ、利用しているApple IDと紐づけられる。最大10個のデバイス、25,000曲という制限があるが、iTunesで購入した楽曲で、現在iTunes Storeで配信されている楽曲はカウントされない。

iTunes Matchは2011年に米国でスタートしたサービス。以降、展開する国や地域を広げてきた。アップルでは2012年後半に日本でもiTunes Matchを提供するとしていたが、提供開始が遅れていた(関連ニュース)。

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