＜IFA＞パナソニック、ハイレゾ対応イヤホン「RP-HDE10」の試作機を出展

メッセ・ベルリンのHall5.2にブースを構えるパナソニック。既報のとおり、4K対応湾曲有機ELテレビ「TX-65CZ950」やUHD-BDプレーヤーのモックなどAV製品、白物家電を出展。テクニクスブースも設け、ヘッドホンや新“Grand”クラスのリッピングサーバー（関連ニュース）などを展示している。


オーディオ的に注目のモデルとして、パナソニックブランドのハイレゾ対応イヤホンの試作機が登場していた。型番は「RP-HDE10」。アルミ製ハウジングを採用しており、不要振動を抑えて低歪み＆高解像度再生を実現するという。ドライバーはダイナミック型。リケーブルにも対応（コネクタはMMCX）。発売時期や価格は未定だが、日本でもおそらく販売するのではとのこと。外観は全くの試作段階のため、今後変わる可能性があるという。

また、欧州で9月に発売予定の「RP-HD5」（99.99ユーロ）は、日本でも発売中の「RP-HD10」の下位モデル。φ40mmドライバーを搭載し、4～40,000Hzまでの再生が可能なハイレゾ対応機だ。

振動板はHD10に採用されたMLFではなく、PETフィルム製。ハウジングはABS製で、特別なフレーム構造を採用しており、振動を抑え音質を高めているとのことだ。

「RP-HD5」は日本国内での発売は未定だが、良い製品に仕上がっているため導入を検討中だという。

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