HOME > ニュース > <CES>パナソニックのUltra HD Blu-rayプレーヤーは1,000ユーロ弱、日本発売も検討中

モデル名は「DMP-UB900」

<CES>パナソニックのUltra HD Blu-rayプレーヤーは1,000ユーロ弱、日本発売も検討中

公開日 2016/01/07 12:43 編集部:風間雄介
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いよいよ現地時間6日に開幕した、米ラスベガスで行われている「2016 International CES」。本項ではパナソニックブースの模様を、オーディオビジュアル関連トピックを中心にレポートしていこう。

Ultra HD Blu-rayプレーヤー「DMP-UB900」

ブースには、プレスカンファレンスでも紹介されたUltra HD Blu-rayプレーヤー「DMP-UB900」が展示されている。当サイトではおなじみとなっているパナソニックの技術者、甲野和彦氏にも話を聞くことができた。

パナソニックの技術者、甲野和彦氏に話を聞いた

パナソニックのUltra HD Blu-rayプレーヤー「DMP-UB900」

CESで展示されているDMP-UB900は、基本的にヨーロッパ向けモデル。ヨーロッパでは春に発売予定で、価格は1,000ユーロを切る程度という。

天板の前付近に「ULTRA HD Blu-ray」ロゴが光る

前から見たところ。前面パネルは3Dカットされており美しい

今回のCESでは、北米仕様モデルの発売が発表されたわけだが、甲野氏は「まだ決定してはいませんが、日本での発売も検討中です」と語ってくれた。

日本ではすでにDIGAシリーズの「DMR-UBZ1」が発売されているが、かなり高価であることは確か。本日のレートでは、1ユーロは127円程度であり、1,000ユーロ程度を円に換算すると、UBZ1に比べかなり手頃になりそうだ。ぜひ日本発売を期待したい。

さて、UB900の内容だが、UBZ1をベースに、手の届きやすい価格帯に落とし込んだモデルとなる。映像処理系はほぼUBZ1と同様で、甲野氏によると「画質はほぼ同等」。また甲野氏は「音にもそれなりにこだわっており、物量はUBZ1並みとはいかないが、かなり音質のよいパーツをふんだんに投入している」という。

パネルを開けたところ

横から見たところ。DMR-UBZ1に比べかなり奥行きが短い。また天板や側板も、UBZ1に比べたら薄い

Ultra HD Blu-rayが再生できることはもちろん、「4K High-Precision Chroma Processor」や「4K Direct Chroma Up-scaling」などにより画質を高めた。またBlu-rayやDVDの再生品位にもこだわっている。THXの認定も取得する方向で検討中。

また本機はネットワークオーディオ再生にも対応。 WAV/FLAC/MP3/AAC/WMAだけでなく、5.6MHzまでのDSD再生やALACの再生にも対応している。

HDMI出力は2端子を備え、映像と音声を別々に出力できる。また7.1chアナログ出力端子も装備している。

HDMI出力2端子や7.1chアナログ音声出力端子を備える

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