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企業向けに受注開始

「東芝グラス」がついに発売。“Wearvue”「TG-1」2月末出荷開始

公開日 2016/01/13 11:37 編集部:風間雄介
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(株)東芝は、メガネ型ウェアラブル端末“Wearvue”「TG-1」を2月29日に出荷開始する。本日から、国内で、企業向けに受注を開始する。

東芝のメガネ型ウェアラブル端末“Wearvue”「TG-1」

2014年10月のCEATECで参考出展された「東芝グラス」(関連ニュース)をベースにしたものが、いよいよ販売開始される。

表示形式は「光学シースルー型バーチャルイメージ方式」で、右側に画面を表示する。解像度は1,280×720、表示色は18bitカラー(約26万色)。投映部の出力輝度は500カンデラ。

工場や倉庫内での作業やインフラの保守管理などの補助を主な用途として想定。そのほか同社では、会場で端末を貸出、字幕や解説、各種データやナビを表示するエンターテインメント用途として挙げている。

使用時にはWindows端末で動くアプリケーションが別途必要で、Windows端末とメガネはケーブルで接続する。電源はWindows機、またはモバイルバッテリーを使用する。アプリ開発のためのSDKも東芝が無償で提供する。

本体は167.9W×38.0H×162.5Dmm、質量は50gと、小型・軽量。長時間の作業でもストレスなく使用できるよう装着性も高めた。

投映部を側面後方に配置する独自の光学方式を採用。これにより広い視野を確保した。さらに投映角度を調整できるパーソナルアジャスター(PA)機構も備えており、日本人成人の顔形状や、眼のあいだの距離の98%をカバーするという。

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