HOME > ニュース > final、60万円超の最上位機から技術応用したヘッドホン「SONOROUS III / II」

低価格化と軽量化を実現

final、60万円超の最上位機から技術応用したヘッドホン「SONOROUS III / II」

公開日 2016/02/18 12:16 編集部:小野佳希
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
S'NEXT(株)は、finalブランドより、60万円超の最上位機「SONOROUS X」の技術を継承しつつ軽量化と低価格を実現させたヘッドホン「SONOROUS III」と「SONOROUS II」を3月10日より発売する。

SONOROUS III「FI-SO3BD3」 ¥OPEN(予想実売価格43,800円前後)
SONOROUS II「FI-SO2BD3」 ¥OPEN(予想実売価格37,800円前後)

SONOROUS III

SONOROUS II

先日開催されたポタ研で参考出展されていたモデル(関連ニュース)が正式発表された格好。ドライバーなどは共通で、両機の違いはイヤーパッドのフィルターと筐体内部の構成部品。この違いによって「“III”はモニターライクな音質と広大なサウンドステージを両立、“II”は高域の倍音再生に優れ、情報量の豊かなサウンドを実現した」としている。

最上位機種「SONOROUS X」で採用した、フロントプレートとドライバーユニットを一体化し、共振を抑制する手法を応用。材質には30%のガラスをいれて強化した硬質ポリカーボネイトを新たに採用した。これにより、たわみと共振を抑えて明瞭な音質を実現したという。

振動板には、同じく「SONOROUS X」と同様のチタンを採用する。これによって解像度の向上を図った。

「BAM(Balancing Air Movement)機構」も上位機から継承。振動板前後の圧力のバランスを最適化するという考え方の機構で、III/IIではX/VIIIの開発で得られた知見に基づいてより高い精度のチューニングを施したという。

ハウジングは硬質ABSに高級カメラレンズにも使われるシボ塗装仕上を施し、不要振動を抑制。イヤーパッド内側と外側に開口部を設ける事で、密閉型のヘッドホンながら、クリアな音質を実現したともしている。

ケーブルは着脱式。3.5mm金メッキプラグ採用のロック機構を装備している。

インピーダンスは16Ωで、感度が105dB/mW。ケーブル長は1.5mで、質量は410g。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

トピック

製品スペックやデータを見る
  • ジャンルヘッドホン(単体)
  • ブランドFINAL
  • 型番FI-SO3BD3
  • 発売日2016年3月10日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格43,800円前後)
【SPEC】●ドライバー:φ50mmダイナミック型 ●感度:105dB/mW ●インピーダンス:16Ω ●ケーブル長:1.5m(着脱式) ●プラグ:3.5mmステレオミニ(金メッキ) ●質量:約410g
  • ジャンルヘッドホン(単体)
  • ブランドFINAL
  • 型番FI-SO2BD3
  • 発売日2016年3月10日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格37,800円前後)
【SPEC】●ドライバー:φ50mmダイナミック型 ●感度:105dB/mW ●インピーダンス:16Ω ●ケーブル長:1.5m(着脱式) ●プラグ:3.5mmステレオミニ(金メッキ) ●質量:約410g