位置による聞こえの違いの少なさも高評価
アップル「HomePod」の音質を海外メディアが絶賛、「ショックなほど良い」「信じられない」
アップルが予約受付を開始した、同社初のスマートスピーカー「HomePod」。米国の公式サイトを見ると、いま予約しても2月9日の発売日には受け取れる。品不足にはなっていないようだ。
このHomePod、仕様や機能などについては先日の記事でまとめたが、いくつかの海外メディアが先行して試用し、その結果をレポートしている。音質については軒並み高評価で、絶賛しているものも多い。
これらのメディアはオーディオビジュアル専門媒体ではなく、「音質についてはプロではなく、オーディオファイルでもない」(iMore)とわざわざ断っているレビュワーもいる。また海外メディアは大仰な表現を使いがちな傾向があることも事実だが、いくつかをかんたんに紹介しよう。
Engadgetのレポートでは「音質はショックなほど良い」と書かれている。エド・シーランの「Shape of You」などを聞いても、その音は「非常にウォームかつクリスプ」だという。またボーカルが際立って聞こえるのに、ギターのアタック音などもしっかり聞き取れることについても高く評価している。
Digital Trendsのレポートでは、HomePodの良いところを「ゴージャスなデザイン、ブリリアントなサウンド、シンプルなセットアップ」の3点だと指摘。一方で欠点として「マルチユーザーのサポートが行われていないこと」「Siriを介してサードパーティーの音楽ストリーミングサービスが使えないこと」を挙げている。
音質については、「目を閉じると、ライブ演奏を聴いているように感じられる」と評価。また音の透明感が高く、それぞれの楽器の音色が輝いて聞こえることにも言及している。「非常に高価なハイエンドスピーカーの音には及ばないが、HomePodは数千ドルするわけではなく、一つの小さなエンクロージャーで、きらめくような音質を実現している」と評価している。
TechCrunchのレポートでは、「(アップルが)宣伝で言っているように、その音は素晴らしい。小さなフットプリントで、豊かでフルサイズのサウンドを実現している」と評価。またボーカルとそれ以外の音を分離し、音の拡がり感を出す音づくりにも肯定的だ。
iMoreはレポートの中で、Amazon EchoやGoogle Home Max、そしてSonos Oneを用意し、それぞれとHomePodの音質を比較している。
HomePodとAmazon Echoの比較では、HomePodが圧勝。Google Home Maxと比べても、HomePodの音質の良さは明らかだという。またSonos Oneとの比較では、複数のSonos Oneと1台のHomePodを比べてもHomePodの音質の方が優れており、そのサイズからは信じられないほどのサウンドセパレーションが得られるとしている。「Sonos Oneも優れたスピーカーで、多くのユーザーはこれを買えば幸せになれる」としながら、レビュアー自身は「全部放り投げてHomePodに投資する」と結論づけている。
BUSINESS INSIDERのレポートでは、「1時間ほどデモを体験して、私が確信を持って言えることは一つ、『信じられないサウンド』ということだ」とコメント。「事前に予想していたより大きく、良い音。ベースは強いがヘビーになりすぎることはなく、ボーカルはクリスプでクリア。全体的なサウンドは輝くようで、活気にあふれている」と書いている。
辛めの評価もあった。WIRED UKのレポートでは、「音質が319ポンドというプライスタグにただちに見合うとは言えないが、音は間違いなくパワフル」としている。だが「ミッドレンジに欠点があって、ミックスに何かが欠けているように感じさせる」とも述べている。
これらの音質の評価に加えて、部屋の中のいろいろな場所へ移動したり、立ったり座ったりしても聞こえ方の違いが少ないことを高く評価するコメントが多い。「通常のスピーカーにはスイートスポットがあるが、アップルはスイートゾーンを作ることに成功した」と表現していたメディアもあった。
一方でSiriについては、たとえばSpotifyなどサードパーティー製品との連携ができないなど、改善の余地があると指摘する声が数多く上がっている。
総じて、多くのメディアがその音質を非常に高く評価しているHomePod。日本発売はまだアナウンスされていないが、期待は高まるばかりだ。
このHomePod、仕様や機能などについては先日の記事でまとめたが、いくつかの海外メディアが先行して試用し、その結果をレポートしている。音質については軒並み高評価で、絶賛しているものも多い。
これらのメディアはオーディオビジュアル専門媒体ではなく、「音質についてはプロではなく、オーディオファイルでもない」(iMore)とわざわざ断っているレビュワーもいる。また海外メディアは大仰な表現を使いがちな傾向があることも事実だが、いくつかをかんたんに紹介しよう。
Engadgetのレポートでは「音質はショックなほど良い」と書かれている。エド・シーランの「Shape of You」などを聞いても、その音は「非常にウォームかつクリスプ」だという。またボーカルが際立って聞こえるのに、ギターのアタック音などもしっかり聞き取れることについても高く評価している。
Digital Trendsのレポートでは、HomePodの良いところを「ゴージャスなデザイン、ブリリアントなサウンド、シンプルなセットアップ」の3点だと指摘。一方で欠点として「マルチユーザーのサポートが行われていないこと」「Siriを介してサードパーティーの音楽ストリーミングサービスが使えないこと」を挙げている。
音質については、「目を閉じると、ライブ演奏を聴いているように感じられる」と評価。また音の透明感が高く、それぞれの楽器の音色が輝いて聞こえることにも言及している。「非常に高価なハイエンドスピーカーの音には及ばないが、HomePodは数千ドルするわけではなく、一つの小さなエンクロージャーで、きらめくような音質を実現している」と評価している。
TechCrunchのレポートでは、「(アップルが)宣伝で言っているように、その音は素晴らしい。小さなフットプリントで、豊かでフルサイズのサウンドを実現している」と評価。またボーカルとそれ以外の音を分離し、音の拡がり感を出す音づくりにも肯定的だ。
iMoreはレポートの中で、Amazon EchoやGoogle Home Max、そしてSonos Oneを用意し、それぞれとHomePodの音質を比較している。
HomePodとAmazon Echoの比較では、HomePodが圧勝。Google Home Maxと比べても、HomePodの音質の良さは明らかだという。またSonos Oneとの比較では、複数のSonos Oneと1台のHomePodを比べてもHomePodの音質の方が優れており、そのサイズからは信じられないほどのサウンドセパレーションが得られるとしている。「Sonos Oneも優れたスピーカーで、多くのユーザーはこれを買えば幸せになれる」としながら、レビュアー自身は「全部放り投げてHomePodに投資する」と結論づけている。
BUSINESS INSIDERのレポートでは、「1時間ほどデモを体験して、私が確信を持って言えることは一つ、『信じられないサウンド』ということだ」とコメント。「事前に予想していたより大きく、良い音。ベースは強いがヘビーになりすぎることはなく、ボーカルはクリスプでクリア。全体的なサウンドは輝くようで、活気にあふれている」と書いている。
辛めの評価もあった。WIRED UKのレポートでは、「音質が319ポンドというプライスタグにただちに見合うとは言えないが、音は間違いなくパワフル」としている。だが「ミッドレンジに欠点があって、ミックスに何かが欠けているように感じさせる」とも述べている。
これらの音質の評価に加えて、部屋の中のいろいろな場所へ移動したり、立ったり座ったりしても聞こえ方の違いが少ないことを高く評価するコメントが多い。「通常のスピーカーにはスイートスポットがあるが、アップルはスイートゾーンを作ることに成功した」と表現していたメディアもあった。
一方でSiriについては、たとえばSpotifyなどサードパーティー製品との連携ができないなど、改善の余地があると指摘する声が数多く上がっている。
総じて、多くのメディアがその音質を非常に高く評価しているHomePod。日本発売はまだアナウンスされていないが、期待は高まるばかりだ。