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それぞれ新ドライバーも搭載

SIMGOT、プラグ交換で音質を変えられるイヤホン。付属プラグ違いの「EA2000」と「EN1000」

公開日 2022/11/11 00:00 編集部:小野佳希
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合同会社地球世界は、SIMGOTブランドより、音質チューニングを変えられるモジュールプラグ方式を採用したイヤホン2モデルを本日11月11日に発売する。「EA2000」と「EN1000」をラインナップし、ともにオープン価格だが「EA2000」は税込48,400円前後、「EN1000」は税込25,700円前後での実売が予想される。

EA2000

EN1000

両モデルとも、チューニング電気回路が搭載されたモジュールプラグが3種類付属し、これを交換することで低・中・高域がそれぞれ占める割合、ボーカルの厚み、音場の広さなどに対してさらにチューニングを変えることが可能。2モデル共通のプラグ2種と、それぞれで違う1種の3種類が付属する。

EA2000に付属するプラグ

EN1000に付属するプラグ

クリアで透明感の高いチューニングだという「N3A000」、バランスが良いチューニングにしたという「C3A035」が2モデル共通で付属。これに加え、「EA2000」には前述の「N3A000」に近いチューニングで4.4mmバランス接続を採用する「N4A000」が、「EN1000」には長時間のリスニングを意識して温かみのあるチューニングにしたという「C3A045」が付属する。

EA2000の内部構造

プラグの利用イメージ

「EA2000」は、MMCX形式でのリケーブルに対応し、付属ケーブルもこれまでの製品のものよりアップグレードしたモデル。また、Hi-Res Audio認定も取得している。

ドライバーユニットは、デュアル磁気回路とデュアルチャンバーによるダイナミック型で、口径は12mm。同構造から磁束密度は1.9Tを超えるとのことで、これによりドライバーの全音域のレスポンスを高め、イヤホンの安定性とドライバビリティも維持できるよう配慮した。また、パッシブラジエーターも搭載しており、ユニット内の空気振動でラジエーターが一定の周波数で共振し、低音域の増幅・補強を行う。

付属ケーブルには高純度銀メッキ線材を採用し、1芯ごとに19本を備え、合計8芯152本の構成を採用。「特殊な編み方でさらにイヤホンの音を磨き、より自然で安定した音を得ることができる」とアピールしている。また、高透明度TPE材を採用することでケーブルの耐酸化性を向上させており、ケーブルの耐久性も高めている。

「EN1000」は、2pinプラグでのリケーブルに対応するモデルで、同社第5世代のデュアルチャンバー構造ダイナミックドライバーを搭載。こちらもHi-Res Audio認定を取得している。

EN1000の内部構造

ドライバーは磁気回路とサスペンションに対して複数回の改良とアップグレードを行ったとのことで、これに加えてデュアルチャンバーに2重チューニング材構造も採用している。また、サスペンションも軽量化することで、より強いトランジェントレスポンスを実現したともしている。

振動板のドーム部にはダイヤモンドライクカーボン(DLC)コーディングを、他の部分はベリリウムメッキ加工し、剛性を向上。軽量、強剛性などの特性があるDLCを採用することで分割振動を抑え、歪みの低減を図っている。

付属ケーブルには高純度無酸素銅を銀メッキした8芯ケーブルを採用。そのほかフェースプレートに高透明クリスタルガラスを使用した木の葉デザインを採用。ミドルフレームはMIM(金属粉末射出成形加工)を、筐体は軽量化アルミニウム合金を使用してCNC加工で成型し、鏡面メッキ塗装を採用することで全体的にキラキラした光沢感を出している。

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