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アルミニウム合金ハウジング

SUPERTFZ、新開発ドライバーのフラグシップイヤホン「CROWN」。2つのサウンドモードを搭載

公開日 2023/11/24 00:00 編集部 : 伴 修二郎
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伊藤屋国際は、SUPERTFZのカナル型イヤホン「CROWN」を12月1日(金)より発売する。価格はオープンだが、税込34,800円前後での実売が予想される。

「CROWN」

2つのサウンドモードに切り替え可能な抵抗フィルター回路を搭載するフラグシップモデル。9年間の開発経験を基に新たに開発されたデュアルマグネット構造のΦ12mm第5世代テスラダイナミック型ドライバーを採用する。

2種類のサウンドモードへ切り替えが可能な抵抗フィルター回路を搭載

DCマグネトロンスパッタリング技術により成膜されたブルーフィルムドームとセラミックサスペンションエッジを組み合わせた、軽量さと高剛性を併せ持つ専用設計のダイアフラムを採用。テスラレベルの磁束密度を備えるデュアルマグネットユニットと組み合わせることで、滑らかな高音域と量感豊かで細かなティテールまで再現する低音域を提供し、プロ向けスタジオモニターにも適した高いトランジェント(過度特性)と落ち着いたトーンバランスを実現するという。

新開発ドライバーを搭載

外観デザインの一部にもなっている抵抗/コンデンサによるデュアルフィルター回路は、「プロフェッショナル・モニタリングモード」と「ハイファイ・リスニングモード」の2つの異なる周波数特性へ切り替えられる。

前者はインピーダンスが約20Ωで、ステージモニタリングやミックス作業に適した、高解像度と高いトランジェント、正確な定位感を特徴とする。後者はインピーダンスが約68Ωとなり、低歪み、低ノイズ、繊細で滑らかな高音域再生、広大なサウンドステージ、幅広いサウンドレンジが特徴で、一般のオーディオファンに向けたモードとなる。

ハウジングに備えるベント・ホールでは、チャンバー内の空気の流れを最適化し、音圧を正確にコントロールすることで、低音域の再生能力を向上させ、伸びやかでディテール感に富むクリアなベースサウンドを提供するという。

ハウジングは航空機グレードのアルミニウム合金をCNC切削加工して製造。“大胆かつアバンギャルドなデザイン”を採用したとアピールする。金属ハウジングでありながら、本体質量は片側わずか約5.8gと軽量設計を実現した。

大胆かつアバンギャルドなデザイン”を採用

ケーブルにはPCやスマートフォン、DAPやDAC/AMPなど様々な機器と接続できるスワップ式プラグを採用した銀コートOFC(無酸素銅)を採用。3.5mmアンバランス、2.5mm 4極バランス、4.4mm 5極バランスの3つのプラグを付属し、イヤホン側には0.78mm 2Pin端子を備えリケーブルにも対応する。ケーブル長は約1.2m。

3つの変換プラグも付属する

カラーバリエーションはゴールド+グレー/ゴールド+シルバーの2色を用意する。再生周波数帯域は5Hz - 40kHz、感度は113dB/1kHz。付属品としてシリコンイヤーピース2種を3サイズ(S/M/L)各1ペアずつ(計6ペア)、 低反発ウレタンイヤーチップを1ペア、3.5mmステレオミニ to 6.3mmステレオ標準変換プラグ 、レザー製キャリングケースなどを同梱する。

2色のカラバリ

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