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Chordアナログパワーアンプのスピーカー試聴も実施

<ヘッドフォン祭>FitEar、新ユニバーサルイヤホン「IMarge Universal」を展開/Niimbusの弩級ヘッドホンアンプ「US 5」も聴ける

公開日 2024/02/10 18:00 編集部:長濱行太朗
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イヤホン・ヘッドホンやDAPなどポータブルオーディオ関連ブランドが集まるイベント「冬のヘッドフォン祭 mini 2024」が、2月10日にステーションコンファレンス東京で開催された。本稿では、FitEar、Chord、Niimbusなどのブースレポートをお届けする。

新ユニバーサルイヤホン「IMarge Universal」が人気


FitEarは、発表間もない新製品であるユニバーサルタイプ・イヤホン「IMarge Universal」をメインに展示していた。本モデルは、Sonion社の新しいBAドライバー×2基と静電型トゥイーターユニット×2基のハイブリッド構成で、新BAドライバーは全帯域においてバランスに優れる点が特徴だという。静電型トゥイーターは、超高域部分を担当しており、フラットな高域再生を実現しているとのこと。

FitEarのユニバーサルタイプ・イヤホン「IMarge Universal」

ユニバーサルシェルも新デザインを採用。同社の「FitEar Silver」のシェル設計を見直し、さらに装着感を高めている。独自の「オーバルホーンシステム」も小型化、シェルカラーは「グリッドアッシュ」となる。イヤーチップはSpinfit製のものを導入しており、SS/S/MS/M/Lの5サイズを用意。LEPIC製のハードケース「JUKEBOX」も付属する。

Spinfitのイヤーチップを同梱する

Niimbusのフラグシップ・ヘッドホンアンプ「US 5」を展示


604ブースでは、タイムロードが取り扱うブランドからChord/Pathos Acoustics/Nimbus/Violectricの製品が展開されていた。Chordからは、独自のULTIMAテクノロジーを駆使したコンパクトなアナログパワーアンプ「BerTTi」を展示。小型ながらもフルバランス75W(8Ω負荷時)の出力を備えるため、さまざまなスピーカーを駆動させる実力を獲得。ブースではタブレットをプレーヤーに、Violectric「DHA V590-2PRO」をプリアンプとして接続し、charioのブックシェルフ型スピーカー「Lynx」を鳴らすデモを実施していた。

Chordのアナログパワーアンプ「BerTTi」

BerTTiの試聴ブースではスピーカーと組み合わせて展示

また、DAC「DAVE」「Hugo TT」やアップスケーラー「Hugo M Scaler」、「QUTEST RANGE」シリーズからはDAC「Qutest」と小型アナログインテグレーテッドアンプ「ANNI」の組み合わせをヘッドホンで試聴できるデモ機も置かれていた。

注目なのが、Niimbusのフラグシップ・ヘッドホンアンプ「US 5」。アナログ技術を駆使し、ダイナミックヘッドホン向けに最適化された低ノイズ、かつ超低歪みのアナログ回路設計が採用されているモデルだ。MEZE AUDIOのヘッドホン「EMPYREAN」での試聴が可能だった。

Niimbusのフラグシップ・ヘッドホンアンプ「US 5」。

Violectrixのヘッドホンアンプ「DHA V226」

他にも、イタリアのHi-FiオーディオブランドであるPathos Acousticsから、ハイエンド・ヘッドホンアンプ「InPol Ear with DAC」や小型の純A級ヘッドホンアンプ「Aurium」、Violectrixのヘッドホンアンプ「DHA V226」も展示されていた。

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