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先行モニター募集開始

スカパー!、スティック型ストリーミング端末「スカパー!+(プラス)ネットスティック」を新開発

公開日 2024/04/25 17:42 編集部 : 伴 修二郎
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スカパーJSATは、テレビに挿すことで様々な動画配信サービスを大画面で楽しめるスティック型ストリーミング端末「スカパー! +(プラス) ネットスティック」を発表。スカパー! 契約者を対象とする先行モニターの募集を開始した。

「スカパー!+(プラス)ネットスティック」

「スカパー! +(プラス) ネットスティック」は、手持ちのテレビに本製品を挿すことで、誰でも手軽に動画コンテンツ・サービスを大画面で楽しめるスティック型デバイス。動画配信サービスには、スカパー! 番組配信に加え、YouTube、Amazon Prime Video、U-NEXT、NHKプラス、TVer、FOD、SPOOXなどの対応を予定している。

本製品の発表に至った経緯として、同社が行ったインターネット調査によると、「動画配信サービスの動画をテレビで視聴していない人」の63%が「テレビ画面で視聴したいと思ったことがある」と回答したと指摘。この調査結果の背景として、「設定が面倒」「テレビで視聴する方法がわからない」などが挙がったとする。

また、コンテンツ視聴の活用法として「テレビで発見→動画配信サービスで検索していっき見」といった行動も見られたとのこと。このような調査結果から、地上波や有料衛星放送などのテレビ放送を活用しながら、上手くテレビ画面で配信サービスも同時活用したいという潜在需要が高まっているとして、本製品の投入に至ったと説明している。

本製品の主な特徴として、各コンテンツが集約されるポータル画面からシームレスにコンテンツの視聴が可能。Google Play搭載により、音楽やゲームアプリなどサービスを横断したコンテンツの視聴・検索が、スカパー! +1つで行えるとする。

シームレスにコンテンツの視聴が可能

また、プロフィールを作成すると、ユーザーの嗜好に合ったコンテンツが見つかりやすくなる専用画面も用意される。OSはAndroid TV OSを採用するほか、最適なコンテンツを届けるための様々な機能をサポートするという。

ユーザーの嗜好に合ったコンテンツを見つけやすい

さらに、本サービスの提供開始により、スカパー! はコネクテッドTV(CTV)事業を立ち上げ、「『衛星放送プラットフォーマーから放送・配信を横断したハイブリッド型プラットフォーマーへ』と大きく進化いたします」とアピールしている。

本製品はまず第1弾施策として、先行モニター対象者に無料提供される。モニター対象者は応募者の中から抽選で選ばれた20,000名。対象者は年3回のスカパー! +ネットスティック利用に関するアンケート回答が必須となる。

応募対象者はスカパー! の放送サービス、スカパー!、プレミアムサービス、プレミアムサービス光の加入者。応募期間は6月30日(日)までで、モニター期間は2024年10月1日(火)から2025年8月31日(日)まで。応募は特設サイトの専用フォームから行える。

同社は本製品の今後について、「モニターを通じて、操作性や嗜好性など、ユーザー評価と潜在需要を掘り起こし、改良を加えた上で、幅広い方へのサービス事業を本格展開する予定です」とコメントしている。

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