米ソニー、新フラグシップ有機ELテレビ「BRAVIA 8 II」など25年モデル3シリーズ発表
米ソニー・エレクトロニクスは現地時間4月2日、同社4Kテレビ “BRAVIA(ブラビア)” の最新モデル3シリーズを発表した。ラインナップは下記の通り。価格は後日改めてアナウンスを予定している。

■4K有機ELテレビ「BRAVIA 8 II」
65型:K-65XR80M2
55型:K-55XR80M2
■Mini LEDバックライト搭載4K液晶テレビ「BRAVIA 5」
98型:K-98XR50
85型:K-85XR50
75型:K-75XR50
65型:K-65XR50
55型:K-55XR50
■4K液晶テレビ「BRAVIA 2 II」
75型:K-75S20M2
65型:K-65S20M2
55型:K-55S20M2
50型:K-50S20M2
43型:K-43S20M2
日本時間3月28日にティザーでの告知が行われたBRAVIA新モデルが正式に発表された格好。3シリーズ計12機種が順次市場に投入されていく。
BRAVIA 8 IIは、昨年発売された “A95Lシリーズ” に変わる、4K有機ELテレビの新たなフラグシップモデルとして展開。独自の認知特性プロセッサー「XR」の広色域技術「XR Triluminos Max」と最新世代のQD-OLEDパネルとの組み合わせでクリエイターのイメージを忠実に再現すると謳う。

映像処理技術として、映像を検知・分析し、最もリアルな表示を実現する「AIシーン認識システム」、光を緻密にコントロールし、奥行きとディテールを表現する「XRコントラスト・ブースター」などを搭載。サウンドシステムとしてパネルの裏に配置された「アクチュエーター」がパネルを振動させることで、画面そのものから音を出す「Acoustic Surface Audio+(アコースティックサーフェスオーディオ プラス)」を採用している。
BRAVIA 5は、2024年モデルの最先端技術と機能を手頃な価格で実現したというMini LEDモデルのエントリー機として位置づけられる。こちらも「XR」を搭載し、業務用モニターとコア技術を共有する「XRバックライト・マスター・ドライブ」により緻密なLED制御を実現したとする。

BRAVIA 2 IIは、4K BRAVIAのエントリー帯の液晶モデルとしてラインナップ。「X1」プロセッサーを採用し、HD映像を4K相当にアップスケールする「4K XR-Reality PRO.4」を搭載する。音響はDolby AtmosとDTS:Xに対応し、Google TVによる幅広いコンテンツ提供など基本的な機能を網羅している。
