米ソニー、ワイヤレスサブウーファー付3.1.2chサウンドバー「BRAVIA Theater Bar 6」発表
米ソニー・エレクトロニクスは現地時間4月2日、ワイヤレスサブウーファー付3.1.2chサウンドバー「BRAVIA Theater Bar 6」をはじめ、ホームシアターシステム「BRAVIA Theater System 6」、リアスピーカー「BRAVIA Theater Rear 8」を発表した。価格と発売時期は、2025年春に公開予定としている。

BRAVIA Theater Bar 6は、本体内にフロントスピーカー3ch、イネーブルドスピーカー2chを備え、さらにワイヤレスサブウーファーを1ch組み合わせた3.1.2ch構成のサウンドバー。セリフをクリアに表現し、リスナーを包み込むような広大なサウンド、そして深くパワフルな低域再生が特徴だとアピールする。
立体音響フォーマットはDolby Atmos/DTS:Xをサポート。独自の高音質技術である「Vertical Surround Engine」や「S-Force PRO Front Surround」によって、リアリティが高く多次元的なサウンドも実現しているという。独自のアップミックス技術も備えており、ステレオコンテンツから個々のオーディオオブジェクトを抽出/再配置することで、3Dサウンドとして楽しめる。
また、同社のテレビ “BRAVIA(ブラビア)” と連携機能も装備し、中音域をブーストして音声の明瞭度を高め、会話などを聴き取りやすくする「Voice Zoom 3」、BRAVIAテレビの付属リモコンからの一括コントロールなどに対応。スマートフォンアプリ「BRAVIA Connect」からの操作にも対応する。
BRAVIA Theater System 6は、フロント3chシステムを内蔵したサウンドバーを中心に、リアスピーカーを2ch、サブウーファーを1ch組み合わせた5.1chホームシアターシステム。スピーカーユニットは合計10基搭載。立体音響フォーマットはDolby Atmos/DTS:Xをカバーする。

高音質技術として「Vertical Surround Engine」や「S-Force PRO」、独自のアップミックス機能を搭載しており、バーチャルサウンド技術を活用した3Dサウンドを楽しむことができる。また、フロント/リアの両方から同じサウンドを再生し、没入感を増幅する「マルチステレオ」機能にも対応する。

リアスピーカー「BRAVIA Theater Rear 8」は、トゥイーター×1基/ウーファー×1基を備えた2ウェイ・スピーカーであり、「BRAVIA Theater Bar 9」「BRAVIA Theater Bar 8」「HT-A7000」「HT-A5000」「HT-A3000」などの同社サウンドバーと組み合わせることが可能。AVアンプ「STR-AN1000」「STR-AZ7000ES」「STR-AZ5000ES」「STR-AZ3000ES」「STR-AZ1000ES」でも使用できる。
互換性の同社のサウンドバーとペアリングすることで、ソニー独自の立体音響技術「360 Spatial Sound Mapping」を利用可能。また、ワイヤレスで接続できることも特徴としている。