1月17日までに40万人の来場者を見込む
「旭川市×ソニービル ハイビジョン旭山動物園」が開幕 - 200インチでの3D映像上映など実施
ソニーは、銀座ソニービルにて旭山動物園の動物たちの3D映像上映などを行うイベント「旭川市×ソニービル ハイビジョン旭山動物園」を1月17日まで実施。本日、オープニングイベントを開催した。
本イベントは、旭山動物園の映像を“BRAVIA”を始めとしたソニー製品を通じて視聴するなどの体験が可能なもの。8階の「OPUS(オーパス)」では、ソニーが撮影した旭山動物園の動物たちの3D映像も見ることができる(関連ニュース)。
開幕に先立って行われたプレス向けイベントでは、最初にソニー企業(株)代表取締役社長の齋藤恵治氏が登壇。「ソニーの技術で旭山動物園の動物たちの様子を銀座で再現することにより、お客様に自然の美しさや大切さ、動物たちの命の育みを少しでも感じていただきたいという、我々の長年の思いを体現したものだ」とイベントの趣旨を説明した。
そして齋藤氏は「会期中に40万人くらいの方に来て頂ければと思っている」と、来場者数の見込みを発表。「北海道の魅力や環境資源をご紹介しつつ、このイベントが近い将来に銀座の冬の風物詩になるような企画に発展させていきたい」と将来への意気込みを語った。
齋藤氏のあいさつに続いては、旭川市旭山動物園 園長の坂東元氏が登壇し、「私も実際の映像を見せてもらったが、もはやバーチャルでなく、本当にリアルでキレイなものでびっくりした。『もう本物を見に行かなくてもいいや』と思われてしまうのではないかと心配するほどだ(笑)」と、映像の出来映えを賞賛。
そして「個人的な心残りは、ペンギンの散歩も3D映像で見たかったなということ。来年はそうしたものを具体化できればうれしいなと思っている」と次回以降への展望も口にした。
ソニービル1階と2階のショールームでは、「ハイビジョン旭山動物園」と題したコーナーを用意。“BRAVIA”で動物園のハイビジョン映像や、同動物園の名物イベント「もぐもぐタイム」などの様子を見ることができる。
また、参考技術展示として“BRAVIA”を使った3D上映ブースも用意。こちらでは、「OPUS」で上映される内容のダイジェスト映像を3Dで視聴可能で、高い関心を示す来場者が多く目に付いた。
そのほか、一角には今回の撮影に使用したものと同型の製品を展示。業務用カムコーダー「HDW-F900」と、「HDR-CX500V」「HDR-CX120」という“Handycam”2機種とともに、その横に並べた“S-Frame”で撮影時の模様などを紹介している。
そして、ソニービル エントランス前には旭川市出身の氷彫刻家の曽根秀幸氏による作品「氷の旭山動物園」や、本物の流氷などを展示。同スペースで一般来場者に向けたテープカットを行った後は、先着で「北海道の味覚カレーセット」配布などを行った。
なお、館内では各種展示のほかにも、協賛のAIR DOから往復航空券などが抽選で2010名にプレゼントされるスタンプラリーなども実施されている。
以下、プレスイベントで行われた質疑応答の模様をお届けする。
Q.メガネなしの3Dはまだ難しいのか。
A.技術開発検討は進めているが現状ではまだメガネありでいくべきだと思っている。3Dテレビについても裸眼方式を検討してはいるが、現状では画質や立体感などを考慮してメガネありで開発を進めているようだ。メガネを使用しない方式の3Dについては、将来的な検討課題として進めている状態だ。
Q.撮影期間はどれくらいだったのかを教えて欲しい。今回は冬の映像だが、1年を通して撮影した中からイベント用に冬のものを選んだのか。
A.期間は10月31日から11月5日まで撮影した。天候の関係で雪のあるシーンとないシーンが混じっている。内容は冬を迎える動物たちの映像ストーリーとなっている。
Q.春のシーンを撮影したりする予定はないのか。
A.イベントへの声など様々な反応を見ながら随時検討していきたい。
Q.どういったところにこだわって3D撮影をしたのかを教えて欲しい。また、撮影はすべて3Dのものなのか。
A.カメラはスーパーモーションと通常のハイビジョンを両方使っている。両方とも3D対応機を使った。動物たちのぜひ見てもらいたいものに関してスーパーモーションを使うなど、シーンに応じて機材を使い分けた。
こだわりについては、カメラが近づくと動物が離れてしまうなどの注意点を撮影前に板東園長や飼育スタッフと綿密に打ち合わせた。動物たちとの距離を配慮して、自然な姿を撮影できるよう気をつけた。
本イベントは、旭山動物園の映像を“BRAVIA”を始めとしたソニー製品を通じて視聴するなどの体験が可能なもの。8階の「OPUS(オーパス)」では、ソニーが撮影した旭山動物園の動物たちの3D映像も見ることができる(関連ニュース)。
開幕に先立って行われたプレス向けイベントでは、最初にソニー企業(株)代表取締役社長の齋藤恵治氏が登壇。「ソニーの技術で旭山動物園の動物たちの様子を銀座で再現することにより、お客様に自然の美しさや大切さ、動物たちの命の育みを少しでも感じていただきたいという、我々の長年の思いを体現したものだ」とイベントの趣旨を説明した。
そして齋藤氏は「会期中に40万人くらいの方に来て頂ければと思っている」と、来場者数の見込みを発表。「北海道の魅力や環境資源をご紹介しつつ、このイベントが近い将来に銀座の冬の風物詩になるような企画に発展させていきたい」と将来への意気込みを語った。
齋藤氏のあいさつに続いては、旭川市旭山動物園 園長の坂東元氏が登壇し、「私も実際の映像を見せてもらったが、もはやバーチャルでなく、本当にリアルでキレイなものでびっくりした。『もう本物を見に行かなくてもいいや』と思われてしまうのではないかと心配するほどだ(笑)」と、映像の出来映えを賞賛。
そして「個人的な心残りは、ペンギンの散歩も3D映像で見たかったなということ。来年はそうしたものを具体化できればうれしいなと思っている」と次回以降への展望も口にした。
ソニービル1階と2階のショールームでは、「ハイビジョン旭山動物園」と題したコーナーを用意。“BRAVIA”で動物園のハイビジョン映像や、同動物園の名物イベント「もぐもぐタイム」などの様子を見ることができる。
また、参考技術展示として“BRAVIA”を使った3D上映ブースも用意。こちらでは、「OPUS」で上映される内容のダイジェスト映像を3Dで視聴可能で、高い関心を示す来場者が多く目に付いた。
そのほか、一角には今回の撮影に使用したものと同型の製品を展示。業務用カムコーダー「HDW-F900」と、「HDR-CX500V」「HDR-CX120」という“Handycam”2機種とともに、その横に並べた“S-Frame”で撮影時の模様などを紹介している。
そして、ソニービル エントランス前には旭川市出身の氷彫刻家の曽根秀幸氏による作品「氷の旭山動物園」や、本物の流氷などを展示。同スペースで一般来場者に向けたテープカットを行った後は、先着で「北海道の味覚カレーセット」配布などを行った。
なお、館内では各種展示のほかにも、協賛のAIR DOから往復航空券などが抽選で2010名にプレゼントされるスタンプラリーなども実施されている。
以下、プレスイベントで行われた質疑応答の模様をお届けする。
Q.メガネなしの3Dはまだ難しいのか。
A.技術開発検討は進めているが現状ではまだメガネありでいくべきだと思っている。3Dテレビについても裸眼方式を検討してはいるが、現状では画質や立体感などを考慮してメガネありで開発を進めているようだ。メガネを使用しない方式の3Dについては、将来的な検討課題として進めている状態だ。
Q.撮影期間はどれくらいだったのかを教えて欲しい。今回は冬の映像だが、1年を通して撮影した中からイベント用に冬のものを選んだのか。
A.期間は10月31日から11月5日まで撮影した。天候の関係で雪のあるシーンとないシーンが混じっている。内容は冬を迎える動物たちの映像ストーリーとなっている。
Q.春のシーンを撮影したりする予定はないのか。
A.イベントへの声など様々な反応を見ながら随時検討していきたい。
Q.どういったところにこだわって3D撮影をしたのかを教えて欲しい。また、撮影はすべて3Dのものなのか。
A.カメラはスーパーモーションと通常のハイビジョンを両方使っている。両方とも3D対応機を使った。動物たちのぜひ見てもらいたいものに関してスーパーモーションを使うなど、シーンに応じて機材を使い分けた。
こだわりについては、カメラが近づくと動物が離れてしまうなどの注意点を撮影前に板東園長や飼育スタッフと綿密に打ち合わせた。動物たちとの距離を配慮して、自然な姿を撮影できるよう気をつけた。