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新規登録などは4月1日以降受付停止

定額聴き放題音楽配信「ナップスター」が5月31日で全サービスを終了

公開日 2010/03/01 17:48 ファイル・ウェブ編集部
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タワーレコード(株)とナップスタージャパン(株)は、定額制での聴き放題などが可能な音楽配信サービス「napster」を始めとした全サービスを5月31日で終了すると発表した。

ナップスタージャパンに対するライセンサーである米Napster, LLC.はアメリカおよびヨーロッパの音楽市場に対応するため、DRMフリーへのプラットフォーム移行を進めている。しかし、ナップスタージャパンでは、楽曲の許諾およびシステムの運用等に対応するための大規模な支出なしには今後、日本市場におけるユーザに対して現行のサービスの提供を継続することが困難になると判断したという。

4月1日以降は新規登録などが行えなくなるほか、既にナップスターのサービスを利用中のユーザーによる、登録コース変更も行えなくなる。

クレジットカードで「Napster To Go」もしくは「Napster Basic」コースを利用しているユーザーに関しては、4月1日から4月30日までの間に行われるサービス料金の請求が最後となる。

また、プリペイドカードの「ナップスターカード」については、未使用のカードを持っているユーザーと、使用中のカード(コード)の有効期限が2010年6月1日以降のユーザーを対象に未使用の期間分を返金する。なお、該当するユーザーには専用フォームからの問い合わせを受け付けている。

最後の請求日から1ヶ月後がサービスの有効期限となり、サービス有効期限以降は、定額聴き放題でのストリーミング再生、PCにダウンロードした楽曲の再生、Napster To Go対応携帯電話及びポータブル・プレイヤーに転送した楽曲の再生は行えない。なお、有料楽曲購入サービスで購入した楽曲はサービス終了後もWindows Media Playerなどで再生可能だ。

また、有効期限以降は自動的に定額聴き放題がキャンセルされる。このため、サービス停止まで利用する場合にはユーザー自身がキャンセル手続きを行う必要はない。

ナップスターアプリ内の特集コンテンツ等の更新や、新曲の追加配信は5月1日を最後に停止される。なお、過去のコンテンツは5月31日まで閲覧可能で、6月1日以降は閲覧できなくなってナップスターアプリはサポート対象外となる。

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