HOME > ニュース > 英国の超個性的クラフトビール「BrewDog」のオフィシャルバーが六本木にオープン

オープンに先立ち開催されたレセプションをレポート

英国の超個性的クラフトビール「BrewDog」のオフィシャルバーが六本木にオープン

公開日 2014/03/03 10:36 ファイル・ウェブ編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
(株)ブリュードッグ・ジャパンは、英国スコットランドのクラフトビール「BrewDog(ブリュードッグ)」のオフィシャルバー「BrewDog Roppongi」を3月1日より東京・六本木にオープンした。これに先立ち、2月27日にメディア向けレセプションが開催された。

六本木「BrewDog Roppongi」。BrewDogをはじめ、約20種類の樽生ビールを常時楽しむことができる

豊富な知識とスキルを備えたスタッフがBrewdogのクラフトビールを提供してくれる

BrewDogとは、2007年にスコットランド北東部に設立されたマイクロブルワリー(小規模ビール醸造所)だ。当時、弱冠24歳だったジェームズ・ワット氏が、保守的なビールが増えていることを危惧し「至高のビールを造る」ことを目標に創業した。創業から7年を経て、そのビールの味が世界中のファンに支持され、現在では年間約31億円を売り上げ、生産量の約60%を世界32ヶ国に輸出するという規模にまで成長した。

BrewDogは個性的なクラフトビールを多数ラインナップしている

同社のビールがなぜここまで支持されているのか。看板商品である「PUNK IPA」は、ホップを通常のラガービールの40倍以上も投入。IPA(インディア・ペール・エール)の特徴である強い苦みに加えて、完成直前にも大量のホップを投入する「ドライホッピング」で生まれた柑橘系のアロマ、そして麦芽由来の甘さが、世界中のビール好きを魅了している。

東京・六本木の「BrewDog Roppongi」は、このBrewDogのビール10種類(定番6種+随時入れ替わる定番品4種)に加え、世界中から集めたゲストビール10種、合計20種類もの樽生ビールを常時楽しむことができるバーだ。しかも、店員は皆、豊富なビールの知識を備えているのだという。

店内はBrewDogのブランドイメージを伝えるべく、英国製レンガを使った7mを超えるバーカウンター、ヨークシャーの映画館で使用されていたシネマシートやヴィンテージ・レザーを用いたソファなど趣向がこらされている。

英国製のレンガで組み上げられたバーカウンター

カジュアルながら雰囲気のある、落ち着ける店内

レセプションにはBrewDogの英国本社よりオペレーション・ディレクターであるMartin Dempester氏が来日して挨拶。「BrewDogのクラフトビールは、味、そしてパッションを追求している点で一般的なビールとはまったく異なります。利益を度外視して最高のスタイルと品質を目指しています。私たちのビールを作っているのは会計士ではなく、アーティストなのです」とコメント。BrewDogの独自のビジネスモデルを紹介しつつ、ビール業界の破壊的な存在になりたいと述べた。

英国BrewDogのオペレーション・ディレクターであるMartin Dempester氏。持っているのは同社が手がけたアルコール度55%のビール。リスの剥製で包まれたボトルも話題を呼んだ

BrewDogの創設者であるジェームズ・ワット氏もビデオメッセージを寄せ、クラフトビールへの熱い想いと日本への期待を語った

また、日本の市場はBrewDogの輸出先として第3番目に大きな規模であることも紹介。日本への輸出量もこの12ヶ月で2倍になったという。 Dempester氏は「日本の消費者は味、品質ともにとても常に高いものを求めてると感じています。そんな日本に、アジア初のBrewDogのオフィシャルバーを出店できたことが非常に嬉しいです」と語っていた。

本国から駆けつけたBrewDog社のメンバーと、BrewDog Roppongiのスタッフ

レセプションでは「PUNK IPA」「5AM SAINT」「LIBERTINE BLACK ALE」「HARDCORE IPA」と定番の4銘柄をテイスティングすることができた。名前も個性的だが、そのテイストもそれぞれ個性に溢れている。苦みとフルーティーな甘みが同居したPUNK IPAから、ビールとは思えない香ばしさで飲みごたえのあるLIBERTINE BLAC ALEまで、同じブランドが手がけているとは思えない振り幅の広さ。いわゆる「ビール」を飲んでいる感覚とはまったく異なる、こだわり抜かれたクラフトビールの魅力を味わうことができた。どの銘柄もアルコール度数は高めなので、飲み過ぎには注意だ。

レセプションでは「PUNK IPA」「5AM SAINT」「LIBERTINE BLACK ALE」「HARDCORE IPA」のテイスティングが行われた

また、実際にビールをサーブするデモンストレーションも行われた。クラフトビールを知り尽くしたスタッフがサーブする樽生ビールはやはり格別である。最高の状態で提供してくれるBrewDogを楽しめるということも、やはりこの店の魅力だ。

実際にスタッフが樽生ビールをサーブするデモンストレーションも行われた。熟練のスタッフが提供してくれる樽生は格別

カジュアルだけれども落ち着ける店内で、英国発の個性的クラフトビールを存分に味わえるのがBrewDog Roppongi。ぜひ足を運んで、「既成概念をぶっこわす」極上のクラフトビールを味わってみてほしい。

BrewDog Roppongiでは世界のクラフトビールと共に、厳選したフードも楽しめる

<店舗概要>
BrewDog Roppongi(ブリュードッグ六本木)
住所:東京都港区六本木5-3-2 齊藤ビル1F
電話番号:03-6447-4160
営業時間:月~木 17:00~24:00 金・土・日 11:00~24:00
アクセス:
六本木駅(東京メトロ日比谷線/都営地下鉄大江戸線)3番出口・徒歩2分


この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー196号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.196
オーディオアクセサリー大全2025~2026
特別増刊
オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX

本ページからアフィリエイトプログラムによる収益を得ることがあります

NEWS
AV&ホームシアター
オーディオ
モバイル/PC
デジカメ
ホビー&カルチャー
過去のニュース
RANKING
イヤホン・ヘッドホン
AV機器売れ筋
さらに見る
AWARD
VGP
DGPイメージングアワード
DGPモバイルアワード
オーディオ銘機賞
オーディオアクセサリー銘機賞
アナロググランプリ
REVIEW
レビュー
コラム
注目製品クローズアップ
優秀録音ハイレゾ音源レビュー
さらに見る
連載
折原一也の“いまシュン!”ビジュアルプロダクト
高橋 敦のオーディオ絶対領域
山本 敦のAV進化論
角田郁雄のオーディオSUPREME
今週の発売新製品
アニソンオーディオポータル
さらに見る
INTERVIEW
インタビュー記事一覧
さらに見る
BRAND
注目ブランド情報
MAGAZINE
オーディオアクセサリー
analog
ホームシアターファイル
プレミアムヘッドホンガイド
プレミアムヘッドホンガイドマガジン
雑誌定期購読
雑誌読み放題サービス
メルマガ登録
SHOPPING
PHILE WEB.SHOP
通販モール