いよいよエプソンがホームシアタープロジェクター市場へ参入！

手前がELP-TW100。奥がELP-TS10

●セイコーエプソン株式会社は、ビジネス用データプロジェクターで培った先進技術を結集し、家庭でも大画面・高画質で豊かな映像時空間を体感できる、高性能ホームシアター用液晶プロジェクター２機種、ハイエンドモデルの「ELP-TW100」及びエントリーモデルの「ELP-TS10」をエプソン販売株式会社を通じ2002年2月中旬より順次発売する。

「ELP-TW100」は、自社新開発の高解像度ハイコントラスト16:9ワイド液晶パネル（1280×720ドット）を搭載し、さらに映像信号処理回路にファロージャDCDiを採用、３次元Y/C分離機能、動き検出機能等の高画質化技術、さらに当社カラープリンタのテクノロジーを応用したカラーリアリティ技術によるきめ細かな画作りにより、映像の滑らかな動き、鮮やかな色合い、そして深みのある黒を忠実に再現することを可能とした本格派モデル。気になる価格は50万円を切るという。

また、HDTV対応信号フォーマットである750ｐにリアル対応。BSデジタルハイビジョン放送をはじめ、多彩な映像入力信号フォーマットを再生できる。

さらに、ホームシアターユースとしてうれしいのは、ファンノイズを30ｄBと大幅に低減した静音設計となっていることに加え、短焦点レンズにより2.5ｍで80型（16:9）の投影を実現している。
またRGBを独立して「オフセット」「ガンマ」「ゲイン」の調整も可能。マニアにも十分満足のいく内容だ。

「ELP-TS10」は、自社開発0.9型ハイコントラストパネルを搭載し、信号フォーマット525ｐ映像ソースや使用シーンに応じて画像の色合いと質感を選べる５つのカラーモード機能を備えた手軽に高画質・大画面画像を楽しめるエントリーモデルとなっている。こちらの予想価格は30万円を切る戦略的ものだ。（ホームシアターファイル編集部）