HOME > ニュース > ヤマハ、映画鑑賞に最適なホームシアター用液晶プロジェクターを発売

ヤマハ、映画鑑賞に最適なホームシアター用液晶プロジェクターを発売

公開日 2002/06/05 18:39
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ヤマハ ホームシネマプロジェクター「LPX-500」
●ヤマハ(株)は、同社初のデジタルシネマプロジェクター「DPX-1」の設計思想を継承し、ホームシアター用として映画鑑賞に最適な液晶プロジェクター「LPX-500」を新たに発売する。発売予定時期は8月下旬、価格はオープン価格だが、およそ50万円前後での販売が予想される。

本製品ではHD対応リアル720p(1280×720ピクセル、アスペクト比16:9)のワイド液晶パネルを採用した。独創のハイコントラスト光学系採用ナチュラルブラック・コンセプトにより高精細かつ忠実な色再現性を実現した。

液晶プロジェクターとして600:1のハイコントラストを実現、リニアカラーバランス技術による忠実な色再現と、Faroudja「DCDi回路」搭載による高画質IP変換の搭載などによるフィルムライク画質の実現など、フィルムソースの高画質再生に優れた実力を発揮する。

短焦点・高倍率(1.35倍)ズームレンズの搭載により、100インチワイド(16:9)スクリーン投影時の投射距離は最小で3.15mを実現。平置き設置はもちろん、オプションの金具を用いることによる天井吊り設置も可能。設置位置や角度によって生じた画面の台形歪みを、上下15%の範囲で補正できるデジタルキーストン補正回路も搭載し、ホームシアター設置における高い自由度を誇る。本体内部の各ユニットや、ファンの高度な制御により冷却性能と運転音の低減を両立させ、ヤマハ独自のサイレントレイアウト設計を確立した。運転音は32dBにまで低減を達成。

衛星デジタル放送の最高画質(1080i)をはじめ、480p、480iなどの既存映像メディアのフォーマットにも幅広く対応。HTPCとの連動性もDVI端子の搭載により高まり、またBSハイビジョン放送信号も入力できるD4端子のほか、カスタムインストレーション対応のRS-232C端子をはじめ、充実の端子群を装備した。

ヤマハのプロジェクター製品にまた強力なモデルが一つ加わった。
(Phile-web編集部)

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
製品スペックやデータを見る
  • ブランドYAMAHA
  • 型番LPX-500
  • 発売日8月下旬
  • 価格オープン価格(予想市場価格:50万円前後)
【SPEC】
●解像度:HD-720p(1280×720 pixel)
●明るさ:700 ANSI lumens
●コントラスト比:600:1
●騒音レベル:32dB
●対応信号:480i、576i、480p、576p、720p、1080i、1080p(RGB)
NTSC、PAL、SECAM、NTSC4.43、PAL60、PAL-M、PAL-N
SXGA、XGA、SVGA、VGA
●入出力端子:RCA×1、4ピンミニDINx1、Dsub15ピンx1、RCAx4、DVI-Dx1、D4x1、ミニジャックx1、Dsub9ピンx1、RS-232C
●消費電力:240W
●外形寸法:409 (W)×281 (D)×111 (H) mm [125 (H) 脚部含む]
●質量:4.76kg