パイオニア、音場補正システムを搭載した6.1ch対応のAVアンプ2機種を発売
「VSX-D912-N」/「VSX-D812-S」 |
両機とも、音場補正システム「MCACC SETUP」を搭載することにより、各チャンネルの音圧レベルや距離の補正を行うことができ、正確なマルチチャンネル再生を楽しむことができる。またD912は、オリジナルテストトーンによる聴感マニュアル補正に加え、付属マイクを利用した自動補正も可能となっている。
さらに両機は、96kHz/24bitの高音質5.1チャンネル収録を可能にした最新の圧縮音声フォーマット「DTS96/24」に対応。これにより、40kHz超のワイドレンジと144dB(理論値)の高ダイナミックレンジの5.1チャンネルサラウンド再生が可能となり、高音質でDVDビデオの映画や音楽を楽しむことができる。また、「デュアルサラウンドバック機能」により、サラウンドバックスピーカーを2本用いた7.1チャンネル再生や、サラウンドバックスピーカーを設置しない5.1チャンネル環境のもとでも6.1チャンネルソースが楽しめる「バーチャルサラウンドバックモード」など、様々な視聴環境において最適なマルチチャンネル再生を楽しむことができる。
(Phile-web編集部)
関連リンク
- ブランドPIONEER
- 型番VSX-D912-N/VSX-D812-S
- 発売日2003年5月上旬
- 価格75,000円/56,000円
【SPEC】
●実用最大出力:
フロント 100W+100W(JEITA、6Ω、サラウンド時)
センター 100W(JEITA、6Ω、サラウンド時)
サラウンド 100W+100W(JEITA、6Ω、サラウンド時)
サラウンドバック 100W(JEITA、6Ω、サラウンド時)
●定格出力:80W+80W(20Hz〜20KHz、0.09%、6Ω)
●周波数特性:5Hz〜100KHz(+0/-3dB)
●全高調波歪率:0.09%(20Hz〜20KHz、80W、6Ω)
●ライン入比S/N比:98dB(IHF-A)
●入力端子:
デジタル: 同軸2系統、光2系統(D812)、3系統(D912、内1系統はフロント入力用) ※全てアサイン可能
AUDIO: 3系統(CD,CD-R/TAPE/MD,AUX)
VIDEO: 4系統(DVD/LD,TV/SAT,VCR/DVR,VIDEO)
S-VIDEO: 4系統(DVD/LD,TV/SAT,VCR/DVR,VIDEO)
コンポーネント: 2系統(アサイン可能)
●出力端子:
プリアウト: フロントL,R、センター、サラウンドL,R、サラウンドバック、
サブウーファー出力(1系統)
デジタル: 光1系統
AUDIO: 1系統(CD-R/TAPE/MD)
VIDEO: 2系統(VCR/DVR、MONITOR)
S-VIDEO: 2系統(VCR/DVR、MONITOR)
コンポーネント: 1系統(MONITOR)
●SR入出力 1系統
●外形寸法:420(W)×401(D)×158(H)mm
●質量:10.0kg
●消費電力:280W
■対応する高音質サラウンドフォーマット
・DTS
・DTS-ESディスクリート6.1
・DTS-ESマトリクス6.1
・DTS Neo:6 (DTS Neo:6 CINEMA、DTS Neo:6 MUSIC)
・DTS 96/24
・ドルビーデジタル
・ドルビーデジタルEX
・ドルビープロロジック
・ドルビープロロジックII (ドルビープロロジックII MOVIE、ドルビープロロジックII MUSIC)
・MPEG-2 AAC