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2014年2月特集

【注目Bluetoothスピーカー一斉レビュー】MAXELL:MXSP-WP2000

公開日 2014/02/19 12:00 高橋 敦
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>>2014年2月特集:注目Bluetoothスピーカー一斉試聴レビュー一覧はこちら


<MODEL 4>
Bluetoothスピーカーとワイヤレス充電の両方に興味のある方は要チェック

MAXELL
MXSP-WP2000
¥OPEN(予想実売価格14,800円前後)
>>製品データベース
2014年2月25日 発売

NFC aptX AAC 防水/防滴 バッテリーの持ち時間 カラー その他特徴
ブラック
置くだけで充電できるQi対応/外部機器の充電対応


どっしりした低音。どんな音量でも聴きやすいバランスを実現

音楽ファンにとってはカセットテープの時代から録音メディアの定番ブランドとしておなじみのマクセル。現在はスマートフォン時代に応じてイヤホンやスピーカーといった製品も展開しており、本機はその最新モデルだ。

サイズ感としては、ボックスティッシュ程度を想像してもらえればと思う。この分野の製品としては大柄な部類だ。そして実はこのモデル、今回紹介する中で唯一バッテリーを搭載していない。つまり持ち歩き用ではなく、室内での使い勝手をよくするためにワイヤレス&コンパクトなスピーカーと言える。


天面にタッチセンサー式の操作ボタン類などを装備

駆動にはAC電源を使用。同社では「音質を優先してあえてバッテリーは内蔵させなかった」としている
バッテリーを搭載しない分のコストと内部スペースの余裕は音質に関わる部分や、他の機能に回されている。

音質に関わる部分としては、メインドライバーに共振して低音を補強するパッシブラジエーターは、底面に3基も搭載されている。数が多ければ良いわけではないが、様々な検討の結果、この数になったということだろう。

機能面ではワイヤレス充電機能「Qi(チー)」を搭載。Qi対応スマートフォンを天板に載せるだけでそれを充電できる。マクセルはiPhone 5とiPhone 4/4sに装着することでそれらをQi対応にできるカバーを用意しているので、そちらも合わせて要注目だ。

ワイヤレス充電機能「Qi(チー)」を搭載

音の持ち味は、低音をどっしりと広げたバランスの上で、高音をかなり思い切ってソフトにしていること。女性ボーカルのシャープに刺さる成分はほとんど感じさせず、またギターやシンバルの荒いエッジ感も主張させない。そういった要素も求める方には物足りないとは思うが、ウォームで聞きやすい音調を求める方にはフィットしそうだ。低音は本当にしっかりと豊かに出ている。音量を上げても高音が騒がしくならず、音量を下げても低音が薄れることはない。聴きやすいサウンドバランスが常に保たれることも特長だ。

Bluetoothスピーカーとワイヤレス充電の両方に興味のある方は要チェックなモデルだ。

MAXELL MXSP-WP2000

【SPEC】●使用ユニット:70mmドライバー×2 ●Bluetoothバージョン:ver.4.0 ●対応プロファイル:A2DP/AVRCP/HFP/HSP ●オーディオ入力:Bluetooth×1、3.5mmステレオミニ入力×1 ●最大出力:7W×2 ●周波数特性:100Hz〜20KHz ●外形寸法:約285W×101H×102Dmm ●質量:約1.2kg


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