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<連載>オーディオアクセサリーひとくちレビュー

【ミニレビュー】オヤイデ電気 電源ケーブル「L/i50 EXs II」

公開日 2024/04/15 06:30 園田洋世
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今話題のアクセサリーを毎週ピックアップして、音質改善のポイントをコンパクトにご紹介する「オーディオアクセサリーひとくちレビュー」。今回は、昨年のオーディオアクセサリー銘機賞2024にて「特別賞」を受賞、ロングセラーの最新世代OYAIDE(オヤイデ)の電源ケーブル「L/i50 EXs II」を紹介する。

OYAIDE 電源ケーブル「L/i50 EXs II」(オープン価格、市場想定価格33,000円税/1.8m)

音数が増えダイナミックレンジの拡がりを実感



オヤイデの電源ケーブル「L/i50 EXs II」を、SACDプレーヤーのマランツ「SA-10」の付属電源ケーブルと差し替えて試してみた。

マランツのSACDプレーヤーの付属電源ケーブルから交換してテスト

付属品グレードから「L/i50 EXs II」に換えるとどれも同じ試聴曲とは思えないほど。アファナシエフ『バッハ:平均律クラヴィーア曲集』は、ヴェールどころでなくカーテンが音場を覆っていたとさえ感じるほど音数が増える。この音を聴いた時点で誰も付属電源ケーブルには戻せまい。

ケーブルカラーはサファイアブルーで、コネクタも本製品のために新規開発されている

直接音ばかりなのは1981年の録音ゆえかとも思ったノイマン指揮、チェコ・フィルの『マルチヌー:チェロ協奏曲』も、音数が増えて実は間接音も結構入っていたことが判明。混濁していた木管の各独奏も明瞭になる。

2018年DSD録音のナガノ指揮、モントリオール交響楽団『ペンデレツキ:ルカ受難曲』はノイズフロアがググーッと下がり、この曲の再生にとって致命的に重要なダイナミックレンジが大きく拡大する。

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