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レビュー
優秀録音ハイレゾ音源レビュー
バーンスタイン:交響曲第2番《不安の時代》
指揮:サイモン・ラトル、演奏:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ツィメルマン クラシック 無 FLAC96kHz/24bit
レーベル:Deutsche Grammophon 配信サイト:e-onkyo music
■山之内 正レビュー
ラトルがベルリンフィル首席指揮者最後の時期にバーンスタインの作品を取り上げたのはこの作曲家の生誕100周年を記念する演奏会でのこと。交響曲第2番は独奏ピアノを含む大編成の作品で、壮大なピアノ協奏曲のような構成が珍しい。ピアニストとして録音や録画が極端に少ないツィメルマンが登場していることが注目されるが、そこにはバーンスタインとツィメルマンの間の音楽を通した密接な関係が存在する。ピアノとオーケストラどちらも鮮明な音でとらえた優秀録音である。2018年6月ベルリン、フィルハーモニーで収録。
総合点
9.4点
低域の伸び9.4点
高域の伸び9.4点
セパレーション9.4点
ディテール9.3点
透明感9.3点
空気感9.4点
質感9.4点
静寂感9.4点
残響
奥行き
音像
アタック